5.9.12

雑多に読書。

随分間が空いてしまいました。最後の旅行記を書こうと思って、書きかけているのですが、中々終わりません。

これは、アメリカに来てから読んだ本たちです。

The Silver Branchは、読んだ気になって読み漏らしていたのに気付いて、読みました。めずらしく、はっきりとした歴史的なできごとのど真ん中に主人公がいるお話でした。歴史の流れの片隅で生きる人の話ばかり読んでいたので、少し意外でした。と言っても、やはり無名の人物が主人公なのですが。

Fire and Hemlockは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品の中でも、かなり上の方の年齢向けなのだと知って、どんなものか読んでみました。日本語訳では『九年目の魔法』という題になっているようです。この作家の得意の言葉遊びが、大量に詰まった本でした。中でもNowhereの言葉遊びが、日本語ではどう訳されているのか、気になって仕方がありません。

『黒祠の島』は、ずっと読みたかった本です。たまたま、こちらのブックオフで見つけたのですかさず買いました。でも、他の作品と比べるとちょっと詰まらない、というか単純なような…?ぞくっとする感じはさすがなのですが、謎ときが予想外に素直でした。

The Swallows of Kabulは、日本の話と西洋の話の間を行き来し続けている自分の読書範囲を、もう少し広げようと思って読んでいます。この本だけ、まだ読み中。


それと、キンドルをとうとう買いました。軽さを最重視して、一番安いやつです。目が疲れず、持ち運ぶにも軽く、本を読むには本当に良い製品です。

そろそろ日本に帰国する時期です。帰国前には、旅行の記事もあげるようにしようと思います。