"Ella Enchanted"の作者のお伽噺ベースの別作品。
今回は、「白雪姫」が物語に編み込まれています。
個人的に嬉しかったのは、主人公のAza(エイザ、と読むんだと思っていますが、正直自信が無い…)の妹がAreida(アリーダ?アレイダ?)であったこと。今本が手元に無いので確かめられないのですが、彼女、確か"Ella Enchanted"のエラが寄宿学校へやられたときの親友だったと思うのです。ルシンダさんも相変わらず出演して、色々掻き回してくれます。
正直言って、レヴィーンの王子様の描写がワンパターンで、個性があまり無いのですが、彼女の力はお伽噺をわくわくするファンタジーに描き直すところで発揮されているのだから、問題なし!←
しかし、本当にレヴィーンは物語を書くのが上手だなあ。
登場人物の個性は、よく考えると結構ワンパターン。
お伽噺ベースだから、ストーリー展開も結構予測できてしまう。
それなのに、あれよあれよと読ませてしまう。そして読んでいて、楽しい。
こういう話、書いてみたいなあ、と思わせる物語が書ける人。今後も期待しています。
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