31.12.09

HAPPY NEW YEAR

新年あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いいたします。

23.12.09

お知らせー

・アマゾンに、ドイツ語版獣の奏者闘蛇編の表紙イラストがupされました!クリックで日本アマゾンに飛びます。

・今日の朝日新聞朝刊5ページに、豪華に丸々1面を使った、獣の奏者宣伝が出ています!
「100万の涙。」という宣伝の仕方に違和感を感じつつも(自分が泣かなかったという訳ではない)、何だか嬉しいです。

・アニメ情報。

*1月9日から「エリン総集編」をやってくれるようですよ!
 N○Kの「総集編」、好きじゃなかったけれど、今回はやってくれて嬉しい!

*これは皆さんがご存知なのかもしれませんが…アニメワールド+BLOGってとこで、上橋さんが、『エリン こぼれ話――原作者のアニメ監修日誌――』という記事をシリーズで投稿してらっしゃいます。ちょうど最終話に合わせて最後の記事がアップされたようです。全13回、読み応えがあります。

ネタバレですよ!

鋼の錬金術師24巻、読みました!E・E!

 エドがほとんど出て来ませんでしたね!
むしろスロウスV.S.アームストロング姉弟、ラースV.S.グリリン、お父さんV.S.お父様が白熱中。

 …って、おおおおお、お爺様!!!!ばっばばばばっバッカニア大尉!!私が好きなこの二人がいっぺんに…!?
 裏背表紙からして二人ともまだ亡くなっていないようですが、この状態までいっといて助かるほど、荒川さんのシナリオは甘くないような気がします。

 背表紙と言えば、とうとう真理君がキャラとして出て来ましたね。4コマ漫画ではギャグキャラ化が定番、エドにも「真理の野郎」とか人格みたいに呼ばれてるけど、実際のところどうなんだろう。そういえば真理君、カバー裏やなんかでは、マスタング大佐以上にいじられてるような…。

22.12.09

1984読破!!!

 ぶはぁっ、こちらの世界に、も、戻ってきた…!
面白かった!何かもっと気の効いたことを言いたいけど、私の頭脳のキャパがいっぱいで何も言えないです。もう少し頭を冷やしたら、この記事削除してまともな感想書きます。
 しかし頭が満杯で、「自負と偏見のイギリス文化」を読むどころじゃない…。すっごい軽いノリの漫画or小説が読みたくなってきました。とにかく笑えるやつ!!

20.12.09

うっ

 冬休み到来!と同時にバイト終了(TT)。予定より早く終わってしまいました。そして同時にレポート書き大会に突入。
 特に意味もなく、ブログデザインを変えてみました。

 1984ネタ。
 作中に何度も出てくる、マザーグースの「オレンジとレモン」が頭をぐるぐるしています。というわけで、何となく色々考えてみようかと思います。
 この歌、むかーし向こうの小学校で遊んだ記憶があります。さりげなく終わりが怖いな、と当時からぼんやり思っていた歌です。

Oranges and lemons,
Say the bells of St. Clement's
オレンジとレモン、と聖クレメントの鐘が言う、

You owe me five farthings,
Say the bells of St. Martin's
お前は私に5ファージング借りがある、と聖マーティンの鐘は言う。

When will you pay me?
Say the bells of Old Bailey.
いつ返してくれるんだ?と、古いベイリーの鐘が言う。

When I grow rich,
Say the bells of Shoreditch.
私が金持ちになったとき、とショーディッチの鐘は言う。

When will that be?
Say the bells of Stepney
それはいつになるんだ?と、ステフニーの鐘が言う。

I do not know,
Says the great bell of Bow
私は知らない、とボウの大きな鐘が言う。

Here comes a candle to light you to bed
And here comes a chopper to chop off your head!
ここにあなたを寝床へ導くろうそくが来た、
そしてここにあなたの頭を切りに、首切り人が来た!

 遊びとしては、二人がつないだ両手を挙げてアーチを作り、歌を歌っている間に他の人がそれをくぐって、歌の最後に両手を下げたときに捕まった人が負け、というものです。要するに、びりっけつが首切られる、と。かごめかごめと非常に近いものを感じます。ネットでは、「ボウの鐘というのは処刑を知らせる鐘であり、当時は斬首が一般的であった」という説明が流れていますが、本当かどうかは分かりません。
 
 1984に載っているバージョンを読んで何となく違和感を感じていたんですが、ネットで歌詞を調べて分かりました。上に載せたバージョンでは、そして私の覚えてるバージョンでは、five farthingsだったのに、1984では何故か、threeになっているんです。ネットに流れてるのはfive版しかないようだけれど、これはオーウェルが意図的に変えたんだろうか。
 作品中に繰り返し出てくるだけに、色々勘繰りたくなります。「3」と言えばビッグ・ブラザーのスローガンも三つだな、とか。今のところ(まだ半分ちょいです)、はっきりしたことは分からないですけれど…。

18.12.09

迷いながら。

 勉強しようと思って大学の図書館行ったら、みんぱくの月刊誌というトラップに引っかかりました。図書館で自習なんてまともにできた試しが無い。ああっ、上橋先生のインタビューコピってくるの忘れた!!
バイトやら課題やらなんやらで、12日から投稿が途切れていたWaYaです。
最後に私信がくっついてます。

 大阪に(時期を選べば(笑)安く行けるバスを見つけて迷っています。村上水軍は魅力的だけど、みんぱく旅行と分けるべきか否か。

読書めも。

A Tree Grows in Brooklyn
by Betty Smith
読了。良い話だった!! 11歳の少女が極貧のなか、ニューヨークで大人になっていくまでの話を描いた物語なんですが、その描写が何とも心に響いてくるんです。敢えて例えるなら、「狐笛のかなた」マイナスときめき、といったところでしょうか。ロマンチック、ではないけれど、登場人物や舞台の「息遣い」が聞こえてきます。作者はベティー・スミス。この作品は、彼
女の自伝的小説だと、言われています。でも、何故か日本語訳は出ていないんです。残念すぎる。

1984
by George Orwell
を読み始めました。半分くらい来たかな。「新語法」"Newspeak"がすごい。あと、読んだ人が身近にいると、O comrade(日本語訳では「同胞よ」とかになるのかなぁ?)、と呼びかけたくなります。
授業中、机の上に放って置いたら、先生に授業に利用されました。先生曰く「超面い!!!」(実際の言葉です)だそうです。

 関係ない話。混んだ電車の中で英語の小説を読んでいると、日本語の小説を読んでいる時より押されないような気がします。日本人が持っているとよく言われる、いわゆる「欧米への憧れ」の表れなのか、それともただ、妙なやつには近づかない方がいいと思ってるのか。うっかり倒れた時に周りの人が後ずさった辺り、後者かもしれない。

これから読みたい物:
月魚(まだ読めてないんです…涙)

Animal Farm

The Alchemist

以上の三点。ドリアン・グレイの難解な文章に慣れたせいか、英文を読むのがやたら速くなったような気がします(というか何を読んでも簡単に見える!気のせいだ!)。



私的なこと。

読みましたよ!やったー!!

と、某方の真似をしてつぶやいてみる。

12.12.09

次会うときは法廷よ!

←こいつらが一瞬、アスランに見えました。菓子のくせにディテールがすごいです。


「百姓貴族1」買いました。
 面白いです!北海道農業ライフは(色々と)強烈で、他ではまず経験できないことばかり。
 理解のない非農業人に対する抑えきれない怒りも伝わってきます。
 期間限定でしたが、荒川さんが紹介してるような農業生活(もう少し控え目でしたけれど)に参加したことがあります。…一週間の終わりには喘息起こして倒れました← 

 「聖☆おにいさん」、読んでます(ちなみに橋の下のアレも)。中高通してその系統の学校だったので、イエスなネタは大体理解できます(笑。「おにいさん」の存在を知る前から、「イエスの口癖って『はっきり言っておく』だよね!」とか言っていました。
 もともとギリギリなネタだと思うのであんまり語りすぎないようにしますが、大好きです!口頭でならいくらでも語ります!

※タイトルは、これから某訴訟(のシミュレーション)をやる予定なので。関係なくてすみません、でも一回言ってみたかったんです!!(リアルでは言いたくないけれど!)

9.12.09

むむ?

 私の書いた何が悪かったのか分かりません(いやおそらくジョン・ダンの話でしょうけれど)が、やたらアレな広告(しかも日本語じゃない(笑)が投稿されていてびっくりしました。しかも全部の記事に均等についている訳でもなく、かなりアットランダムな感じで探すのが面倒でした




 今、辞書作りに携わる作業をしています。どんな作業とも辞書とも言えませんが、面白いです。うん、こういう仕事がやりたかった!お金が貯まったら村上水軍博物館へ行こうと思ってます。途中で大阪とか寄れたらいいなあ。国立民族学博物館にも行きたい!(「海の人類大移動」は愛読書です)それに、実は大阪に行ったことがないんです…。

2.12.09

ブロンテ!

 今日は冬にぴったりな、芯から寒くなるような詩を(え)。いつもの通り、勝手な訳を付けました。

Fall, Leaves, Fall
by Emily Bronte

Fall, leaves, fall; die, flowers, away;
散れ、葉たちよ、散れ。死に絶えろ、花たちよ、去れ。
Lengthen night and shorten day;
夜よ長くなれ、日よ短くなれ。
Every leaf speaks bliss to me
どの葉も私に至福を語る
Fluttering from the autumn tree.
秋の木々から舞い落ちながら。

I shall smile when wreaths of snow
私は微笑むだろう、雪の冠が
Blossom where the rose should grow;
薔薇が生えていたところで花開くとき。
I shall sing when night's decay
私は歌うだろう、夜が終わり、
Ushers in a drearier day.
より陰気な一日を呼び込むときに。

この作者は、かの有名なブロンテ姉妹の一人、「嵐が丘」を書いた人です。
 何とも迫力のある詩だと思いませんか??
 これは、「好き!」っていう詩ではないけれど、何だか心に突き刺さって忘れられないのです。

1.12.09

Shakespeare

 今日はシェイクスピアについて。彼の作品は古典的な言葉(古典だからね!)が羅列されていて分かりにくいですが、それだけに解説本も多く出版されていて便利です。

Shakespeare's Sonnet 55

Not marble, nor the gilded monuments
Of princes, shall outlive this powerful rhyme;
大理石も、金箔で覆われた王子の彫像も、この力に満ちた詩より長命であることはない。
But you shall shine more bright in these contents
だがあなたはこれらの詩の中でより明るく輝くだろう、
Than unswept stone, besmear'd with sluttish time.
掃除されていない、怠惰な時によって汚された(墓)石の上でよりも。
When wasteful war shall statues overturn,
様々なものを荒廃させる戦争が彫像をひっくり返す時も、
And broils root out the work of masonry,
石工の作品を根こそぎ燃やしてしまう時も、
Nor Mars his sword, nor war's quick fire shall burn
軍神マルスと彼の剣や戦火さえも燃やし尽くすことはない、
The living record of your memory.
あなたの思い出の生きた記憶を。
'Gainst death, and all-oblivious enmity
死に対して、そして全てを忘却させる敵意に対して、
Shall you pace forth; your praise shall still find room
あなたは歩を進めるだろう。あなたへの称賛は尽きることがないだろう、
Even in the eyes of all posterity
That wear this world out to the ending doom.
この世界を摩耗させ最後の日へ導く
後世の人々の眼にもとまるだろう。
So, till the judgment that yourself arise,
だから、あなた自身が復活する(最後の)審判の日まで、
You live in this, and dwell in lovers' eyes.
あなたはこの詩の中に生き、愛する人々の目の中で生きるだろう。

 この詩には二つの解釈があります。一つは、シェイクスピアが特定の女性に捧げた歌であること。もうひとつは、「言葉」自体への賛歌であること。
 女性である場合は、その女性を詩に歌うことで、最後の審判で彼女が復活するまでは、彼女が死んでも詩の中で生き続けることができ、永遠に明るく輝くことができる、という意味だととれます。その場合、最後のdwell in lover's eyesは、文字通り「恋人たちの目」という意味になります。
 反対に「言葉」への称賛である場合は、全ては言葉に捧げられた詩であるように思えます。
そして、lover's eyesは、「言葉を」愛する人々、という訳になります。
 ただ、そうするとなぜ「最後の審判」の日に(生きている女性と違い)死ぬことのない「言葉」が復活し得るのか、という問題が出てきます。最後の審判の前に起きると予言されている混乱状態において、まともな美しい言葉が残っていようはずもない、とシェイクスピアが考えていた可能性も無きにしも非ず、ですけれど。

 ちなみに、「ロミオとジュリエット」を最初に読んだときの私の感想は、「そうか、中3の少年が小6の少女に手を出したのか」でした。そしてあの名台詞"O Romeo Romeo wherefore art thou Romeo?"は今でも脳内に焼き付いています。

もうひとつ。A Tree Grows in Brooklyn読み始めました。そして都会のトム&ソーヤ7を読了しました!めっちゃ楽しかった!「面白い」って言える本はよくあるけれど、「楽しい」って言える本は、そうないと思います。というか、ゲーム会社さん、まちとむのゲーム作って欲しい!でもRRPGは遠慮しときたいなぁ(特に栗井栄太作の方は!)