どうも、風邪をひいて自主休講中のwayaです。
遅ればせながら、「魔術師マーリン」って、アーサー王伝説に全く忠実じゃないですね。とりあえず、ラニア編の「アーサー王と円卓の騎士」とは月とすっぽんです。
まず、アーサー王子、当たり前のように城で「王子」として育っていますが、そこからして違います(笑。本当なら、生まれてすぐ、マーリンがとある騎士の家に預けているはずです。それというのも、妾腹(というか不倫…)の子供だから。
さて、ここで早速「マーリン」が出てきますが、このマーリン、既にウーサーに仕える身です。というわけで(いわずもがなですが)年齢が違…。
そして、あるときある教会で見つかった「この石と金床よりこの剣を引き抜く者こそ正しい生れながらのイングランドの王となるものなり」と銘打たれた金床に刺さった剣を抜いて、アーサーは王となるのです…。
ははは、だいぶ違うというか、ドラマと被っているところが今のところありませんね。あえて言えば登場人物の名前が同じ、と言うところでしょうか。
ちなみにアーサーも大分よい性格をしており、この剣を抜くのも、「兄さんが今剣を必要としている。おっとあそこに剣が刺さっているぞ、ちょうどいい!」という風にして実行するのです。
次、その他の登場人物の立ち位置が分からないことについて。
一話の大部分を見逃したせいかも知れませんが…
①グウェン(=グウィネヴィア)がただの小間使いっぽい。あれ、王女じゃなかったっけ?えらい庶民的な…。しかもマーリンといい感じなのはなぜ?ランスロットに惚れるんじゃありませんでしたっけ。
②モーガン(モルガナとも)の立ち位置が完全に不明。
アーサーの異父姉って設定のはずですが、なぜか城に住んでいます。アーサーの姉なのかと思いきや、アーサーと非常にいい感じになっているので、違うらしい…(いくらなんでもファミリー向けのドラマで近親相姦は無いでしょう)。
③ニムエって誰?
ニムエって言うと、「Lady of the Lake」で、アーサー王が彼女から剣を頂いちゃったり、マーリンが恋して最終的に岩か何かの下に封じられちゃったり、ランスロットを育てちゃったりな精霊的な人物だったと思うんですが、ドラマでは歌姫の命と若さを奪ったりと完全に魔女扱いされています。唯一、水関連の魔術を仕掛けてくるところが伝説との共通点と言えるでしょうか。あ、あとマーリンが第3話の最後に「僕の力を認めてくれるんなら魔女だっていい!」みたいなことを言っていたのも、この伝説を踏まえてのことでしょうか。
とりあえず自分用に相違点をまとめてみましたが…ぶっちゃけ、相違点の方が多いですね。何と言うか、行き過ぎちゃったパラレルワールド設定的なものを感じます。基本的に名前と能力しか共通点が無いっていう…。大胆に創作しちゃいましたね脚本家さん。
伝説無視なおかげで、何がどうなるか分からないという楽しみがありますね^^
だから観てて結構面白いのか!
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