14.11.10

Dearest Tess...

時間が無いないと言いつつも、結局読んでしまった一冊。なんだかんだ言って読んでますね。
Rosamund Lupton
Piatkus Books
発売日:2010-09-02


アマ○ンUKのランキング見て注文したのですが、実は、届いた実物を見たとき、「あ、失敗したかも☆」と思いました。だって、売り文句&デザインがあまりにも陳腐なんですもの。

"Very clever, very surprising"
"You're missing. I'm coming to find you..."
"Nothing can break the bond between sisters..."

という文字が、キラキラ光る赤の文字で印刷されていて、いかにも「誘拐された妹/姉との感動の再会物語」という感じだと…。




本のデザイナーさん、宣伝を書いた方、そして著者さま、すみませんでした!
ページをめくっていくうちに、みるみる引き込まれました。

最後まで読んでやっと、なんでこんな陳腐な売り文句しか載せられないのかがわかりました。
だって、それ以外のことを書くと、ばっちりネタバレなんだもの。抽象的なことしか言えないわけだ…。
最初から最後まで、何が起きたかを頭の中で整理しつつ読まなければフルには楽しめない小説。

とりあえず、この小説を紹介したい私に言えることは、

1.Sisterに宛てた長い一通の手紙という形式で書かれた小説であること
2.失踪したSisterについての話であること
3.ロンドンが舞台であること

くらいでしょうか。
これ以上は絶対に言えない!しかし言いたくてたまらないので、誰かに読んで欲しいのです(笑。
 ちなみに、英語の難易度は、かなり低いと思います。
一人称で語れるので、複雑な構文などはありませんし、基本的には日常生活で使うような用語ばかりです。大体は口語的で、文学的表現はほとんどないと思います。ただし、いかんせん長いので、読み慣れてない人にはしんどいかも。

ペーパーバックが2010年9月に出たばっかりなくらいなので、日本語訳はまだ先のことだと思います。
というか訳したいですよ私が…!
良い訳者さんが訳してくださいますように。



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