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5.9.12

雑多に読書。

随分間が空いてしまいました。最後の旅行記を書こうと思って、書きかけているのですが、中々終わりません。

これは、アメリカに来てから読んだ本たちです。

The Silver Branchは、読んだ気になって読み漏らしていたのに気付いて、読みました。めずらしく、はっきりとした歴史的なできごとのど真ん中に主人公がいるお話でした。歴史の流れの片隅で生きる人の話ばかり読んでいたので、少し意外でした。と言っても、やはり無名の人物が主人公なのですが。

Fire and Hemlockは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品の中でも、かなり上の方の年齢向けなのだと知って、どんなものか読んでみました。日本語訳では『九年目の魔法』という題になっているようです。この作家の得意の言葉遊びが、大量に詰まった本でした。中でもNowhereの言葉遊びが、日本語ではどう訳されているのか、気になって仕方がありません。

『黒祠の島』は、ずっと読みたかった本です。たまたま、こちらのブックオフで見つけたのですかさず買いました。でも、他の作品と比べるとちょっと詰まらない、というか単純なような…?ぞくっとする感じはさすがなのですが、謎ときが予想外に素直でした。

The Swallows of Kabulは、日本の話と西洋の話の間を行き来し続けている自分の読書範囲を、もう少し広げようと思って読んでいます。この本だけ、まだ読み中。


それと、キンドルをとうとう買いました。軽さを最重視して、一番安いやつです。目が疲れず、持ち運ぶにも軽く、本を読むには本当に良い製品です。

そろそろ日本に帰国する時期です。帰国前には、旅行の記事もあげるようにしようと思います。

17.5.12

永遠の女王




読みました。うううん、途中まで、というか最後の1ページまではものすごく面白かっただけに、結末が残念に感じる作品でした。いやでも最後まではものすごく面白かったんですよ…ただ読み終わったはずなのに途中で途切れてる感じがするだけで…!



以下、主に史実に関する話で、物語の核心部分には触れていません。が、エンディング部分についてだけは少し書きたいので最後に離して置いておきます。

23.3.12

Hunger Games

Suzanne Collins
Scholastic Press
発売日:2010-07-03

 全巻読みました。思ってたより面白かったです。
解がちょっとシンプルかな…?と思いつつも、問いかけてくることはけっこう複雑。
エンターテインメント風のバトル・ロワイヤルを効果的に演出しつつも、殺し合うこと、憎み合うこと、の意味を考えさせられます。

くじ引きで男女24名が選ばれてサバイバルゲーム、という粗筋を読んで、バトルを正当化させるための設定か、と思っていたのですが、もちろんそれもあるのでしょうけれどそれだけじゃない気がしました。生き残るための闘いや心の葛藤を見せつけられながらも、背後にありつづける、そのむちゃくちゃなゲームを強制する力のある、大きな権威の存在を感じさせられます。

1巻の話は基本的にサバイバルゲームに徹し、主人公のキャットニスはこんな残酷なゲームを強制してくる権威に対する疑問はさっぱり抱かない。自分の置かれた世界に疑問を持つことなく、自分の命のために戦う。そして、あくまでも自分の生きる社会の枠組み内でしたたかに生き残る手段を考えていきます。2巻、3巻は彼女と周りの人々の、その権威に対する闘いとなってくるのですが、反抗勢力が完全に白と言えないところにまたはらはらさせられます。

こんな超設定でも共感できてしまうのは、おそらく、ところどころにちりばめられた、主人公たちの悩みや心の動きの描写のせいなのでしょう。信用していいのかまずいのか、あの人は私をどう思っているのか。状況は違えど、皆が日常的に考えることを、主人公たちも考え、感じ、悩んでいるように思います。

28.2.12

サトクリフ

最近はまっている作家の一人が、ローズマリー・サトクリフ。
今更?って感じもありますが、今更になってようやく、彼女の作品の良さがわかるようになりました。

サトクリフの作品は大体どれも極度に地味で、文章もそっけなくて、だから想像力を必要としてくる。しかも、小説ごとに文体が微妙に違ってきて、スタイルに慣れたと思って次の本を手に取るとなんとなく裏切られた気分になります。それに理由があると分かったのが、つい最近で、それを理解してからはぐっと読みやすくなりました。

何か読むのが簡単なものが読みたくなって買った、The Shield Ring (邦訳『シールド・リング-ヴァイキングの心の砦-』)を読んでから、がっつりはまりました。
The Shield Ringの舞台は、1066年から少し経った頃の北部イングランド(というか湖水地方)、9世紀頃からヴァイキングの人々が支配していた地域に住む女の子と男の子の話です。1066年とは、つまりノルマン人がイングランドを征服した年。攻め込んでくるノルマン人たちに、イングランドを故郷とするヴァイキングの末裔たちが、追い詰められつつも踏みとどまろうと努力する、そんな話です。
今、私はアングロ・サクソン文学を学んでいます。さらにアイスランドへ行く前には『アイスランディック・サガ』と呼ばれるサガを幾つか読んでいて、それでようやくわかったのですが、The Shield Ringは、サガや、古英語詩を活かした作品なのです。The Shield Ringに何回も登場する古英語叙事詩『ベーオウルフ』は、アングロ・サクソン人が祖先の故郷である北欧の伝説を下敷きにして創った話で、当然ヴァイキングたちも知っていたであろう物語です。サトクリフはこれらの物語を読みこんでいたようで、サガや詩でよく使用されているモチーフや表現が小説にたくさん盛り込んであるのです。例えばこの作品によく出てくるのが、ハイフンで二つの言葉を繋げた複合語。これは多分、新しい言葉を二つの言葉を繋げることによってつくっていく古英語の特徴を、踏襲しているのだと思います。

私にスタイルの由来がはっきりと分かるのはヴァイキングやアングロ・サクソン関連の物語だけですが、きっと他の時代を扱った作品も、その時代の文学や文書、言葉を反映したスタイルになっているのだろうと思います。だからこそ、サトクリフ作品は、作品ごとに文体が変わるのでしょう。


そして忘れてはならない、分かるとちょっと楽しい小ネタが、「イルカの印章のついたエメラルドの指輪」。一番最初に登場するのが、ローマン・ブリテン時代の作品The Eagle of the Ninth『第九軍団のワシ』で、主人公のアクイラの所持品です。この指輪はアクイラの家系に代々受け継がれ、ローマン・ブリテン四部作の主人公たちが所持しているものなのですが、この指輪の系譜はその後も続いていくのです。私が記述を覚えているのはローマン・ブリテンシリーズとThe Shield RingSword at Sunset, Sword Songも手に取った記憶はあるのですが指輪の話は覚えておらず…)だけですが、つまりThe Eagle of the Ninthの133年頃から、The Shield Ringの1066年頃まで、指輪は受け継がれていくわけです。指輪自体の重要性は作品によりけりで、話の中心になることはほとんどないのですが、時代の経過と、ブリテン島に暮らす人々の歴史を感じさせられます。
サトクリフがこの指輪で表現したかったのは、多分、イギリスで暮らしていると時々感じることのある「様々な人が生きてきた足跡」のような感覚なのではないかと思います。場所によりけりですがイギリスには本当に色んな時代の遺跡が残っていて、ふと古そうな建物を見上げると16世紀のものだった、なんてことや、ビジネス街にローマ時代の城壁の一部が、なんてことがけっこうあります。そういうものに囲まれていると、ふと、「今よりかかっている壁に、16世紀の人が触れていたことがあるんだろうな」とか、「私が腰かけているこの遺跡の階段を、2000年以上前に松明を持ったローマ人兵士が登っていったんだろう」と、過去と繋がっている現在を感じることがあるのです。サトクリフが指輪の継承を描くことで伝えたかったのは、その連綿と繋がる過去からの系譜だったのだろうと、私は思っています。

ちなみに、イルカの指輪のシリーズの年代リストはこちらです。rosemarysutcliff.comから引用させて頂きました。

The Eagle of the Ninth (AD 133),
The Silver Branch (about AD 280),
Frontier Wolf (AD 343),
The Lantern Bearers (AD 450),
Sword at Sunset (immediately follows the time of The Lantern Bearers)
Dawn Wind (AD 577)
Sword Song (about AD 900),
The Shield Ring (about AD 1070).

登場人物の物語自体についても色々語りたいことがあるのですが、まとめるのに時間がかかりそうなのでまた今度にしておきます。

7.11.11

ひみつの海

ご無沙汰しています。

 最近、忙しくて本を読む暇が…というか、趣味の本と勉強の本がごったになっていて、今一敢えて感想を書こうという気になる本がありませんでした。が、とうとう面白い本に出会えたので。
 健康自体は、正直普段の状態よりいい感じです。適切な治療を受けられて良かったなあと思っております。たくさんの人に心配していただいて、感謝でいっぱいです。


 …あれですね、小説ウィングスの雑誌の方がもうすぐ発売だそうですね。うおおお金星特急…。そして来月には単行本も出ると…ああああ(、ン、)。一応我慢する心構えで来たはずなんですが、文庫だけなら他の書籍と一緒に送ってもらえば…などと早くも悪魔の囁きが聞こえます。チョコレートⅡが読みたいです。ユースタス夏草アルベルト。(でも11話も読みt。)
 と、語り出すと切りがないので自粛します。本当、ここまではまった作品は久しぶrはいストップ。


そして、本の方。こちらです。
Sven Hedin
I. B. Tauris & Company
発売日:2010-02-02


訳などは未確認ですが、日本語版もいくつかあります。
スウェン・ヘディン,岩村 忍
角川書店
発売日:1968-03-30

かつて楼蘭王国を栄えさせた、中央アジアのロプノール湖。この湖、何百年も流動状態にあり、北へ南へ、何百キロとなく移動しているらしいのです。かつてプトレマイオスもこの湖に混乱させられ、彼の制作したアジアの地図にはこの湖が2箇所に記されているそうです。
 この湖に乗りだしていくのが、著者のスウェーデン人、スヴェン・ヘディン。1934年4月、彼は旅を始めます。目的は、この湖へ繋がる川を辿り、地理を記録すること。と至って真面目なのですが、この著者、冒険中毒で、もう文章から乗り出す時のわくわく感がびんびん伝わってきます。何せこの時代なので、まずは地元の有志を募って召使や料理人として雇い、自身は大した仕事はしていないのですが…それだけに、周囲に目を配る余裕があるのでしょう、見事な描写で地理や人々の様子を伝えてくれます。
 何より素晴らしいのが、これが実話であること。日本語版は未確認ですが、英語版の方にはところどころ写真が挟んであり、これがまた、とても興味深いのです。
ちなみに英語文は、この時代に書いたものなのに簡潔で分かりやすく、さっぱりとした雰囲気です。そこらへんの文学作品より、絶対に読みやすいです。
 問題は、アルファベット表記なので地名や人名に漢字が付いているのかなどがさっぱり分からないことですが(中国の人も出てくるので)…これは、日本語版ではどうなっているのでしょうね。
 ヘディンさんの冒険記の内の1作は、プロジェクト・グーテンベルクでも入手することができます。

 あ、ちなみに記事タイトルは、私が昔補習校で書かされた絵本というか短い本です。おそらく補習校の宿題のなかで唯一楽しめたものではないかと思います。人里離れた山の中に、突如として海が現れる。数か月留まっていたかと思うとまたふと移動してしまうその海と一緒に旅をするリスの話でした。大きさ自体は湖水地方の湖のひとつくらいだけども、塩水なので海と呼ばれている、という設定だったと思います。当時の私が「塩水湖」という概念を知っていようはずも無く…。まあ実を言うと、当時アーサー・ランサムファンだった私がオマージュ的にタイトルを盗んだっていうのもあるんですけどね!

それでは、また。

12.8.11

きんぼし

金星特急10話、まだ読めてません。読めるかどうかもよくわからない…orz
絶対に読めないことが確定したら、ネタバレ感想を漁り始めようと思います。
そんな訳で地図はまだ、更新できません。

下に、NYの写真を色々上げていた(はずだった)記事は、写真が何故か消えてしまったので一旦しまいます。


さて、最近読んだ本…が、無いんですよ実は。
今度アイスランド行くので、エッダだけじゃなくて、サガの本格的なやつ(の現代語訳)を読んでみようと思って一冊簡単そうなのを買ったら、それが700ページ超だったんですよ…。
読みやすい訳ですごく面白いんですが、とにかく長い!
さらに、それを読み終わっても終わらなくても、課題図書のごついやつが2冊控えていまして、いつになったら普段の小説に戻れるものやらわかりません。
とりあえず読みなおしたいと思ってるのが
Rosemary Sutcliff
Front Street Pr
発売日:2007-08

サトクリフによるこの二作。
両作とも日本語で読んだとき、妙に印象に残る本でした。Song for a Dark Queenの方は特に。最後が何とも言えない終わり方で…。まあ、ブーディカと言えば悲劇ものに決まってはいるんですけれども。

それともう一作
Margaret Elphinstone
Canongate Pub Ltd
発売日:2001-10-07

こちら、気になっています。
アメリカ発見な話です。
何時読めるともしれないですけれど…。

8.7.11

終わりのない世界

Ken Follett
Pan Books
発売日:2008-10-03
やっとこさ読み終わりました。
すごく派手な話ではないし、とにかく長いけれど、登場人物の生き生きとしていること!
一つの教会、そして一つの手紙を取り巻く、実に様々な人々の人生が、ぎっちり詰まっています。
読み始めるとやめたくなくなる、妙に吸引力のある本でした。

"World without end"は聖書からの引用で、"Unto him be glory in the church by Christ Jesus throughout all ages, world without end. "(Ephesians 3:21)の末尾部分です。切り取り方が意味深ですが、おそらく「世々教会に栄光あれ」という内容の文章だからというのも、この部分を選んだ理由の一つなのでしょうね。ちなみに、現代訳の聖書では、"to him be glory in the church and in Christ Jesus throughout all generations, for ever and ever!"(同)となっています。

20.5.11

囁く鐘

Brian Sellars
Quaestor2000 Ltd
発売日:2009-01

出だしは良かったのに、途中からあまり面白くなくなった本。ねたばれます。
7世紀くらいのイギリスで生きた女性の物語。小ぶりな王国が出来ては潰れたり飲み込まれたりしていた、不安定な時代ですね。
冒頭辺りから、現実にはあり得ないだろうというシーンがあるのですが、とても魅力的な場面だったのでありかと思い読み進めました。で、まあ(色々とんとん拍子であるにせよ)前半はまあサクサク読む分には面白かったのですが、ラストが非常に納得しかねる感じで放置されているのが残念でした。
死んだと思ってた夫と奇跡の再会をするのはいいにしても、今故郷に帰ったら泥沼だよ主人公!あんたが結婚するとか言っていたロビンフッドの元ネタみたいな男はどうする!しかも今妊娠中だったよね!?その子どうするの??
…という、明らかにハッピーにはなれそうもないところで終わるのです。
2,2巻を出せ…!決着をつけろ!と言いたくなる本でした。出版されたのが2009年だから、もしかしたら続編を執筆中かも?と、首をひねっています。

2.5.11

かつての王にして未来の王

M.K. Hume
Headline Review
発売日:2010-09-30


ようやく、読み終わりました。
全3巻のこのシリーズ、1,2巻があまりにも面白く、アーサーがあまりにも素敵で、彼の死に様が描かれることが決定している3巻は、長らく読む気になれず本棚で寝かせてありました。

 冷静に最終巻を振り返ってみると、1,2巻の勢いは失われた感があります。もちろん、アーサーが既に高齢だということもありますが、どうも聖杯伝説部分の織り込み方に、最後まで100%納得できるとは言い難いものがありました。あれでは、ちょっと無理があるのではないかなー、という思考が終始頭の隅でちらつき…。
 しかし、「アーサー王の最期」は、ちょっぴり無常感を漂わせつつの、とても良い終わりでありました。戦いのさなかで死を迎えることによって、伝説が創られ、「かつての王にして未来の王」たるアーサー像が生まれる、その過程が垣間見えます。
 さて、実際にアーサー王がいたのか、という話になりますと、5,6世紀、押し寄せるサクソン人を一時的にとどめるほどの実力を持つ王あるいは将軍がいた、らしい、ということがわかっています。その王ないしは将軍こそがアーサーの原型である、というのが今の研究成果のようです。ずっと「アーサー王なんてロビンフッド並みに虚実だろ」と思っていた人間としては、びっくりだ、と言うしかないですが…。
 以前1,2巻を紹介したときにも書いたと思いますが、このシリーズはそんな「アーサー王」の原型、5,6世紀のケルト人の王としてのアーサー(筆者の与えた名前はアートレックス)を描いたものです。史実と幻想が混じるブリテン島の戦いの物語。興味を持たれた方は是非ご一読ください。(といいつつ、おそらくいないだろうなあもしいたらぜひお友達になってください!)

ちなみに、姉妹編としてこんなシリーズも始まっているようです。

今度は、アーサー王の右腕であり医術師でもある、マーリン(ミュリディオン・マーリヌス)の生涯の物語。といっても後半生は大体アーサー3巻と被ってくるのでどこまで何が描かれるかは不明ですが…。
アーサー王シリーズが人気が出たからじゃあ次はマーリンだ!という安易な雰囲気が感じられないでもないですが、何分引き込みが強力な物語を書く人ですので、個人的には読むのを楽しみにしています。




追記:
金星特急4巻、6月に出るんですね!何だかんだ言って雑誌で追っちゃってますが、書きおろしが誰視点になるのか、どんな話なのか楽しみです。それに、公式金星マップが載るとのことなのでそれも楽しみ。

19.4.11

星屑

Neil Gaiman
Bt Bound
発売日:2000-01

読みました。お星様が、ちょっと嫌な子だったのに驚きました。まあ、自分を「捕まえた」相手に礼を尽くす必要なんて、よく考えたら全くないんですが。そして、主人公のお母さんが猫耳なのにも。映画…では、普通の女の子だった気がするんだけれど、どうだっけ…と、しばし考え込みました。

さて、やっとこさ新年度が本格的に始まってまいりました。
今年は比較的自由に講義を選択できるので、とても楽しいです。そして、後期には留学。
3年生になるのなんて、本当に早いものですね。


4/20追記:授業中にぼんやりと辞書を調べてたら、ちょっと気付いたこと。
ハウルのCalciferってLuciferからきてたりするのかな、とふと思ったのです。Luceというのが確かイタリア語では「光」という意味だと聞いたことがあるけれど、ルシファーもそうなのかな、と思って調べたところ、もともとラテン語のlight bringing, morning starという語からきているようでした。星が落ちると悪魔になる。まさに、カルシファーのことじゃありませんか。
 そうするとCalciferのCa部分がなんなのか、という問題が残る訳ですが、こちらは何とも言えません。何か意味があるのか無いのか。いつか思いつくことがあれば、また。

9.4.11

Yes sir, yes sir...


こんな本を見つけて、読んでしまいました。

タイトルは、マザーグースより。
Baa, baa, black sheep,
Have you any wool?
Yes sir, yes sir,
Three bags full.
One for the master,
One for the dame,
And one for the little boy
Who lives down the lane.

羊飼いを殺された羊の群れが殺人犯を暴くために奔走する、コメディタッチのミステリーです。

登場羊の名前は色々想起させられるものばかり。
例えば、事件の探偵担当のMiss Maple。アガサ・クリスティのMiss Marpleを匂わせる名前で、実際の役どころもそのような感じ。
そして黒い雄羊、Othello。これには吹きました。読んだ方はわかるでしょうが、シェイクスピアのオセロは劇中で、敵役から「黒い雄羊」と言われているのです。さらに、この羊のオセロが送ってきた人生は、動物園とサーカスでの奴隷生活を含む、とっても数奇なもの。異国からやってきて、一度は奴隷となった経験もあるシェイクスピアのオセロの見事なパロディです。
物語の鍵を握る羊は、Melmoth。こちらはゴシック小説のMelmoth the Wandererが元ネタ。

と、こんな調子です。

さらに、何でも羊視点なおかげで、人間なら気付かないことに気付いたり、人間なら気付くことに気付かなかったりというのが面白いのです。物語のタイプは全く違いますが、何となく、斎藤洋さんの『白狐魔記』シリーズを想起させられます。
ただし、謎ときありきのミステリーとしては、ちょっと解明部分が物足りない気も。

この本、元々はドイツ語で書かれたものですが、邦訳も出ております。既に絶版となってしまったようですが…。『ひつじ探偵団』という本です。

ドイツ語の原作では2作目も出ているようなので、英訳が出たらまた読んでみようと思います。

9.3.11

鏡よ鏡

Gail Carson Levine
HarperCollins
発売日:2008-05-01

NYCのブックオフで見つけて思わず購入。1ドルでした(笑。

"Ella Enchanted"の作者のお伽噺ベースの別作品。
今回は、「白雪姫」が物語に編み込まれています。

個人的に嬉しかったのは、主人公のAza(エイザ、と読むんだと思っていますが、正直自信が無い…)の妹がAreida(アリーダ?アレイダ?)であったこと。今本が手元に無いので確かめられないのですが、彼女、確か"Ella Enchanted"のエラが寄宿学校へやられたときの親友だったと思うのです。ルシンダさんも相変わらず出演して、色々掻き回してくれます。

正直言って、レヴィーンの王子様の描写がワンパターンで、個性があまり無いのですが、彼女の力はお伽噺をわくわくするファンタジーに描き直すところで発揮されているのだから、問題なし!←

しかし、本当にレヴィーンは物語を書くのが上手だなあ。
登場人物の個性は、よく考えると結構ワンパターン。
お伽噺ベースだから、ストーリー展開も結構予測できてしまう。
それなのに、あれよあれよと読ませてしまう。そして読んでいて、楽しい。
こういう話、書いてみたいなあ、と思わせる物語が書ける人。今後も期待しています。

3.2.11

House of Many Ways 感想

Diana Wynne Jones
HarperCollinsChildren'sBooks
発売日:2008-05-05


読みました。
主人公はCharmain(チャーメイン)という女の子なんですが、ソフィーもハウルもカルシファーもモーガンも総出演して来ます。あ、お城も最後にゲスト出演!アブダラのキャストも一部出演します。元拉致王女二人と、料理人と犬一匹が。

そして、ハウルがまた、いい感じにうざい…笑。ソフィは登場早々切れ気味です。
ハウルは、とある事情によりTwinkleという、とっても可愛らしい6歳の少年に化けています。名前からして、ばかばかしいですね!「きらきら」ちゃんですか、と。
そしてこの少年、何ともむかつくことに、前歯が抜けるお年頃のようで、Sの発音がちゃんとできません。
"And do you have to lisp like that?""Yeth,"
(「そんな舌っ足らずでしか話せないの?」「うん」p154)

さらに、ハウルの台詞"Don't you fink I'm pwetty at all?"(「僕、可愛いと思わない?」)という、かなりイラっとくる質問に対するソフィーの返答"Yes...Disgustingly pretty!"(「ええ…気持ち悪いくらい可愛いわよ!」p155)というのもらしくて良いですね。

↑しかし少年ハウルって…駿アニメに影響されてたりするんでしょうか…

 とにかくこの少年ハウル、本気でうざいです(ハウルらしいという意味で)。本領発揮!!!という感じ。
途中で、「こんなの着れない!!僕、あのしましまのやつがいい!!!」とか言って盛大に駄々をこねてくるハウルに吹きました。すごい演技力ではありますけどね…うん、ソフィーに迷惑をかける方向に向かってばかりですね。一応、「君には無理だから、僕がたちゅけに来たんだ」(←苦しい訳だ)と、(相変わらず舌っ足らずに)かっこ良く言うんですけど、その後のガキ行動で完全に帳消しでしたね!

 正直言って、主人公のチャーメインは影が薄かったです。いや、ソフィーたちが濃すぎるのか。もちろん、彼女がメインの話ですが、ソフィーやハウルが出張る出張る…面白いけれど、主人公が今一印象に残らない不思議な本でした。贅沢を言うなら、マイケルがどうなってるのかも知りたかったな…。


でも面白いじゃないですかこの本‼今までになく読みやすい!展開も面白い!(最後がちょっとショッキングだけど…)
何で、邦訳まだ出さないんですか徳間書店さん‼私ならもうただでやりm(黙れ)

前にも書きましたが、このHoue of Many Ways(Castle in the Airも)はHarper Collins社のHPで一部を無料試読できます!ぜひ興味を持たれた方はお試しを!


追記:あまりにも気分が湿気ていたので、明るい色のデザインに変えてみました。読みにくいようでしたら、戻そうと思っています。
追追記:「読書」ラベルの記事が氾濫しまくっていたので、思い切って「和書」「英書」に分けました。「読書」ラベルは潔く削除しました。

16.1.11

つぼにはまった

Diana Wynne Jones
Greenwillow Books
発売日:2001-08-07



こちらも読んでしまいました。絶賛不勉強中!
Howl's Moving Castleの続編です。
このレベルの児童書だと、語彙の勉強になるという言い訳すら聞かないですね(^^;)しかし、絶対に日常生活では使わない語彙だけは身に付くという…。
あ、ここからネタばれます。



さて、こちらの物語はアラビアン・ナイトベース。アラビアン・ナイトのお決まり要素が続々出演。魔法の絨毯、ジン、ジーニー、お姫様、王子様、盗賊。でも、ソフィーとハウルと息子くんとカルシファーとジャスティン王子が、さりげなーく活躍しています。全員、元の形を失ってるので、最後の最後まで分からないわけですが(笑。

しかし、ハウルがカタカタ震えてるのが可愛いし、ソフィーがでかくなるのも素敵だし、カルシファーがおだてるとすごい力を発揮するのも、ジャスティン王子の柄が悪いのも、楽しいものですね。

そして、ハウルによってソフィーが猫に変えられてる間に、息子が生まれるとは、すごい展開。しかも、「モーガン」っていかにも過ぎる名前(笑。強力な魔法使いになることが予想されます。

それにしても、DWJの「続編」って、何だか同人誌じみた雰囲気と言うか、二次創作的な雰囲気がありますね。キャラクターで遊んでるからでしょかうか。


さらに調べていたら、次の「続編」も、一昨年発行されていた…!こちらです。
なんと、邦訳は出ておりません!何で…1巻ジブリになったのに…きっとみんな読むから!(しかし自分自身、日本語訳が読みにくいと感じたのもまた事実…でも、あれがベストな訳ではあるんじゃないかとは思う。ダンの詩の訳には若干違和感があるにせよ)
Diana Wynne Jones
Greenwillow Books
発売日:2009-06-01

こちらもまた、主人公が別でハウル御一行様は「ゲスト出演」(公式サイトにそう書いてあるんです!)
イギリス版とアメリカ版が(当然)あるんですが、ハリ○タのように変えられていると嫌なのでイギリス版(らしきもの。ポンドの価格しか書いてないので)を注文したら、届くのにえらく時間がかかっています。
 そうそう、ハリ○タのアメリカ版って、タイトルとスペリングだけ違うのかと思いきや、実は内容まで変更されているらしいです。アメリカの事情に合わせて、どのキャラクターがどの人種か、はっきり分かるように書きかえられているのだそうです。私は読んだことがないので、未確認なのですが…。興味深い変更ですね。入れ込んでる人には、受け入れがたいかもしれませんけれど。

ちなみに、これらの本は太っ腹な出版社ハーパーコリンズ様のbrowse insideというサイトで、何章目かまで読むことができます。本の雰囲気(と難易度)がつかめる程度の量を読めるって、ありがたいです。1ページや2ページじゃ、分かりませんもの。

13.1.11

ハウル続き

ハウル原作で、ハウルに向けた荒地の魔女の呪い、という形で出てくる詩について。

SONG (Go and catch a falling star)
by John Donne
ちなみにこの人、「金星特急」に出てきたジョン・ダン氏のモデルだそうです(いい加減にした方がいいと思うけど著者様がおっしゃっていたので事実です。)

GO and catch a falling star,
Get with child a mandrake root,
Tell me where all past years are,
Or who cleft the devil's foot,
Teach me to hear mermaids singing,
Or to keep off envy's stinging,
And find
What wind
Serves to advance an honest mind.

If thou be'st born to strange sights,
Things invisible to see,
Ride ten thousand days and nights,
Till age snow white hairs on thee,
Thou, when thou return'st, wilt tell me,
All strange wonders that befell thee,
And swear,
No where
Lives a woman true and fair.

If thou find'st one, let me know,
Such a pilgrimage were sweet;
Yet do not, I would not go,
Though at next door we might meet,
Though she were true, when you met her,
And last, till you write your letter,
Yet she
Will be
False, ere I come, to two, or three.

流れ星を捕まえろ、
子どもと共にマンドレークの根を取ってこい
過去の年月がどこにあるか、
或いは悪魔の蹄を割いたのがが誰かを教えてくれ
人魚の歌を聞く方法を、
或いは嫉妬の棘を退ける方法を教えてくれ
そして見つけてくれ、
どんな風が、
正直な心を進ませることができるのかを。

もしあなたが奇妙なものを生まれつき見ることができるのならば、
見えないものを見ることができるのなら、
一万の昼と一万の夜を乗り越えよ、
老いが雪のような白髪を積もらせるまで
そなたは、再び戻るときには、私に語るがいい
今まで見たこともないような奇跡の数々を
そして誓うのだ、
どこにも、
誠実で美しい女などいないと。

もし見つけたなら、知らせて欲しい
そのような巡礼は甘美なものだ。
だが、そうはしないでくれ、私が行くことはないだろう、
隣で我々(多分、女と自分)が会うかも知れないにせよ、
あなたが会ったときに、彼女が誠実だったにせよ、
そして最後に、あなたが手紙を書いた時までそうだったとしても、
しかし、彼女は
不実で
あるだろう、私が来る前に、2人か、3人に。
※直しました。ですがまだ誤りがあるでしょう。解釈によって訳が分かれるところもあります。大体こんな感じ、ということです。


高校での記憶を手繰って手繰って、普通に解釈するならば…
第一スタンザ:不可能なことを列挙し、これが可能であれば女性というものもまた誠実であるだろうと主張
第二スタンザ:どんなに長く旅をし、様々な奇跡を見たとしても、誠実で美しい女性はどこにもいない、と主張(しかし前半2行がこれではいまいち説明できないorz)
第三スタンザ:もし見つけたなら、作者も彼女に会いに行きたいと言いかけるが、やはりやめておこうと考える。なぜなら、結局彼女が浮気しないことなどあり得ないから

という感じでしょう。もちろん、意味深な詩なので異論は沢山あります。

で、ハウルに出てくるのは、第二スタンザまで。呪いも、どうやら第二スタンザまでのようです。
こちらの解釈は、結構ストレート。
第一スタンザの不可能な事柄のリストは、ハウルの世界ではまああり得ること。これらの条件は、ハウルへむけられた呪いが発動するためのステップとなっています。
Thou, when thou return'stは、呪いが発動すればハウルが荒地の魔女に捕らえられることを意味します。最後の三行は、分かりにくいのですが、ハウルが一人の女性を愛し続けることができないことを意味しているのかもしれません。

ちなみにこの呪いのおかげで、ハウルの歳がわかります。生まれてから一万日=27歳ですね!

以上!

+
そうそう、この詩、結局女性の性質について語ったものだという解釈が一般的みたいなのですが、詩全体にちりばめられたファンタジー要素のある言い回しのおかげで、別のファンジー作品「Stardust」Neil Gaiman著にも使われています。ちなみに映画化もされていて、意外と面白いです。敢えてファンタジーの王道を突っ走ってる作品だと思います。

12.1.11

Howl's Moving Castle

Diana Wynne Jones
Greenwillow Books
発売日:2001-08-07


読み終わりました。勉強が手に付いてないのがバレバレですね。

昔(日本語で)読んだときは、何だかハウルがウザいのと蕪が不気味なのとソフィーが石頭すぎるのとで、あまり好きでない作品でした。
今読んでみたところ、面白いじゃないですか!←

最初から人生を諦めてるソフィー、鰻のように逃げ回るハウル、相変わらず結構怖い蕪頭。魅力的な面子じゃないか!と、今度は感じました。

自分のなかで何がどう変わったのか分かりませんが、このちょっとひねくれた感じのユーモアが好きになりました。

またあとで、感想を叫びに来るかも知れません。

9.1.11

ROOM

Emma Donoghue
Picador
発売日:2010-08-06


はい、読み終えました。読み始めたらすごい吸引力あって、4時間くらいかけてしまいました。
まあ、帯から想像した通りの話でしたが、案外あっさりしていましたね。
5歳児視点だからでしょうか、恨み辛みというものは感じられず。
この本に点を付けるのだとしたら、5点中3.5点くらいです。好みではありませんでしたが、それなりには面白かったです。

世界には「部屋」しか存在せず、外は「大気圏外空間」だと信じている男の子ジャック。彼にとっての人間は「母さん」と「ジャック」だけ。夜、彼が寝た頃に部屋の外からやってきて、色んなものを届ける「ニック爺さん」は、半分本物で半分うそもの。「部屋」の中の物はみな、ジャックの友だち。
「部屋」にあるテレビのなかでしか見えない外の世界を、ある日母さんが本物だと言いだす。外には山があって街があって、人がいるのだと初めて聞かされ、「部屋」から逃げ出そう、と言われる。

という感じのあらすじ。

で、これが和訳されるとして、問題になるのが、「部屋」の中の物の呼び方。ジャックは例えば、歯ブラシやマット、ベッドのことを定冠詞無しで呼んで、人格のようなものを与えている。それはどうやって日本語で表現すればよいのだろう。「ベッドくん」とかでしょうか。正直言ってそれくらいしか方法がないような、でもやりすぎると妙な可愛さが生まれてしまうような。

30.11.10

名探偵と超人

しばらくぶりです。

ここ数週間は、学祭準備→学祭→燃え尽き症候群(軽症。酷かった友は、学祭後5日間位不登校でした)というありがちなパターンに巻き込まれ、すっかりブログをお留守にしていました。ずっとおざなりだった勉強も、遅れを取り戻さねばならず…。

そんな忙しい中、読み始めちゃったのがこれ

流行には、必ず一歩遅れて乗る人間ですので、例によって皆の熱が冷めたころに購入☆
もとがスウェーデン語なので、英語で読む意味はほとんどないんじゃないかと思いますが、値段がやたら安いのにつられて…。
とりあえず読んで数ページ目で「名探偵カッレくん」、数章目で「長靴下のピッピ」が登場し、テンションが上がったことを報告しておきます(←)
今、1/3くらい読んだのですが、裏表紙のIngmar Bergmanの映画と「羊たちの沈黙」が合わさったような作品だという主張は、眉つばのような気がします。ああいう、得体の知れなさは特にないような。

読了後に、また何か言いに出てくるかもしれませんが、とりあえずはこれくらい。

14.11.10

Dearest Tess...

時間が無いないと言いつつも、結局読んでしまった一冊。なんだかんだ言って読んでますね。
Rosamund Lupton
Piatkus Books
発売日:2010-09-02


アマ○ンUKのランキング見て注文したのですが、実は、届いた実物を見たとき、「あ、失敗したかも☆」と思いました。だって、売り文句&デザインがあまりにも陳腐なんですもの。

"Very clever, very surprising"
"You're missing. I'm coming to find you..."
"Nothing can break the bond between sisters..."

という文字が、キラキラ光る赤の文字で印刷されていて、いかにも「誘拐された妹/姉との感動の再会物語」という感じだと…。




本のデザイナーさん、宣伝を書いた方、そして著者さま、すみませんでした!
ページをめくっていくうちに、みるみる引き込まれました。

最後まで読んでやっと、なんでこんな陳腐な売り文句しか載せられないのかがわかりました。
だって、それ以外のことを書くと、ばっちりネタバレなんだもの。抽象的なことしか言えないわけだ…。
最初から最後まで、何が起きたかを頭の中で整理しつつ読まなければフルには楽しめない小説。

とりあえず、この小説を紹介したい私に言えることは、

1.Sisterに宛てた長い一通の手紙という形式で書かれた小説であること
2.失踪したSisterについての話であること
3.ロンドンが舞台であること

くらいでしょうか。
これ以上は絶対に言えない!しかし言いたくてたまらないので、誰かに読んで欲しいのです(笑。
 ちなみに、英語の難易度は、かなり低いと思います。
一人称で語れるので、複雑な構文などはありませんし、基本的には日常生活で使うような用語ばかりです。大体は口語的で、文学的表現はほとんどないと思います。ただし、いかんせん長いので、読み慣れてない人にはしんどいかも。

ペーパーバックが2010年9月に出たばっかりなくらいなので、日本語訳はまだ先のことだと思います。
というか訳したいですよ私が…!
良い訳者さんが訳してくださいますように。



16.8.10

中つ国の鍵

というタイトルの本を、買ってしまいました。
こちらです

トールキンの作品のルーツを中世文学に辿る、という内容(だと思います。未読なので)。中世文学中心なのか、トールキン作品中心なのかは、まだ分かりません。


最近、読みたい本の増える速度と読むスピードが一致せず、本がたまってばっかりです。
それも、「積読」状態ではなく、全部読みかけ、という大変中途半端な状態。なんとかしなければ…。


もう夏休みに入って大分経ちますが、やりたいことリスト:

仮免取得(現在、20㎞/hで十分ビビっております)

Moby Dickを読み終える(まだ半分まで来てない)

古英語をちょっとは読めるようになる(せめてThis is a penが読めるレベル)

Lord of the Ringsをもう一回読む(実はざざ読みしたことしかないのです。日本語版は「馳夫」時点でギブ。)ボンバディルは、多くの読者の躓きの石だと思います。

The Keys of Middle-Earthを読む(うん、読みたい…んだけど…とりあえず、古英語がもうちょっとできるようになって、指輪を読み終えたら…って道が遠い!)


うわあ、無理っぽい(笑顔)
まあ、せめてモビーと古英語くらいはクリアしたいものです。

あ、…「獣の奏者」の外伝もあるんでしたっけ。どうしよう、読もうかな、やめとこうかな…。読んだら、あの最後を思い出して数倍悲しくなりそうで、迷っています。