ここのところ、結構連続で学業とは関係の無い本を読んでいます。
不審火で親友を亡くした主人公に、死んだはずのその友から電話がかかってくる。そして、彼の死の理由を解明してほしいと依頼してくる.。
←魅力的な出だしじゃないか!と思う人向けの物語。ここでひっかかってしまう人には、お勧めできません。
展開は若干読めてしまうし、少々ご都合なところもあり。でも、読めて何が悪いの?それ以上にストーリーが面白ければ問題ないじゃないか!と、主張したくなる本です。
それにしても、携帯電話に亡くなった本人の姿が映し出される、というのはいかにも現代のファンタジーだな、と。きっと、数十年後にはもうこれも古くなって「平成の香り」がする、とか思われるのだろうなあ。
(しかし、彼は本当にこれで納得して「成仏」し得たのか。そこが疑問。疑問に思っちゃいけないのか、疑問に思っていいのか、そこにも考え込んでしまいます。実は成仏してなくて、というか成仏云々は関係なく…という展開でも、畠中さんならありかもしれない、と思ってしまう)
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