前回は、結構忙しくあまり読みなおしたり考えたりする時間と余裕が無かったので、続きをつらつらと続きます。例にもれずネタバレです。
砂鉄が妙に素直でしたね。
いつかアルベルトに仕返ししてやるんだ!とか、
わかりやすい交換とか、
「せめて怯えられずに過ごせることを願おう」←どこまで控えめなんだ!まあその後の邪念で帳消し気味だけど!とか。(でもおそらくリオンの件があっただろう後でも銀魚は健在だからきっと大丈夫なんじゃないk)
そして、ユースタスの髪に指を絡めるとか…ここのくだりもきっと殿下にばっちり見られてるんだろうなあ、と思うと激しく後腐れしそうで心配です。
しかし、お互いの名前を意地でも呼ばない砂鉄とアルベルトが面白いですね。砂鉄はともかく、「僕のボディガードさん」とか「黒の二鎖」とか色々手を変えて呼ぶアルベルトの努力が涙ぐましいという他無し。
純国普と世界語。
世界語が恣意的に始められたらしいことは既に分かっています。が、誰が何故、聖書を改変するほどの、歴史を変えるほどの労力を費やして、世界語を普及させたのだろう。イスラム王朝が200年程早く誕生しているなど歴史がおかしくなっているのは、世界語関連なのか、金星関連なのか。
それにしても、バベルの故事がやたら本気にされてますよね。あれはただの「神話」の一バリエーションでしかないはずなのに、何故かキリスト教とは思えない人も含めて皆が引用してこの世の成り立ちを語る。世界語がつかわれるようになった経緯の、科学的な説明は無いんだろうか。
錆丸の過去。
少しずつ明らかになってきたものの、まだまだ良く分からないことだらけ。
9年前に13歳で金星と出会い、母親が殺され、兄が逮捕された。それ以降、成長が止まった。
でも、錆丸が養父母と暮らし始めたのは物語の「今」から2年前。
9年前から2年前までの7年間、錆丸はどこで、何をしてたんだろう。もし養護施設的なものに入っていたのなら、成長が止まっていることもばれてしまうだろうし、そもそも養父母が引き取るような年齢じゃないこともわかってしまうはず。
ところで。
ヴィットリア王女の持ってた宝石箱って、もしや、アルベルトにぶつけたやつだったりするんでしょうか。だとしたらぜひもう一度げふげふ
しかし、結構厄介そうですねこのお姫様。ユースタスとばっちり出会っちゃう感じですが、どうするんだろう。「実は女でした、許してね!」じゃ済まないような。砂鉄もユースタスもアルベルトも扱いかねそうなこの王女様、錆丸なら捌けそうだけどいないしなあ。
そうそう、来月の4巻の書き下ろしの話のこと。誰視点か色々と作者の嬉野君さんのところへ予想が寄せられているけれど、今のところ正解者はいないとのこと。うーん、誰なのか気になりますね。今のところ、メインっぽいキャストで書き下ろし視点になってないのは三月、夏草、雷鳥、無名、黒曜(…)、くらいでしょうか。まさかの黒曜…は、ネタバレになるから無いでしょうね。個人的な欲を言えば、夏草視点希望です。何考えてるのか今一分からないから、彼の目線から金星ワールドを見てみたい。でも多分違うんだろな、正解者がいないってことは結構意外なキャラのはず…しかし、4巻に登場するキャラってそんなにいないよなあ。うーん、怪しいのは月氏の面々だろうけれども。
「次号巻頭カラー」予告に胸躍らせるもつかの間、自分は買えない=読めない、ことに気付いてがくっと落ち込みました。うん、ロンドンならまだしも、あそこじゃ絶対無理だよね…(ぐすん)。と、言う訳で、連載を追えるのは多分今回が最後…!むしろ、単行本さえ追えるか怪しい!うわあああん!!
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