出だしは良かったのに、途中からあまり面白くなくなった本。ねたばれます。
7世紀くらいのイギリスで生きた女性の物語。小ぶりな王国が出来ては潰れたり飲み込まれたりしていた、不安定な時代ですね。
冒頭辺りから、現実にはあり得ないだろうというシーンがあるのですが、とても魅力的な場面だったのでありかと思い読み進めました。で、まあ(色々とんとん拍子であるにせよ)前半はまあサクサク読む分には面白かったのですが、ラストが非常に納得しかねる感じで放置されているのが残念でした。
死んだと思ってた夫と奇跡の再会をするのはいいにしても、今故郷に帰ったら泥沼だよ主人公!あんたが結婚するとか言っていたロビンフッドの元ネタみたいな男はどうする!しかも今妊娠中だったよね!?その子どうするの??
…という、明らかにハッピーにはなれそうもないところで終わるのです。
2,2巻を出せ…!決着をつけろ!と言いたくなる本でした。出版されたのが2009年だから、もしかしたら続編を執筆中かも?と、首をひねっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿