31.12.09

HAPPY NEW YEAR

新年あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いいたします。

23.12.09

お知らせー

・アマゾンに、ドイツ語版獣の奏者闘蛇編の表紙イラストがupされました!クリックで日本アマゾンに飛びます。

・今日の朝日新聞朝刊5ページに、豪華に丸々1面を使った、獣の奏者宣伝が出ています!
「100万の涙。」という宣伝の仕方に違和感を感じつつも(自分が泣かなかったという訳ではない)、何だか嬉しいです。

・アニメ情報。

*1月9日から「エリン総集編」をやってくれるようですよ!
 N○Kの「総集編」、好きじゃなかったけれど、今回はやってくれて嬉しい!

*これは皆さんがご存知なのかもしれませんが…アニメワールド+BLOGってとこで、上橋さんが、『エリン こぼれ話――原作者のアニメ監修日誌――』という記事をシリーズで投稿してらっしゃいます。ちょうど最終話に合わせて最後の記事がアップされたようです。全13回、読み応えがあります。

ネタバレですよ!

鋼の錬金術師24巻、読みました!E・E!

 エドがほとんど出て来ませんでしたね!
むしろスロウスV.S.アームストロング姉弟、ラースV.S.グリリン、お父さんV.S.お父様が白熱中。

 …って、おおおおお、お爺様!!!!ばっばばばばっバッカニア大尉!!私が好きなこの二人がいっぺんに…!?
 裏背表紙からして二人ともまだ亡くなっていないようですが、この状態までいっといて助かるほど、荒川さんのシナリオは甘くないような気がします。

 背表紙と言えば、とうとう真理君がキャラとして出て来ましたね。4コマ漫画ではギャグキャラ化が定番、エドにも「真理の野郎」とか人格みたいに呼ばれてるけど、実際のところどうなんだろう。そういえば真理君、カバー裏やなんかでは、マスタング大佐以上にいじられてるような…。

22.12.09

1984読破!!!

 ぶはぁっ、こちらの世界に、も、戻ってきた…!
面白かった!何かもっと気の効いたことを言いたいけど、私の頭脳のキャパがいっぱいで何も言えないです。もう少し頭を冷やしたら、この記事削除してまともな感想書きます。
 しかし頭が満杯で、「自負と偏見のイギリス文化」を読むどころじゃない…。すっごい軽いノリの漫画or小説が読みたくなってきました。とにかく笑えるやつ!!

20.12.09

うっ

 冬休み到来!と同時にバイト終了(TT)。予定より早く終わってしまいました。そして同時にレポート書き大会に突入。
 特に意味もなく、ブログデザインを変えてみました。

 1984ネタ。
 作中に何度も出てくる、マザーグースの「オレンジとレモン」が頭をぐるぐるしています。というわけで、何となく色々考えてみようかと思います。
 この歌、むかーし向こうの小学校で遊んだ記憶があります。さりげなく終わりが怖いな、と当時からぼんやり思っていた歌です。

Oranges and lemons,
Say the bells of St. Clement's
オレンジとレモン、と聖クレメントの鐘が言う、

You owe me five farthings,
Say the bells of St. Martin's
お前は私に5ファージング借りがある、と聖マーティンの鐘は言う。

When will you pay me?
Say the bells of Old Bailey.
いつ返してくれるんだ?と、古いベイリーの鐘が言う。

When I grow rich,
Say the bells of Shoreditch.
私が金持ちになったとき、とショーディッチの鐘は言う。

When will that be?
Say the bells of Stepney
それはいつになるんだ?と、ステフニーの鐘が言う。

I do not know,
Says the great bell of Bow
私は知らない、とボウの大きな鐘が言う。

Here comes a candle to light you to bed
And here comes a chopper to chop off your head!
ここにあなたを寝床へ導くろうそくが来た、
そしてここにあなたの頭を切りに、首切り人が来た!

 遊びとしては、二人がつないだ両手を挙げてアーチを作り、歌を歌っている間に他の人がそれをくぐって、歌の最後に両手を下げたときに捕まった人が負け、というものです。要するに、びりっけつが首切られる、と。かごめかごめと非常に近いものを感じます。ネットでは、「ボウの鐘というのは処刑を知らせる鐘であり、当時は斬首が一般的であった」という説明が流れていますが、本当かどうかは分かりません。
 
 1984に載っているバージョンを読んで何となく違和感を感じていたんですが、ネットで歌詞を調べて分かりました。上に載せたバージョンでは、そして私の覚えてるバージョンでは、five farthingsだったのに、1984では何故か、threeになっているんです。ネットに流れてるのはfive版しかないようだけれど、これはオーウェルが意図的に変えたんだろうか。
 作品中に繰り返し出てくるだけに、色々勘繰りたくなります。「3」と言えばビッグ・ブラザーのスローガンも三つだな、とか。今のところ(まだ半分ちょいです)、はっきりしたことは分からないですけれど…。

18.12.09

迷いながら。

 勉強しようと思って大学の図書館行ったら、みんぱくの月刊誌というトラップに引っかかりました。図書館で自習なんてまともにできた試しが無い。ああっ、上橋先生のインタビューコピってくるの忘れた!!
バイトやら課題やらなんやらで、12日から投稿が途切れていたWaYaです。
最後に私信がくっついてます。

 大阪に(時期を選べば(笑)安く行けるバスを見つけて迷っています。村上水軍は魅力的だけど、みんぱく旅行と分けるべきか否か。

読書めも。

A Tree Grows in Brooklyn
by Betty Smith
読了。良い話だった!! 11歳の少女が極貧のなか、ニューヨークで大人になっていくまでの話を描いた物語なんですが、その描写が何とも心に響いてくるんです。敢えて例えるなら、「狐笛のかなた」マイナスときめき、といったところでしょうか。ロマンチック、ではないけれど、登場人物や舞台の「息遣い」が聞こえてきます。作者はベティー・スミス。この作品は、彼
女の自伝的小説だと、言われています。でも、何故か日本語訳は出ていないんです。残念すぎる。

1984
by George Orwell
を読み始めました。半分くらい来たかな。「新語法」"Newspeak"がすごい。あと、読んだ人が身近にいると、O comrade(日本語訳では「同胞よ」とかになるのかなぁ?)、と呼びかけたくなります。
授業中、机の上に放って置いたら、先生に授業に利用されました。先生曰く「超面い!!!」(実際の言葉です)だそうです。

 関係ない話。混んだ電車の中で英語の小説を読んでいると、日本語の小説を読んでいる時より押されないような気がします。日本人が持っているとよく言われる、いわゆる「欧米への憧れ」の表れなのか、それともただ、妙なやつには近づかない方がいいと思ってるのか。うっかり倒れた時に周りの人が後ずさった辺り、後者かもしれない。

これから読みたい物:
月魚(まだ読めてないんです…涙)

Animal Farm

The Alchemist

以上の三点。ドリアン・グレイの難解な文章に慣れたせいか、英文を読むのがやたら速くなったような気がします(というか何を読んでも簡単に見える!気のせいだ!)。



私的なこと。

読みましたよ!やったー!!

と、某方の真似をしてつぶやいてみる。

12.12.09

次会うときは法廷よ!

←こいつらが一瞬、アスランに見えました。菓子のくせにディテールがすごいです。


「百姓貴族1」買いました。
 面白いです!北海道農業ライフは(色々と)強烈で、他ではまず経験できないことばかり。
 理解のない非農業人に対する抑えきれない怒りも伝わってきます。
 期間限定でしたが、荒川さんが紹介してるような農業生活(もう少し控え目でしたけれど)に参加したことがあります。…一週間の終わりには喘息起こして倒れました← 

 「聖☆おにいさん」、読んでます(ちなみに橋の下のアレも)。中高通してその系統の学校だったので、イエスなネタは大体理解できます(笑。「おにいさん」の存在を知る前から、「イエスの口癖って『はっきり言っておく』だよね!」とか言っていました。
 もともとギリギリなネタだと思うのであんまり語りすぎないようにしますが、大好きです!口頭でならいくらでも語ります!

※タイトルは、これから某訴訟(のシミュレーション)をやる予定なので。関係なくてすみません、でも一回言ってみたかったんです!!(リアルでは言いたくないけれど!)

9.12.09

むむ?

 私の書いた何が悪かったのか分かりません(いやおそらくジョン・ダンの話でしょうけれど)が、やたらアレな広告(しかも日本語じゃない(笑)が投稿されていてびっくりしました。しかも全部の記事に均等についている訳でもなく、かなりアットランダムな感じで探すのが面倒でした




 今、辞書作りに携わる作業をしています。どんな作業とも辞書とも言えませんが、面白いです。うん、こういう仕事がやりたかった!お金が貯まったら村上水軍博物館へ行こうと思ってます。途中で大阪とか寄れたらいいなあ。国立民族学博物館にも行きたい!(「海の人類大移動」は愛読書です)それに、実は大阪に行ったことがないんです…。

2.12.09

ブロンテ!

 今日は冬にぴったりな、芯から寒くなるような詩を(え)。いつもの通り、勝手な訳を付けました。

Fall, Leaves, Fall
by Emily Bronte

Fall, leaves, fall; die, flowers, away;
散れ、葉たちよ、散れ。死に絶えろ、花たちよ、去れ。
Lengthen night and shorten day;
夜よ長くなれ、日よ短くなれ。
Every leaf speaks bliss to me
どの葉も私に至福を語る
Fluttering from the autumn tree.
秋の木々から舞い落ちながら。

I shall smile when wreaths of snow
私は微笑むだろう、雪の冠が
Blossom where the rose should grow;
薔薇が生えていたところで花開くとき。
I shall sing when night's decay
私は歌うだろう、夜が終わり、
Ushers in a drearier day.
より陰気な一日を呼び込むときに。

この作者は、かの有名なブロンテ姉妹の一人、「嵐が丘」を書いた人です。
 何とも迫力のある詩だと思いませんか??
 これは、「好き!」っていう詩ではないけれど、何だか心に突き刺さって忘れられないのです。

1.12.09

Shakespeare

 今日はシェイクスピアについて。彼の作品は古典的な言葉(古典だからね!)が羅列されていて分かりにくいですが、それだけに解説本も多く出版されていて便利です。

Shakespeare's Sonnet 55

Not marble, nor the gilded monuments
Of princes, shall outlive this powerful rhyme;
大理石も、金箔で覆われた王子の彫像も、この力に満ちた詩より長命であることはない。
But you shall shine more bright in these contents
だがあなたはこれらの詩の中でより明るく輝くだろう、
Than unswept stone, besmear'd with sluttish time.
掃除されていない、怠惰な時によって汚された(墓)石の上でよりも。
When wasteful war shall statues overturn,
様々なものを荒廃させる戦争が彫像をひっくり返す時も、
And broils root out the work of masonry,
石工の作品を根こそぎ燃やしてしまう時も、
Nor Mars his sword, nor war's quick fire shall burn
軍神マルスと彼の剣や戦火さえも燃やし尽くすことはない、
The living record of your memory.
あなたの思い出の生きた記憶を。
'Gainst death, and all-oblivious enmity
死に対して、そして全てを忘却させる敵意に対して、
Shall you pace forth; your praise shall still find room
あなたは歩を進めるだろう。あなたへの称賛は尽きることがないだろう、
Even in the eyes of all posterity
That wear this world out to the ending doom.
この世界を摩耗させ最後の日へ導く
後世の人々の眼にもとまるだろう。
So, till the judgment that yourself arise,
だから、あなた自身が復活する(最後の)審判の日まで、
You live in this, and dwell in lovers' eyes.
あなたはこの詩の中に生き、愛する人々の目の中で生きるだろう。

 この詩には二つの解釈があります。一つは、シェイクスピアが特定の女性に捧げた歌であること。もうひとつは、「言葉」自体への賛歌であること。
 女性である場合は、その女性を詩に歌うことで、最後の審判で彼女が復活するまでは、彼女が死んでも詩の中で生き続けることができ、永遠に明るく輝くことができる、という意味だととれます。その場合、最後のdwell in lover's eyesは、文字通り「恋人たちの目」という意味になります。
 反対に「言葉」への称賛である場合は、全ては言葉に捧げられた詩であるように思えます。
そして、lover's eyesは、「言葉を」愛する人々、という訳になります。
 ただ、そうするとなぜ「最後の審判」の日に(生きている女性と違い)死ぬことのない「言葉」が復活し得るのか、という問題が出てきます。最後の審判の前に起きると予言されている混乱状態において、まともな美しい言葉が残っていようはずもない、とシェイクスピアが考えていた可能性も無きにしも非ず、ですけれど。

 ちなみに、「ロミオとジュリエット」を最初に読んだときの私の感想は、「そうか、中3の少年が小6の少女に手を出したのか」でした。そしてあの名台詞"O Romeo Romeo wherefore art thou Romeo?"は今でも脳内に焼き付いています。

もうひとつ。A Tree Grows in Brooklyn読み始めました。そして都会のトム&ソーヤ7を読了しました!めっちゃ楽しかった!「面白い」って言える本はよくあるけれど、「楽しい」って言える本は、そうないと思います。というか、ゲーム会社さん、まちとむのゲーム作って欲しい!でもRRPGは遠慮しときたいなぁ(特に栗井栄太作の方は!)

29.11.09

翻訳速(?)報+

ドイツ語版「獣の奏者」の王獣編がアマゾンに出ましたよ!!

"Die tonlose Floete"、直訳すると、「抑揚のない笛」。来年の9月に出るみたいです。
 今度は一体、どんな表紙になるんでしょうね!!

フランス語も、探せば見つかるかな。

追記:フランスアマゾンで探したら見つかりました!ってああ、10月15日に既に発刊!!
La charmeuse de bêtes, Tome 2 : Le livre des Ôjû
です。(誰かフランス語できる方、訳してください!!)
 前作とは訳者さんが違いますね!どうしたんだろう…?名前的に日本人系の方のように見えます。

 今回も表紙がアジアン大プッシュ…と、というか、「『東洋』趣味」がヨーロッパで流行った頃にヨーロッパ人画家が浮世絵を見て描いた、モドキ系の絵に見えます。帯の太さ=日本、若干ジャパニーズな感じに結ってある髪=日本、ズボンっぽい物体=中国・ベトナム(?)、といったところでしょうか。まあ、エリンの世界のイメージが「アジア」だからいいんじゃないか、とは思いますけれど。
 昔Eyewitnessという図鑑シリーズの中に、「Japan」っていうのがあって、それを見たら、「サムライ」とか「忍者」とか「町人」とか書いてある絵が載っていて、でも全部着物の構造とかが微妙に間違ってて(ヲイ合わせ逆だろ!袖の形はそんなんじゃないよ(涙)とか)、「グローバル化」が進んでいると言われている今日の世界でも、日本は彼らにとって「ファー・イースト」、東の果ての国でしかないんだなあ、と妙に淋しく思ったのを覚えています。

※LINXにhiraさんの「路地裏の空」を加えさせていただきました!hiraさん、ありがとうございます!


 今まで英語の授業などで勉強してきた詩について。結構、考えさせられて面白いものが多いと思うので、それらの中で特に印象に残ったもの、好きだったものについて語りたいと思います。
 私のポエムチョイスは非常に偏っていると思われます。が、自分の思考を整理するためにも、とりあえず自分チョイスの整理をしておきたいのです。(ほとんどは著作権が切れているので、掲載しても問題ないものは全文掲載します)

まず、

John DonneのThe Flea。「蚤」というタイトルの詩です。きっと、この詩を知ってる方がいらっしゃったら、「ええ、こんなんからリスト始めるのかよ!?」と思うでしょう。でも私は、この詩のウィットが結構好きなんです。最初に読んだとき、「あ、今上手いこと言った!」(笑)と思いました。もしこの人が好きだったら、うっかり丸めこまれそうだなぁ(そして後の祭りになりそうだなあ)と思います。
 自分なりの訳も付けてみました。よろしければご覧ください。

THE FLEA.(1633)
by John Donne

MARK but this flea, and mark in this,
この蚤を見てごらんなさい、そしてこの蚤に見なさい、
How little that which thou deniest me is ;
そなたが私に拒んでいることのちっぽけさを、
It suck'd me first, and now sucks thee,
その蚤は私の血を吸い、今そなたのを吸っている、
And in this flea our two bloods mingled be.
そしてこの蚤の中で私たちの血は混ざり合っている。
Thou know'st that this cannot be said
A sin, nor shame, nor loss of maidenhead ;
そなたもこれが罪や恥ずべきこと、あるいは処女喪失だとすら言えないことは分かっているだろう?

Yet this enjoys before it woo,
  それなのに、この蚤は求婚前に愉しみ、
And pamper'd swells with one blood made of two ;
  二つの血で作られた一つの血で膨れ上がって満足している、
And this, alas ! is more than we would do.
  そして、ああ! それは私たちが行うであろうこと以上のものなのだ。 

O stay, three lives in one flea spare,
ああ、待って、この一匹の蚤の中の三つの命を助けてやってくれ、
Where we almost, yea, more than married are.
そこでは私たちはほとんど結婚したも同然、いや、結婚した以上のものになっているのだから。
This flea is you and I, and this
この蚤はそなたと私、そしてこれは
Our marriage bed, and marriage temple is.
私たちの婚礼の床、そして婚礼の神殿なのだから。
Though parents grudge, and you, we're met,
親たちが嫌がり、そなたが渋っても、私たちは出逢っているのだ、
And cloister'd in these living walls of jet.
そしてこの生きた黒玉の壁の中に落ち着いているのだ。

Though use make you apt to kill me,
  そなたは私を習慣で殺そうとするが、
Let not to that self-murder added be,
  その罪に自殺が加わってはいけない、
And sacrilege, three sins in killing three.
  そして聖なるものを冒涜し、三つの魂を殺して三つの罪を犯してはいけない。

Cruel and sudden, hast thou since
残酷で唐突に、そなたは
Purpled thy nail in blood of innocence?
爪を無実の血で紫に染めてしまったのか?
Wherein could this flea guilty be,
この蚤がどんな罪を犯したと言うのだ、
Except in that drop which it suck'd from thee?
そなたから吸った一滴の血以外?
Yet thou triumph'st, and say'st that thou
だがそなたは勝ち誇り、そして言うのだ、そなたが
Find'st not thyself nor me the weaker now.
そなた自身も、私も、力を失ってなどいないのが分かる、と。
'Tis true ; then learn how false fears be ;
それもそうだ。なら恐れというものがどれほどまやかしであり得るかを知りなさい、
Just so much honour, when thou yield'st to me,
Will waste, as this flea's death took life from thee.
そなたが私にその身を許す時には、それほどの名誉しか
損なわれないのだ、この蚤が盗ったそなたの命ほどしか。

 彼の巧妙さ、私のつたない訳で伝わったでしょうか。というより、何の詩かお分かりになったでしょうか?短くまとめると、女性を口説こうとしている男による詩です。
最初にこの詩を勉強したのは、確か中3だったと思います。先生が朗読した瞬間、男女揃ってるクラスが一斉にしいんとしたのは覚えています(笑)。皆脳内で「え、これでディスカッションとか(男女混合で)するんだ?」と考えていたことでしょう。そのおかげでインパクト絶大、今でも覚えているという訳です。

28.11.09

覚書

 どうも、本日二度目…って、既に日付が変わってますね…。
日中寝すぎたせいか、眼が冴えて仕方がないWaYaです。インフルは、薬がよく効いているせいか、まったくしんどくありません。熱も、ありません。(インフルであることは、間違いありませんが)

読了本:
言わずもがなの「ドリアン・グレイの肖像」
下で語り散らしています。

「夢にも思わない」by宮部みゆき
「今夜は眠れない」の続きです。ちょっぴりぞくっときて、とっても楽しい作品。

これから読んでみる予定の本:
"A Tree Grows in Brooklyn"by Betty Smith
 とっても尊敬している人が「面白い」と言っていたので。私としては、誰かに推薦されない限り絶対手に取らないジャンルのような気がしますが、たまにはそういうものを読んでみるのもいいかも、と。

「月魚」by三浦しをん
面白そう!「蛇衆」の広告と並んでいたので。

"1984"by George Orwell
A Tree Grows in Brooklynをアマゾンで買おうとしたら、一晩のうちに1,500円以下(1471円って…(TT))に値下がりしてしまったため、送料無料化を図り購入を決意。どうせいつか読もうと考えてたので、良い機会だと思って。Newspeakに興味があります。

"Animal Farm" by George Orwell
 "All animals are equal, but some animals are more equal"「全ての動物は平等であるが、ある種の動物はより平等である」というフレーズに惹かれます。高校の時に出会った、尊敬する先生がヨーロッパの植民地主義を説明するときにいつも引用していた言葉です。"All men are equal, but some men are more equal"と。非常に分かりやすいですね!

"For Whom the Bell Tolls" by Ernest Hemmingway
これも、上記の尊敬する先生が授業開始の鐘が鳴るたびに引用していました(笑)"For whom the bell tolls, it tolls for thee"、「誰がために鐘は鳴る、そなたのためだ」と。

"The Grapes of Wrath" by John Steinbeck
いわゆる「必読の名作」として、一度は読んどかなきゃなあ、と。(正直言って特別興味はないですが)

以上!はい、いつも通りジャンルがめちゃくちゃですね!
しかし日本語の方はともかく英語の方は、難易度によりけりですが日本語の場合の1.5倍くらいの時間がかかります(ドリアン・グレイに至っては二倍くらいかかった気が…)。いつになったら読破できるのやら。

語り続き

 インフルと診断された割には平熱なので、レポート書きついでにまた語ります。ネタバレ有、かも知れません。私なりの解釈です。



「ドリアン・グレイの肖像」について。
 この物語には、聖書の原罪のモチーフが含まれている、と私は思います。ヘンリー卿が「蛇」、肖像画が「知恵の木の実」、そしてドリアン自身が「人」。
 物語の当初、ドリアンは20歳代であるにもかかわらず、「純粋な少年」として描かれています。自らの気持ちに忠実で、すぐに機嫌を悪くしたり良くしたりでと、まるで子供のようです。また、容姿に頓着していません。
 しかし肖像画を見たドリアンは、自分の美しさに気付き、あたかも湖のほとりのナルキッサスのように自らの外見に溺れていきます。これは、自らが裸であることに気付いたアダムとエバに対応しているように思えます。そして、それまでは純粋だった彼に快楽主義を教え込むのが、ヘンリー卿。言葉巧みにドリアンを堕落させていきます。創世記で蛇がイブを丸めこんで誘惑したように。その結果、ドリアンの汚れた魂は彼の純粋な体から追放され、肖像画に乗り移ったのだ、ということができると思います。

※「蛇→気付き→追放」だから、順番が違うじゃないかと反論されそうですが、実際にヘンリー卿と初めて出会うのはドリアンが肖像画を見る前です。ただ、深く絡むようになるのはその後なので、こういう書き方をしました。

27.11.09

The Picture of Dorian Gray

 どうもこんにちは、生まれて初めてインフル(not豚)というものにかかったWaYaです。オスカー・ワイルド著の「The Picture of Dorian Gray」読了感想を書きたくて、ベッドの上でパソコンをいじっています。

 まず最初に、私が読んだ本について。使用したのは講談社英語文庫の本です。日本人向けの洋書なので、本の後ろにわかりにくそうな単語が解説されています。難しい単語、フレーズの意味が書いてあるので辞書いらず!めちゃくちゃ楽でした。私がワイルドの難解な文章を読み通すことができたのは、この単語リストのおかげです。
 この講談社英語文庫の評価によれば、この本のレベルはTOEIC550点~だそうですが、大嘘だと思います。TOEICは日常的に使う英語を試すものだから、美麗な文章のドリアンには当てはめられない基準のような気がします。
 英語力向上のために読むのでなければ、サクッと日本語で読んでしまえばよいと思います。訳本の文章などは未確認ですが、2006年に出版された新訳も出ています。

 オスカー・ワイルドについて。「幸福の王子」悲劇「サロメ」(荻原規子さんの「樹上のゆりかご」を読まれた方はご存知かと!)などで有名なアイルランド生まれの作家です。結婚しているのですが、同性愛が原因で投獄され、上流社会に復帰できないまま一生を終えたそうです。


 「ドリアン・グレイの肖像」に興味を持っている方向けに、まずは自分なりの粗筋を。ネタバレ無しですが、私の主観入りです。←追記:この場合の「ネタバレ」とは、エンディングをバラすことを指します。

 主人公は「プリンス・チャーミング」(意訳:素敵な王子様)とまで呼ばれるほどの美貌を持つ貴公子、ドリアン・グレイ。金髪碧眼、ギリシャ彫刻のような均整のとれた顔立ちや大理石(白)のような肌をした20代の男性です。作品中では、ギリシャ神話に登場する美貌の少年アドニスに例えられています。

 物語は、とある画家がドリアン・グレイの肖像を描き上げた場面から始まります。ドリアンの美しさに魅せられた画家は、自らの魂をつぎ込んでその絵を描き、彼に贈るのです。そのすばらしい絵を見たドリアンは突如として、今までは無頓着であった自らの美貌に気付きます。そして永遠に美しいままでいるであろうその肖像画といずれは老いる己を比較し、老いや美を損なう諸々のものへの恐怖を抱くのです。そしてドリアンは祈ります。彼がこの絵のようにいつまでも美しさを保ち、肖像画が彼の醜さの身代わりとなってくれるように、と――。
 不思議なことに彼の願いは成就し、周りが老いて行く中、ドリアン・グレイだけは若く美しい姿のままでした。しかしそれに呼応するように、ドリアンの肖像画は醜く変化していくのです。外見的な美しさの衰えだけでなく、堕落していくドリアンの魂までも反映して――。

 ネタバレなしに語れるのは大体、ここまででしょうか。
次は感想です!ネタバレです!エンディング分かっちゃうとかなり面白さが減少するので、本気で興味をもってる方は読了するまでこれを読まない方がいいと思います!読んでもいいや、と思う方は下のread moreへ。
 もうひとつ。これはあくまでも私的な感想です。キリスト教的なモチーフについても言及しますが、間違っているところ、人により解釈が異なる個所もあるかもしれません。その点に関してはご容赦ください。


 崩壊へと向かうドリアンの魂、その醜さと邪悪さを忠実に反映する肖像画。外見的な美しさと内面的な醜さの対比が、ワイルドの流れるような文章で表現されていきます。
 己の魂の醜さを認めることを嫌い、そのためにかつての友を殺してしまうドリアン。そして彼は、驚くべき変貌を遂げていく肖像画を目にして悩みます。このままで良いのか、魂の美しさを失って良いものか、と。肖像画を再び美しく戻すには、どうすればよいのか、と。
 そしてとうとう物語の後半、彼は改心することを決断します。素行を改め、肖像画と出会う前の純粋な心に戻ろう、そうすれば、肖像画ももとの美しさを取り戻すに違いない。
 こう考えたドリアンは、手を出そうとしていた農家の娘に別れを告げます。そして数々の「善行」と思われることを行った後、ドリアンは再び肖像画と対面します。しかし彼の期待に反して、肖像画は以前よりも醜くおどろおどろしく変化しているのです。
 この変化の原因は、ドリアンが改心しようとした理由にあると、私は考えています。自らの魂を美しくしようという動機は、ただのエゴ。今まで自分が陥れた人々、殺してしまった友人に対して申し訳なく思う心から生まれたものではないのです。事実ドリアンは、死ぬその瞬間まで、自らの行った殺人を悔いることはありません。それどころか、自分は彼に辛い思いをさせられたのだから当然だ、とその行為を正当化してしまいます。彼の積んできた「善行」は、したがってただの自己満足の域を超えることはなく、肖像画の醜さは増すことはあっても減少することはあり得ないのです。おそらく、心の底から自らの過去を反省し、悔い改めることを誓ったなら、少しは違ったのでしょうが…。
 自分の「努力」に反していよいよ醜く変化する肖像画を前にして、ドリアンは悩み、焦ります。自分は何と醜い生き物になってしまったのか、と。そしてとうとう、彼は肖像画を滅ぼしてしまおうとナイフを手に取ります。肖像画に過去の悪行が反映されているのなら、このナイフで肖像画の自分を殺せばその過去を立ち切れるのではないか。まっさら人生を歩みたい、その一心でドリアンはナイフを肖像画に突き立てます。
 ナイフで絵を突いたその瞬間、ドリアンの家の使用人たちは世にも恐ろしい叫び声を聞くのでした。様子を窺いに行った使用人は、皺だらけでおぞましい様子の老人が倒れているのを目にします。それが嵌めていた指輪を確認して初めて、使用人たちは老人がかつての貴公子、ドリアン・グレイだと分かるのです。
 作中でドリアンの命を狙う者があらわれるものの、結局ドリアンを殺すのはドリアン自身。このことは、悪は自ら滅びるもの、というメッセージのようにも思えます。
 また、キリスト教には「肉体は一時の器であるが、魂は永遠である」という概念がありますが、ドリアンは外見にこだわるあまり、魂をおろそかにしてしまいます。本当に大切なものを見失ってしまったドリアン。その有限のものへの執着心が、「永遠」である魂をより醜くしていったともとれるのではないでしょうか。

他にも語りたいモチーフは様々にあるのですが、とりあえずはここで終了させたいと思います。ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございました!!

26.11.09

時間はなけりゃ作るもんだい!(犠牲はやむなし)

 時間がないと言ってぼやきつつ、ドリアン・グレイを読了しました。
明日小テスト&発表ですが、気にしません。これから勉強すれば間に合うんじゃないかな!

 いやあ面白かった!!!!!
半分くらいまでは結構きつかったけれど、半分越したあたりからぐっと面白くなりました。感想も書きたいですが、今は流石に時間がないのでまた後日。

 そして衝撃の事実が判明。
今年イギリスとアメリカで公開された「ドリアン・グレイ」(ナルニアのベン・バーンズ主演!!!)が、日本では公開される予定もDVD化される気配もないことを発見しました(TT) どどどどうしよう、すっごい観たいんですけど…!

17.11.09

アウフ・ヴィーダーゼン(サヨウナラ!)

 どうも、今日も元気に5限目をサボって友達のライブを観に行ったWaYaです。楽しかった!最近ピンチなドイツ語よりも、8年来の友達の方が重要だと判断した私は偉かった!

 ドリアン・グレイ、いいところまで来ました。この作品、半分以上読むとやたら面白くなってきますね。個人的に好きだったキャラに死亡フラグが立ったと思ったら(いつもは外れる私の予想に反して)本当に亡くなってしまって悲しくなりました。こういうときに予想が当たるとは…orz

 「今夜は眠れない」を紹介してくれた友達が本格的にマチトムにハマりました。はやみねさんの面白さと自分の中に眠る少年の心を再発見したようです。

 オトメン、さりげなく読んでますが、気づいたら9巻が出ていた模様。…刊行ペース早くないですか??(調べたら9月刊行でした。気付くの遅いよ自分!)まあ、これは古本屋に出るまで気長に待ちますけど。

 そして、大学生生活がやたら忙しくなってきたので、しばらく潜ります。まあこの時期何があるか想像はつきますよね^^ それに加えてレポートが3つほど&テストが…ははは(乾いた笑い)。

 あと、いいかげんマーリン感想を「その他」にぶち込むのをやめて、「ドラマ」項目を作ろうかと思います。「その他」がやたら多いって、個人的に好きじゃないんです。

 それではまた!

15.11.09

読書の秋

注:さりげなくネタばれてます。

最近、すごい勢いで勉強しないで読書してるような気が…。

只今読書中のもの(進行度準):

The Picture of Dorian Gray (1年ほど前に友人が勧めてくれた本。正直カタそうで後じさりしていましたが、安い原書を見つけたのでチャレンジ☆ 読んだ人なら分かるアレな匂いがぷんぷんですが、結構面白い!)

蛇衆 (名前が闘蛇衆っぽくて広告で見たときから惹かれてましたが、茜さんが言及してらしてるのを見て本格的に読む気になりました)

最近読了:

今夜は眠れない (はやみねかおるのマチトムに似てると友人が主張したので。対象年齢が違うけど、確かに似ている!)

神秘の島 (ベルヌの作品。海底二万里の姉妹編。孤島でサバイバルなお話。ネモ船長の出自が明らかに…!(インドの王子だったとはっ!)グラント船長の子供たちの話もあるのだそうな。読みたい!)




ギャグ漫画日和 (今夜は眠れないと同じ友人が勧めてくれたのですが…正直、ノリについていけない…(汗)


 そういえば、今月は都会のトム&ソーヤ7が出るみたいですね。「怪人は夢に舞う」の副題、江戸川乱歩な匂いがしてわくわくします。マチトムは、あのパロディ具合がとっても好きです。映画&ミステリー好きにはたまらない。大脱走とか(笑。私はRPGはもちろん、ゲームの類にはほとんど触れたことがなくてよく分からないんですが、それでも楽しい。
 いよいよ究極のゲーム作りに取り掛かるみたいですが、「理論編」ってぇことは実践編が続くってことでしょうか。関係ないですが、マチトムのゲームを実際に作ってくれたら、Wiiでもプレステでも何でも買ってしまうような気がします。

 そして次の月には、荒川弘の鋼の錬金術師24&百姓貴族1が!百姓貴族、高いけど買うぞ!!

3.11.09

マーリン5話

 相変わらずな唐突ストーリーでした。

 一番最初のシーンで脈絡もなくグリフィンに襲われるマーリン。それを助けに都合よく駆けつける謎の男(ランスロット)。ここでマーリンを助けてグリフィンをスパッと切り倒す…と思いきや、パキっと折れる剣…。

 「騎士になりたくてキャメロットへやってきたんだ」という一庶民なランスロット、マーリンの助けを得てあっという間にお約束通りグウィネヴィアのハートをマーリンから奪い、騎士に任じられ…解任されます。理由は、貴族じゃないのにマーリンが誤魔化そうとしたから。

 しかしめげずにアーサーのグリフィン退治を手伝いに駆けつけ、ちょうどアーサーの一行が全滅したところでグリフィンを殺します(withマーリンの魔法)。

 ランスロットを気に入ったアーサー、ウーサー王を説得しようとしますが(壮絶な親子喧嘩らしきものを垣間見せつつ)、ランスロットは「また相見える日まで!さらば!」という感じに颯爽と駆け去っていきました。

 要するに、今回はアーサー王伝説の複線作りでした。

 出自微妙に不明のランスロットがどうやって円卓仲間に入れたのか、なぜグウィネヴィアといい感じの関係になったのか、の説明。

 脚本家の妄想というか想像というかが爆発していました。

31.10.09

ドイツ語版「獣の奏者」

 とうとうアマゾンで注文していたブツがやってきました。

Das Lied der Bestien、直訳して「獣たちの歌」。
上橋先生の「獣の奏者」のドイツ語訳です。

 手に取ってみて…あれ?…薄くないですか??と思いました。
あの1&2が一緒になっているはずなのに、ペーパーバックで訳1.5センチの厚さです。

 慌てて一番最後のページを見てみると…
どうやら、第1巻(王獣編)のみの訳のようでした。

「獣の奏者」独語訳、というからにはⅠ,Ⅱ両方だろう、というのは私一人の早合点だったようです。…ってことは、これを全部読破したとしても、ようやく中盤という辺りなんですね(;;)

 そうそう、表紙の絵なんですが、アマゾンに載ってた写真ではエリンの顔がよく見えなかったんですけれど、実際に近くで見てみると、やたらリアルな絵でした。白いタンクトップ&スカートの東洋的な黒髪(!)の少女、という絵です。裏表紙にも、笹っぽいデザインがついていて、(フランス版と同じく)思いっきり東洋をプッシュしてる感じです。

 では、覚悟を決めて読んでまいります!

27.10.09

The Adventures of Merlin 4

 むむ、ますます円卓の騎士とは関係ない方向にダッシュする「マーリン」シリーズでした。
以下ネタバレです。





今回は、本編最初の部分がすごく絵になる感じでカッコ良かった!!!!


国名を覚えないうちに退場してしまった王たちの一行 対 ウーサー王とその取り巻きたち
 某王国の方たち=青、ウーサー=赤の対比が、あのずんずんと迫っていく感じが個人的にはツボでした。ああいう、「作りごとの世界」ならではの「絵になる」シーン、結構好きです。

 そして、毒杯を飲む羽目になり倒れるマーリン、それを救おうと動くアーサー。友情の芽生えが目に見える形になってきたようです。

 解毒薬の材料をゲットするために父親の制止をも振り切って行き、爬虫類だと思われていた時代の恐竜想像図を再現したような化け物(ややこしい言い方ですが要するにミニ竜でした)を倒し、魔女の罠にもはまることなく生還するアーサーでした。

 アーサーのミッション途中に、毒にやられながらも千里眼を発動するマーリン。さらに魔法の遠隔操作(できるんだ…)により、アーサーを助けます。もちろん遠隔操作なのでアーサーにはそれがマーリンだとは分かりません。
 ふーん、と思って見ていましたが…これってもしかして、「魔法=邪悪」の構図を刷り込まれてるアーサーが認識を変えるきっかけのひとつになるのかな、と。

 そして次回、ランスロット登場!!!!(やっとだよ!!)
今回グウェンとマーリンをキスさせたのは、グウェンがランスロットにとられた時のインパクトを大きくするためでしょうか(笑。
 ランスロットさんは、カスピアン王子(@ナルニア)がちょっと老けた感じでした。まあ、カッコ良さそうというか、いかにも「ナイト」な雰囲気を(予告では)放っていました。

 さあこの伝説ガン無視のドラマにおいて、ランスロットはどのように描かれるのでしょうか。次も楽しみです^^

22.10.09

アーサー王物語と魔術師マーリンの違い(笑

どうも、風邪をひいて自主休講中のwayaです。

 遅ればせながら、「魔術師マーリン」って、アーサー王伝説に全く忠実じゃないですね。とりあえず、ラニア編の「アーサー王と円卓の騎士」とは月とすっぽんです。

 まず、アーサー王子、当たり前のように城で「王子」として育っていますが、そこからして違います(笑。本当なら、生まれてすぐ、マーリンがとある騎士の家に預けているはずです。それというのも、妾腹(というか不倫…)の子供だから。

 さて、ここで早速「マーリン」が出てきますが、このマーリン、既にウーサーに仕える身です。というわけで(いわずもがなですが)年齢が違…。

 そして、あるときある教会で見つかった「この石と金床よりこの剣を引き抜く者こそ正しい生れながらのイングランドの王となるものなり」と銘打たれた金床に刺さった剣を抜いて、アーサーは王となるのです…。

 ははは、だいぶ違うというか、ドラマと被っているところが今のところありませんね。あえて言えば登場人物の名前が同じ、と言うところでしょうか。

 ちなみにアーサーも大分よい性格をしており、この剣を抜くのも、「兄さんが今剣を必要としている。おっとあそこに剣が刺さっているぞ、ちょうどいい!」という風にして実行するのです。

 次、その他の登場人物の立ち位置が分からないことについて。

一話の大部分を見逃したせいかも知れませんが…

①グウェン(=グウィネヴィア)がただの小間使いっぽい。あれ、王女じゃなかったっけ?えらい庶民的な…。しかもマーリンといい感じなのはなぜ?ランスロットに惚れるんじゃありませんでしたっけ。

②モーガン(モルガナとも)の立ち位置が完全に不明。
 アーサーの異父姉って設定のはずですが、なぜか城に住んでいます。アーサーの姉なのかと思いきや、アーサーと非常にいい感じになっているので、違うらしい…(いくらなんでもファミリー向けのドラマで近親相姦は無いでしょう)。

③ニムエって誰?
 ニムエって言うと、「Lady of the Lake」で、アーサー王が彼女から剣を頂いちゃったり、マーリンが恋して最終的に岩か何かの下に封じられちゃったり、ランスロットを育てちゃったりな精霊的な人物だったと思うんですが、ドラマでは歌姫の命と若さを奪ったりと完全に魔女扱いされています。唯一、水関連の魔術を仕掛けてくるところが伝説との共通点と言えるでしょうか。あ、あとマーリンが第3話の最後に「僕の力を認めてくれるんなら魔女だっていい!」みたいなことを言っていたのも、この伝説を踏まえてのことでしょうか。


 とりあえず自分用に相違点をまとめてみましたが…ぶっちゃけ、相違点の方が多いですね。何と言うか、行き過ぎちゃったパラレルワールド設定的なものを感じます。基本的に名前と能力しか共通点が無いっていう…。大胆に創作しちゃいましたね脚本家さん。

伝説無視なおかげで、何がどうなるか分からないという楽しみがありますね^^
だから観てて結構面白いのか!

19.10.09

マーリン3話

ネタばれです!尚、台詞は全て私の記憶に残っていたものを日本語に直したものです。おそらく、ところどころ間違っていると思いますがご了承ください。






今回も相変わらず良いテンションでサクサク進んでゆく物語。

城下で流行る謎の伝染病。感染源が分からず、ただ黒魔術が関わっていることのみが判明。

魔女あるいは魔法使いを探しまわるアーサーとその家来たち。魔法に関する本をしらみつぶしに探していきます。
 魔法に関する本は当然、マーリンが持っている一冊のみ。マーリンピンチ!と思いきや、あっさり魔法で誤魔化しました。マーリンの部屋をのぞき、散らかりすぎだとコメントを残し去るアーサー王子。しかし後で分かることだが、彼の方が散らかし魔。

 マーリンのせいで魔女の疑惑をかけられ、燃やされそうになるグウェン。それをさらにかばって「下手人」(偽)として自首するマーリン。それを救おうと、「マーリンはグウェンと恋に落ちてるんですよ父上」とにやにやしながら父王を説得するアーサー。演技だか本気だかは不明でしたが、二人の結束が強まったような。

 「マーリンとアーサーは一つのコインの表と裏」
いいこと言ってくれますね、竜さん!それでパツキンと黒髪だってのもあるのかも。しかし、同性の人間に対してそんなことを言われたら鳥肌立ちません?

 アーサーが(多大にマーリンの力を借りて)感染源となっていた魔物を退治し、一件落着。

しかし今度は真の下手人ニムエが激怒。「おのれ…マーリン!!!」と、次回へ続きます。
 どうやら毒杯を飲まされるらしいマーリン。飲んだとたんに崩れ落ちます。それを必死で救おうとするアーサー、解毒薬探しのクエストへ。予告の短い間に、どこか高いところから落ちそうになって両手でぶら下がったり、崩れそうな橋の上から跳躍したり、妙な魔物っぽいものと闘ったりと大忙しです。まあ主人公がここで死ぬわけにはいかないので、結末は見えてはいますが楽しみです。

 しかし、マーリンの養父(?師匠?)の「悪いのは魔法じゃない。それをどう使うかだ」っていう発言、どっかで聞いたことあるような気がします。どこだったんだろう?

17.10.09

気付いたことメモ。

講義中に(←)、我が相棒セイコさん(電子辞書)を弄っていて気付いたこと。

Merlin=コチョウゲンボウ
Sparrowhawk=アメリカチョウゲンボウ

ハイタカ=雌オンリーの名称(笑)
 おそらく、オスの名称「コノリ」では何の事だか分からないからでしょう。「アメリカチョウゲンボウ」って名前もNGだし、究極の選択肢ですね!

これを見て私が何を考えているのか分かった方。お友達になって下さい(笑

12.10.09

Merlin 2nd episode

 「魔術師マーリン」2話、観ました。以下ネタばれです。





見え見えのストーリーラインでしたが、なかなか面白くなってきました。

 きっと、イギリスでもアーサーが映るたんびにキャーキャー言う女の子が沢山いるんだろうなぁ、と思ってしまうくらい、戦う彼がカッコ良かったです(笑)。
 特に、ただのいじめっ子体質の腕白かと思ったらそうでもなかった、というギャップの辺りにやられる人も多いでしょう(笑

 個人的には、ヘタレっぽいマーリンが大好きです。ガリガリ体型の、「取り替え子」系なところもいかにもな感じで良いです。

 危険を前にして「オレは戦わなければいけないんだ」とか言って名誉を守るため、王の子としての責任を果たすために、戦いに行くアーサー。(王子だから「私」と訳すべきかもしれないけれど、あの軽さには「オレ」が相応しい!)

 そして、なんとかアーサーの命を助けようとして自然と(黒)魔術に詳しくなっていくマーリン(笑。

 うん、いいっすね、マーリンが大魔術師になったのはアーサーを助けるため、っていうストーリー!!

 そして、魔女としての才能を発揮し始める、誇り高き女性、モルガナ。アーサーもモルガナもお互い激しくプライドが高いという設定。こういう設定なら、伝説通りの微妙な関係にあっさりなりそう。

 来週が楽しみです!

6.10.09

The Vast Spread of the Seas感想

 読了しました。「英訳」なので、考察ではなく純粋に感想を。…といいつつ、考察混じってます。しかも、いつもより根拠のない…。

 うん、面白い!
テンポも良く、文章の繋がりも良く、すらすら読めました。
 前までは蓬蘆宮(漢字合ってますかね…)=Brush-Jar Palaceなどの訳に戸惑っていましたが、もう慣れました。延王=Ever Kingにも、慣れました(笑。まあ、いつまでも滅びなさそうな感じがするので、ぴったりと言えばぴったりかもしれないな、と。

 今回のびっくり翻訳は梟王=Owl King。まあ、泰王=Peace Kingなどの例から考えると当たり前の展開ですが。一番「ん?」と思ったのがこれ。

 考えさせられたこと。
 なぜ、尚隆は「なおたか」から「しょうりゅう」に読みを変えたのか、なぜ、六太は読みを変えずにいるのか。
 尚隆は、自分は一度小松氏滅亡時に死んだ、とみなしているのかもしれないと思いました。自ら、「民を見捨てて逃げろというのか!」とまで言った彼だからこそ、「小松三郎尚隆」としての自分を葬り、「延王尚隆」となるべく渡ったのではないでしょうか。だから、陽子より堂々と「王」を名乗れるのかもしれません。
 対照的に六太は、読みも名前も変えません(例の「馬鹿」はありますが)。これは、六太が倭で暮らしていた頃の自分と決別しないためではないかと思います。倭での六太は、戦国時代に生まれ、戦火によって「殺された」子どもでした。だからこそ、それを忘れないため、一歩間違えば雁国も同じ轍を踏むであろうことを忘れないために、名前をそのままにしているのかもしれない。それに、六太には倭に兄弟がいましたから、その兄弟たちを忘れないために「六人目」であることを示す名前を使っているのかもしれません。

人物の口調について
 尚隆の台詞は、ほぼそのままでした。
 変わったのが、六太と「無謀」です。六太は、言っていることを大体意訳して、「13歳」らしさを出していました。「無謀」は、台詞自体が色々変えられていました。彼の非常に美しい皮肉や嫌味、小言の数々は、日本語特有のものばかりなので、それを大幅に英語バージョンに変えてありました。要するに、言葉そのものの直接の意味は全く違うけれど、言いたいことは同じ。訳した人すごいな、と心から思いました。

訳者について
 京極夏彦さんの作品の英訳も手掛けている方のようです。Alexander O. Smithさんと Elye J. Alexanderさんのお二人でした。京極夏彦さんの作品も、英語で読んでみたい…!

追記:
一つだけ、んー?とはっきりと首を傾げたかったところが。

尚隆が、小松氏が滅亡した後に「若、と呼ばれる度に、一緒に託されたものがある。一声ごとに託されて降り積もったもの」と言うところです。

英訳版では「託されたもの」がより具体的に、"Love"と訳されています。

私はどうしても、これには賛成できませんでした。だって、そのあと、尚隆自身が「連中の願いだ」って言ってるじゃないですか!!なんでキリスト教的に「愛」でかたづけちゃうんですか!?(キリスト教批判ではありません。ただ、この時代は日本の戦国時代だっていう話です)




5.10.09

魔術師マーリン

 まだ気持ちに余裕があるこの時期を生かして(殺してるような気もしますが)、イギリスBBC制作のドラマ「魔術師マーリン」を観ています。
 

 ネタバレ感想…
印象から語っていきます。

 まず、ぱっと見て。
マーリン:魔術師(男)にパツキンはいない。これは英語圏での絶対的な法則だと思う。黒は神秘の色なんだze!

アーサー王子:嫌な奴(注:イケメン)は、必ずパツキン!これも、かなり定番。そして(ある程度)マッチョ。このアーサー王子は、「円卓」なんて言葉、言いだしそうにない…(笑)
 誰かに似てると思うんですが、誰だかいまいち思い出せません。うーん…映画かドラマかさては知り合いか…って、思いだしたあ!…知人でした(いい人です;)。

 そして、全体を通して。
1.マーリン、市場をうろつく王族に喧嘩を売りました。弱いです。魔法使いにマッチョはいない。マーリンは寡黙なイメージがあったんですが、このマーリンよくしゃべります。

2.ウーサー王、若いです!若い若い!

3.アーサー王子が、ロンドンをたむろするチンピラのようだ。やたらマーリンに絡みます。ライバル的な登場の仕方をしました。笑うたびに歯が光るような気がします。

4.ドラゴン、制作にやたら力入ってるような…!やけにリアル。声がいい!!カッコイイ!

5.音楽がいい!これ、作業用BGMに欲しいよ!

 BBC公式ホームページに載っている「悪役」のモードレッド少年、可愛い!
日本語訳「円卓の騎士」のイラストのマッチョなモードレッドを見慣れていただけに、可愛さが引き立ちます。
 ちなみに、私のL(デスノート)の実写イメージは、まさにこの子がそのまま大きくなった感じです。




1.10.09

十二国記

 キター!!!!

 とうとう我が町の図書館にやってきました、The Twelve Kingdoms -The Vast Spread of the Seas-(要するに十二国記第三巻)が!!!

 原書は飽きるくらい読み返してますが、英語版がどういう風に訳してあるのか、どういう表現をしてくるのかが楽しみで楽しみで。あの六太をどう英語にするのか、とか、尚隆の飄々とした雰囲気をどう出すのか、とか、今から考えるだけでにやにやしてきます。

 まだ借りられていないのですが、明日には絶対に借ります!そして、予習そっちのけで読みます!(大丈夫、試験は数カ月先だ!)

 そして、来年の3月には、第4巻も出ます!もう楽しみすぎる!(でもア○ゾンの「対象年齢9-12歳」という表記には頷けない…)

 下の記事と、テンションが違い過ぎてすみません。でも、本当にうれしくて!

救い

「獣の奏者」と「守り人」シリーズについて。
注:かなりネタバレです。また、これはただ一個人の意見ですのであしからず。なんだか文体がいつもと違うような気がしますが、気にしないでクダサイ…。よろしければ、read moreへどうぞ。

 獣の奏者を全巻通して読んだ私には、このシリーズを消極的に評価しにくい。幼少時代から見守り続けた主人公が命を賭けて自らの人生を走り抜ける様子を、マイナスの言葉では飾りたくない。

でも、このシリーズをこれから読んでみたいと言っている人がいたら、私はこう言うだろう。「2巻で止めておけ」。夢のあるうちに。

 最終巻を読み終わった後、私の頭に最初に浮かんできたのは、漫画家荒川弘さんの本で読んだ言葉だった。
「物語だからこそ、救いようのない話に救いをつくれる」

 獣の奏者の結末には、はっきりとした「救い」は、ない。主人公のあまりに哀れな最期に唖然としたのは私だけではないと思う。さらに主人公の夫でさえも、天寿を迎えるのではなく病死する。こちらも、読者に少なからず衝撃を与えただろう。

 単純に言ってしまえば、主人公及びその他の中心人物たちは、最善の策を採ろうとそれぞれ全力を尽くすのに、殆んど報われていないように見えるのだ。辛うじて叶ったのはエリンの「まっさらな未来」への願いくらい。
 国の先行きも暗い。この作品には、将来への希望があまり感じられないのだ。生き残った主要
人物たちはもちろん、己にできる最善を尽くし続けるだろう。でもその 「最善策」がうまく行くだろうと楽観的に確信することは読者に許されていない。主人公の例が、それを阻止する。

上橋先生の前作、守り人シリーズとの違いは、まさにそこなのだと思う。

 守り人シリーズでは、登場人物全員が己れの信念に従って行動し、それらの行動が絡み合うことで、誰にとっても納得のいく、一通りの結論が生まれた。チャグムがバルサと会うことはもうなくとも、ラウル王子が新ヨゴを諦めなければならなくとも。

 あの一通りの出来事を単純化して見ると、ある意味あれは、win-win という状況かもしれない。誰もが少しずつ負け、そして勝つ。

 だからこそ、守り人読者である私は、獣の奏者にも同じような「納得のいく」結末を無意識に期待、いや予想していた。そしてだからこそ、その実際の結末がより「救いのない」ように見えた。

 冷静に考えてみれば、そこまで救いのない話ではない、と私は思う。主人公があの道を歩んでいったのは彼女自身の選択であるのだし、彼女は最後まで希望を失わずに歩んだ。それに、彼女の一番の望みはほぼ叶えられたともいえる。

 この物語での「救い」があるなら、それは「希望」だと思う。Happiness can be found even in the darkest of times.




…ここでハリポタを持ちだすのか! というツッコミは、無しですよ。


27.9.09

はがれん24わ

観ました。というか今、観てます。

そして叫びたい。

…バスカヴィル家のエンヴィー!!!

ハガレン&シャーロックホームズのドラマ(だったと思う)を観てない人には分からないネタですみません。でも、両方見てる人なら誰しも思うはず。

15.9.09

デスノート

とうとう読み終えました。面白かった!
 以下、超つぶやき的な全体感想。きっと連載時に深読み考察は沢山出されていると思うので、普通に印象だけを。

月と書いてlightと読む…なんだか芸名っぽくて軽そうな名前だと思いました←。よく考えたらライト=軽いでもあるからでしょうね。あと、やっぱり「太陽」ではないんだなぁ、と。

もうひとつ、ライト=right=正義、という繋がりもあるのかなぁ?

センター試験、あの姿勢で受けさせて貰えるのか!?(去年の受験生として気になるのはそこです)
…って、L、化学も数学も世界史も日本語でできるんですね(そこは言わないお約束…でしょうか?)

明らかに食われなかった生ハムが気になります。mottainai...

Lがあっさり死んでしまっていてびっくりでした。ジャンプ的にはもっと粘ると思っていました。死亡時のコマ結構小さかったし…。

板チョコ。

面が怖いです。手作りだったら凄い。ニアも怖い。

二人でならLを超えられて、三人でならキラを超えられる、ということでしょうか。

40秒であんだけしゃべれるのか? というか、死亡時刻は名前書いた後40秒以内(要するに30秒とかもアリ)だったような気がするんですが、どうでしたっけ。←追記:ちゃんと設定は40秒後でした。私の記憶は本当に当てにならない…(‐‐;

 まさかの松田でしたね。彼と伊出は善きペアだった。

日本捜査部の皆さんが無事で良かった!

12巻の某シーン:つい、「板チョコも玩具も両方持って忙しそうだなヲイ」と思ってしまい最後の余韻を自分でぶち壊しました。残念だ。でもあれにツッコミ入れたくなったのは私だけではないと信じています。

最後までニアは怖い人でした。あのニヤリ感がキラより不気味だと思います。今現実にいたら同い年なだけにオソロシイ。あと多分Lより生活費がかかりそうなところが(スイーツv.s.数多の玩具+板チョコ)。

を想いながらを見上げる。気のせい…か??

以上!

追記:ライトの名前が意味深なら、Lの本名も狙いすぎな感じがします。lawlietと書いて無理矢理ローライと読ませる…Law Rightって言いたいんでしょうか、やっぱり。ちょっとそれは…。
 あんまり深く考えるのはよそうと思ってますが…文字の間違いがだめなら、日本人とかの名前をほかの言語の文字で書いたらどうなんだろう。それこそ、日系人の場合、日本語の姓を持ってる可能性が高いけど、アルファベットで書くべきか、漢字で書くべきか。母国語で書かないと効力がないのなら、あらゆる文字が書けないと駄目ですね。そこらへんは、ライトが「天才」であるということで片付けるべきなんでしょうか。

7.9.09

母と子、母と母

 注:これは、獣の奏者シリーズをもとにしたwayaの勝手な考察であり、一個人の意見にすぎません。それでもよろしければ…

 ソヨンとエリン

 Ⅰ,Ⅱ巻だけでは分かりませんでしたが、全巻を合わせて見ると「母と子」の物語だなぁ、と思いました。
 どこかで読んだ感想で「ソヨンとエリンが同じように死ぬのがワンパターンだ」というような内容のものがありました。エリンとソヨンの死に方は、確かに同じような感じではあります。子どもが親を助けようとして来たところを逆に助ける、と。具体的に言えば、獣を操るところも同じです。
 思えばソヨンとエリンは死に方のみならず、その生涯もとても良く似ています。タブーとされていたことを破る、医術師(闘蛇・王獣)になる、(怪我しているところを助けた男が夫になっている(←これは蛇足でしょうか)。
 続きます。↓のread moreへどうぞ
 こうして共通点だけを抜き出すと、ソヨンとエリンはとても似ているように見えます。けれど二人は、全然違う。もちろん二人は同一人物ではないので、細かい相違点は数え切れないほどです。が、大きな違いがいくつかあります。それは、決めつけられていること、特にいわゆる「掟」に対する反発の度合いと、秘することに対する反発の有無、だと思います。

 ソヨンは、霧の民の掟に完全に縛られている訳ではありませんでした。夫と結婚したことがその証拠です。また自ら「もう霧の民ではない」とも言っています。しかしそうは言ってもソヨンは子どものころから掟を教え込まれた女性です。だから、産卵期を迎えた闘蛇を救おうとはしなかったのだろうと思います。また物語後半で明らかにされることですが、「牙」たちが死んだ場合の通常の罰は、片腕を落とされること。それでもかなりの厳罰ですが、もしソヨンがこのことを知っていたのなら、片腕だけでもなんとか娘と暮らしていけるだろう、と考えたのかもしれません。
 エリンはそれとは対照的に、「掟」と定められていることに盲目に従うことに激しく反発していきます。なぜそのようなルールができたのか、なぜ従わねばならないのか、自分の頭で考え、体験したことをベースに自らの考えを構築していきます。これはおそらく、母ソヨンが霧の民の掟に縛られていたから死んだのだと考えていたことが理由の一つなのだと思います。

 また、ソヨンが秘密を守ることで大惨事が起きることを防ぐという考えであったのに対し、エリンは情報を公開することで防ごうとします。これは生き物の生を曲げてはならない、というエリンの独特の考え方とも共通しているように思えます。

 一番違うのが、その死の「目的」だと私は思います。もちろん、強制と自由意思との決定的な違いもあります。ここで言いたいのはそのことではなく、二人が死を選んだ最終的な動機についてです。ソヨンも、逃げようと思えば(結局助からなかったにしても)逃げられたでしょうから。
 ソヨンがあのまま逃げようともせずに死んだのは、「大罪」を犯したことの償いと、腹の刺し傷によって、その場を逃れたとしても死ぬだろうという予想のためであると思います。傷を負った女が娘とともに逃れてきたら、万が一助かったとしてもすぐに捕まってしまいそうですから、娘の未来を考えて行動した面も少なからずあったのだと私は考えています。ですが、娘を想っての選択であったにしても、操蛇の技を自分の死によって隠すという動機があったことも否めないでしょう。
 エリンも同じく、息子ジェシのために死んでいきます。息子の為に「まっさらな未来を」と。しかしその死は秘密を守るためのものではなく、逆に秘密であったことを暴かれたままにしておくため、それを後世に伝えていくためでした。

 自分のしたことに対する責任、という意味ではエリンもソヨンと同じ、だけれどその責任のあり方は天と地ほどにも違う。その違いが、私の心にとても響くのです。



 ここまで読んで下さった方がいらっしゃったら、お疲れ様でした、ありがとうございます!
そうそう、『隣のアボリジニ』復刊投票、とうとう47票まで来ましたよ!!!あと3票で50!しかも、『隣のアボリジニ』の復刊だけのために登録して投票して下さった方が多いようです^^

6.9.09

Lv.s.L

 Death Note、今更ながら読みました。まだ10巻までですけれど…。

…面白いですね!!!

 誰もが「遅っ」と思うであろうこのタイミングですが、ブームが去ったこの時期だからこそ、読めたんです。図書館から借りてきて。
 随分前に1巻を読んで、主人公についていけずにやめた経歴があったのですが、今回図書館に2-10巻が揃っているのを見てえいやっと借りてみました。

 それにしても良いキャラ出てきますねー。主人公然り、L然り、ニア然り、メロ然り。テンポよく話が進んで飽きが来ません。キラがLになったりキラのみになったり普通の人間になったり、偽名を使うが故の遊びのようなものが楽しいです。あと、主人公が屈折しまくってるところが◎←
 あの「ルール」、色々施行細則があるのにそれが10巻に至るまであまりいじられていない、ということは、あの「ルール」が活躍する場面があと少なくとも一つはあるってことだと思うんですよ。ということで、Lは実は死んでいないのではないかと勝手に思っています。当たってたら褒めて下さい←
 追記:読んでて気づきましたが、Lの「死後」(仮に「」に入れておきます)経過年数からして、10巻現在では生きていなさそうですね。いずれにしても言いたかったのは、とりあえずあの場面(7巻途中)で死神に殺された訳ではないかもしれないのでは、ということ。

 もうひとつ気に入っているのは、使われている英語の正確さ。少年漫画にめずらしい正しさなんですけれど、どうしたんでしょうか。ただ文法があっているだけではなく、言葉のニュアンスも適切で、いかにもルールブックらしい雰囲気が出ています。それだけでもう嬉しくて嬉しくて。

5.9.09

けじめの難しさが身に沁みてきた☆

これはどちらのブログで叫ぶべきなのか…。

荒川アンダーザブリッジ、アニメ化!!!!

知ったときのリアクション:「…マジですか。」(注:漫画は大好きです!)
 あれをアニメ化することに何か意味があるのだろうか!?漫画が十分面白いのに?? と思ってしまったwayaでした。まあ、星の声とか☆の声とか恒星の声に興味はありますけどね!!(彼はオウムのビリーと並ぶ私のお気に入り)

 うん、こっちも楽しみだ!…半分くらいは見る暇があるといいな!

もうひとつ…叫びが!


魔女の宅急便その6、10月発売!!

 キキがお母様に!双子の兄妹!萌!←
実はこのシリーズ大好きです。それぞれの巻のキキと同じ年齢の時に読むとものすごく共感できるところとか、あとで読み返して昔の気持ちを思い出したりできるところが大好き。
 
 主人公が大人になるまでシリーズを引きずってしまって、すごくつまらなくなる物語がよくありますが、魔女の宅急便は数少ない例外だと確信しています。

4.9.09

オーマイガッ

 小野不由美さんの「十二国記」の新作がまたyomyomに登場…!
誰のどの国の話でもいいから、早く読みたいです。

 泰麒&驍宗がどうなるのかも気になりますが、流石にそれだったらもっと大々的に宣伝されるでしょうから、今回は違いそうですね。私は、驍宗が死んで李斉が王になるんじゃなかろうかなどと勝手かつ何の根拠もないでたらめ予想をしているんですが多分そうはならないでしょう(笑)

 この前の丕緒さんのお話もすごく綺麗で良かったけれど、今回はメインキャストの物語が読みたいな!あ、呉藍滌様達氾主従の話もいいな!

追記:『落照の獄』というタイトルで150ページのようですね。やっぱり「獄」で「落照」(=夕日の光)だから、戴国の話なんでしょうか??また「落照」が人名というオチなんて、まさか…ね…。

2.9.09

けじめ(わらい)←

別館を作りました。

純粋に日記的なものはこれからはそちらへ書くことにして、こちらには上橋さん関連をはじめとする日記以外のこと(=読書感想etc)について綴ろうと思います。

別館のタイトルを、決めかねています。名付け親募集中。

27.8.09

中学生用ベネ○セ受講を真剣に検討中。

 英語教えたいのに英語教えられた経験がない。
↑自慢のように見えるのかも分かりませんが、はっきり言って致命傷です。どんな教え方、どんな授業が「良い」ものなのか、さっぱりわからんです。ううー、どっかの中学に潜り込んで英語の授業受けられないだろうか…。




22.8.09

SOS

 ぼそっと。某ボランティア団体の「通訳研修」で「某イベントに参加している外国人の通訳を行う」という説明を受けた覚えはあるけれど、その「外国人」が大使館関係者だって話は聞いてねぇ!(たった今資料が来て知ったよ!)大体彼ら日本語上手いじゃないか、今更なにを解説しろと!?
 というか私、通訳(超日常会話レベル以外は)やったことないっすよ…(滝汗)。大使館関係者さまへの大切な説明を、どこの馬の骨とも知れない小娘がやっていいのか!!?ひぃぃぃぃぃ…な、成せば成る(訳が無い!)

 それにしてもSNSの威力は凄いですね。8年以上前に連絡が途絶えていた人たちと再会できました。もう絶対会えないと思っていたのに、びっくりです。

獣の奏者Ⅲ,Ⅳについて

 少しずつ、感想がまとまり始めたような気がします。そこで、ぽつっと一番初めに受けた印象について一言。まだ一回しか読んでいないので、うろ覚えで間違っていることもあるかも知れません。また、すごく飛躍的な解釈と言うか意見を書いています。ご了承ください。



 私には、エリンが、イアルが、そしてシュナンとセィミヤが、守り人の登場人物とダブって見えました。ダブるというのは、完全に同じでキャラが被っているという意味ではなく、ある面において『天と地…』の完結後の「アナザーストーリー」のように感じられたという意味です。誰が誰とダブって見えたかは、『守り人』シリーズ読者ならきっとわかると思います。なので具体的には述べませんが、『守り人』の彼らと『獣』の彼らの信条には似た部分があり、そしてその信念が『獣』の世界ではあのように作用していったのだ、と。
 『守り人』は言わば、『獣』のⅡ巻での登場人物のポジションで大体完結しています。ですから私にはどうも、このⅢ,Ⅳ巻が『獣』の続きであると同時に『守り人』の続きでもあるように感じられました。もちろん、『守り人』世界には闘蛇も王獣もいないのですが…。

20.8.09

ストーンヘンジだと思ってた絵が実はモアイだったと気づいた時のなんとも言えない感情。

 タイトルとは全く無関係に、『獣の奏者』コミックス版を買いました。いつもの病院に行くときに早めに着いてしまって、書店内をぶらぶらしていたら見つけました。

 あと、これはすごくびっくりしたんですが…新井薬師前駅の駅前の書店(名前は忘れました(汗)に、白井さん直筆のミニ色紙が…!! もちろん、『天顕祭』が平積みになっている横にです。真中と木島が!ちょっと寄り道したおかげでいいものが見れました。

 もうひとつ、上橋先生の『隣のアボリジニ』の復刊投票がとうとう44票にもなりましたね!あとわずか6票で50票、すごいです!

17.8.09

ランキング

 今日の読売新聞に掲載されていた、書店「平安堂」の週間ベストセラーの第5位に『神の守り人 上下』がランクインしていました。ちなみに勝手にピックアップすると1位は畠中恵さんの『ころころろ』、『1Q84』は3位。でも、コミックスも含めた書店『書泉グランデ』による総合ランキングでは『NARUTO』が1位、残りの9作中6作が漫画。さらに残りは某方の写真集とか私鉄車両編成表とかマニアックです。一体どういう品ぞろえをしてるんだろうこの店は。
 『獣』Ⅲ,Ⅳ巻の感想はまた後日、頭を整理してから冷静に。




11.8.09

獣の奏者Ⅲ,Ⅳ

 たった今、読み終わりました。
…何と言ったらいいのか、わかりません。

 一度寝て落ち着いた方がいいとは分かっていますが、目が冴えてしまって寝られるかどうかも怪しいです。

 とりあえず、おやすみなさい。




7.8.09

本日二度目。



 夕日、じゃなくて夕空がとっても綺麗な淡い色になっていたので、思わず写真を撮りました。でも、カメラじゃあ上手く映らないですね。本当は、もっと下の方がオレンジがかっているんですけれど…。
 直接人間の目で見るときは、光とかがもっと目に飛び込んでくるから綺麗に見えるんだろうか。

Steamed Fish-paste Cake

 最近、ナルトが気になっています。
あの作品が、海外でどう受け止められているのかが知りたい。

 この前、図書館に入荷(?)と言うんでしょうか)されているのを発見してほぼ全巻読んだんですが、ナルトって最近は「復讐の連鎖を止める→世界平和へ!」的なテーマが入ってきましたよね。それを海外の人、(特にアメリカの人)が読んでどう反応するか、興味があります。
 
 ナルトは少年漫画だし血沸き肉躍る系の闘いの話ですが、(毎週ジャンプ読んでる某方によれば、)最近は「五影会議」とか首脳サミット的なものも登場していて、「会議は踊るけど進まない」微妙にリアルな展開になっているとか。
 
 私にとって、海外展開が気になる作品の一つになりました。

 あと、ナルトは英語版の漫画の訳が面白かったです。というかバトル漫画全般が面白いです(某書店で立ち読みしてきました)。いわゆる「技名」って日本語だからカッコイイってモノが多くて、英語に直訳すると長ったらしくてモサくなりやすい気がします。だから、それをいかにカッコ良く訳しているかを見るのがすごく楽しい。中には日本語のをローマ字化しただけのもありましたけど(^^;。

6.8.09

はりぃ!

 「謎のプリンス」観てきました。
…良かった!!!
 個人的には、今までで一番良いと思います。次も観たい!と思わせる映画になっていました。あの、わくわく感。ああこれだよ、ハリーポッターってのはこういうわくわく感があるものなんだ、ってことを久しぶりに思い出しました。

以下、ネタバレです。
 
 それにしても登場人物の成長ぶりが激しくて、あれ、この人誰だったっけ?というキャラが多かったです。特にドラコ君が背も伸びてやたらカッコ良くなりましたね(笑。というか、前からスーツ常時着用してましたっけ?
 昔、英国の学校で金髪碧眼の常にワイシャツ&ズボンでビシッとキメてる感じの子に微妙にいじめられた(毎日欠かさず空手チョップを仕掛けてこられた)思い出があるのですが、その彼と今回のドラコが重なりまくりました。前からドラコに妙なデジャヴ感があった理由を今、理解しました(笑。
 
 普通の人には、ハリポタの登場人物の成長の仕方はあんまり受けが良くないみたいですね。母&友人曰く、ハリーはエラが張りすぎてて、ロンはやたらマッチョになりすぎと。あと、「すごいハンサム」ってキャラがいないのが残念だそう。
 (非常に趣味が偏ってると周りに評判の)私としては、あの比較的英国のどこにでもいそうな感じがイイと思うんですが。というかロンの評価は酷過ぎるよ!クィディッチのキーパーなんだからスポーツ選手らしくて良いじゃないか。それに、少なくともハーマイオニーはバッチリ美人なんだから良いじゃないか。

 私がハリポタの中で一番好きなのはスネイプ教授なんですが、今回もすごくいい味出してて嬉しかったです。いやダンブルドアの死に万歳している訳ではないです。ただ表情とかが、良かったなぁ、と。今回はタイトルにも登場する、影の主役(笑)ですし。表情という意味ではロンとドラコも負けずに良かったと思いますが。特にロンは、表情のバリエーションがすごい。

 いやもう本当に楽しかった!!観に行こうか迷ってる人はぜひ観に行けばいいと思います。

 最終作は第一部と第二部に分けて作るみたいです。二つに分ければ、急がず焦らずのストーリー展開が楽しめそうですね!色々な人が亡くなる回なので、じっくりやって欲しいです。

3.8.09

武術語り

 4月から護身術を習っていました。と言っても、大学の半期のみの授業なので、ほんのさわりしかやっていませんが。あと、先月からテコンドーの体験教室に通っています。体験教室なので、こちらもしょぼいもんですけれど…。両方とも、「守り人」や「鋼の錬金術師」などに出てくるアクションを垣間見ることができてとってもお得な気分です。テコンドーは、師範と手伝いにやってきてくれる道場生の男の子たちがひたすらカッコイイ(笑。例え某テコンドー道場HPに自分の写真がダメ出しコメント付きで載っていても、構いやしないさー!

長くなってしまったので、ここからread moreへ。興味のある方はどうぞ。

 護身術を習って感じたのは、急所や押さえ方を知っていれば大して力がなくても相手を倒せることもあるってこと。特に関節を固める技は、知っているだけで随分違うんだなぁ、と。力の無い人専用なので、連続技はないし、攻撃技も掌底打ちと前蹴りくらいしかありません(←これ決まると恰好いいですが)。首の締め方も習いましたが、そちらは相手にやるというよりも、自分が首を絞められたときにどうすれば締まりにくくなるか、という対策に重点が置かれていました。
 それと、最後の方に「銃の対処法」みたいなすごいことをやりました。物取りとかに銃を突きつけられた場合、どうすればいいのか、と。
 簡単に言うと、
①背中にピストルを突きつけられた場合:背中をそらせるようにしてグッと銃口に身を押しつけ、相手が押し返してきたところでサッと身をひるがえして銃身を掴み、グッと下にひねって相手の人差し指を折りつつピストルを取り上げ(引き金のところに人差し指が入っているはずなので、下にひねるとこの指が折れるんです)持ち手で相手のこめかみを殴る。
②正面からの場合:話しかけるなど、一瞬相手の気をそらせて、その瞬間に銃身を掴み下にひねってさっきと同様にする。
 の2パターンでした。
 これ↑を木製の銃で練習するんですが、練習相手に突きつけられただけで、ああ、命狙われてんな、っていう妙なリアリティと緊張感を感じました。普段、というか子供の頃の遊びでも、突きつけられるのはせいぜい手で作った即席ピストルくらいだったうからでしょうか。それとも相手の友人の目がマジだったかr(以下略)
 すっごく印象的だったのが、この練習を始める前の先生の発言。
 「殺すつもりがあるんだったら、向こうはピストルを持っててこっちは丸腰、絶対に負けるからいさぎよく諦めるしかない(すぐ撃たれちゃうからね☆)。でも、命までは奪うつもりがない時は、こっちのチャンスだ」
 だそうです。「諦めるしかない」の言い方がやたら怖くて、これ本当に本気で銃対策なんだな、と実感しました。先生のデモンストレーションもすごく速くて、銃を掴んでひねった、っと思った次の瞬間には相手のこめかみのところに銃を寸止めしている、という感じでした。それはそれは早くて、この人なら本当にできるだろうなぁと感じさせられました。
 でももし殺すつもりがなかったとしても、銃を取ろうとしていることがバレたら撃たれちゃいます。私が実際にやろうとしたら、もたもたしている間にバンとやられてしまうんだろうなぁ。

 テコンドーの方は、まだ始めたばっかりなので沢山は言えないのですが、やっぱり「護身」ではなく「闘う」とうことを目的とするものなので、連続技がすごいです。身を守る技より先に、相手を攻撃する技を習うところに決定的な違いを感じます。
 何よりテコンドーの華は足技。これ、本当にすごいです。めくるめくアクション系の漫画の世界です。母が韓流時代アクション劇をよく観てるんですが、あれのアクションを目の前でやって見せてくれます。
 とりあえず、今までに習ったのはパンチと回し蹴り数種類+かかと落とし。でも、家で練習しようがないので全然上達しません。もともとブランコから後ろ向きに落ちるような鈍くさい人間ですし、自分の上達は大して臨んではいませんが…。今は師範とアシスタントたちのアクションが見れるのがひたすら幸せです。

 注:こっからは、自分のわずかな体験と知識を基にしたへっぽこ考察です。間違ってる可能性が大ですから、軽く読み飛ばしてやってください。特にテコンドーの方はほとんど知識がありません(汗。

 私は昔、剣道を少しだけやっていたことがあるのですが、その動きとテコンドーとの動きの種類があまりにも違っていて、島と大陸でこんなにも違うのかと考えさせられています。いや、武器ありと無しでもともと全然違うのですが、例えば柔道と比べても、テコンドーの動きは別種です(でも柔道はやったことがないので、剣道と比べます)。くるっと回転したり、足を上げてキックしたり、パンチしたりととにかくものすごく激しく動くテコンドーと、「残心」など技を出した後の振舞いにも重点を置く剣道。
 テコンドーにも剣道にも「形」という決まった一連の動作を行う演武のようなものがあるのですが、(全部を見たわけではないですが)これもまた、随分雰囲気が異なります。剣道の方は、シンプルの極みをいく感じで、すごく静かです。無駄がない、というとテコンドーの方は無駄があるように聞こえてしまいますが、なんというか余分な部分をそぎ落としていったという雰囲気なんです。上手い人がやると空気が切れるような感じになります。また、剣道の形には相手が必要です。
 テコンドーの方は対照的に、一人でもできるみたいです。動きが比較的にぎやかで、ジャンプしたり蹴りを出したりと動きが激しいです。20代くらいの男にしか体力的にできない形もあるんだとか…。こちらも負けず劣らずカッコイイですが、技を高めるというよりは人に「魅せる」もののような気がしました(あくまでも私の主観で。今度詳しいことを聞いてきます)。

 以上、武術語りでした。自分がどれも半端にしかできないくせに何を語っとるんだ、というツッコミは勘弁して下さいね。

31.7.09

眼鏡っ娘と言えば聞こえはいいな

 いい加減黒板とパワポのモニターが見えなくなってきたので、新しく眼鏡を作りました。4200円でした。
 もう4個目のメガネですが、ここまで来てひとつ悟りました。

 私にメガネは似合わねぇorz。

 セルフレームメガネは全く似合わないということを身にしみて理解しました。何色を掛けても、縁が太いやつは目つきがやたら悪くなって、普通に見ているだけなのにガン飛ばしているようになります。かといって、メタルフレームが似合うのでもなく、ましに見えるだけ、なんです。
 で、メガネを選ぶとなるといつのまにか、似合うのを見つけるのではなく一番似合わなくないメガネを見つけるのがミッションになってしまいます。その消去法で見つけたメガネがこれ。夜なので黒く見えますが、濃い紫です。



 そういえば、携帯もiphoneに替えました。英語がめっさ打ちやすくて助かりますが、操作に慣れなくて大変です。

30.7.09

ふふっ

 ふっふふふ…買ってしまいました。全試験終了のお祝いと称して(まだレポート2本残ってるのにね!)。
 大学生協には(当然のごとく…)無かったのですが、書店で友達を待ってる間に、ふと目にとまり…つい(苦笑

 感想第一声としては、「毒混じりの食品もレシピ化するんですかい!??」
↑まさかのダークホースな気分でした。まさかアレとアレが出るとは。毒さえ入ってなければまともなので、レシピ化されるのは当然と言っちゃあ当然でしょうか。

ここから長くなりそうかつネタばれ入りなので、read moreに入れておきます。

 レシピ自体は、正直に感想を言いますと「こんなもんなんでしょうか」。や、チーム北海道の皆さんはすごいと思っていますよ!私には絶対あんなレシピは考え付きませんし、さすがプロ!なところが沢山ありました。
 ただ、材料がこちらの世界に存在するものしかないところに限界が←すみません当たり前ですね。上橋先生も述べておられるように、あくまでも、「ここにある材料で再現した料理集」、でした。

 おもしろかったのは、上橋先生がそれぞれのレシピに寄せられている短いエッセイのようなもの。どのようにしてあの食べ物を思いついたのか、何を狙ってこういう材料にしたのか、など、「守り人」「旅人」「獣」「狐笛」のそれぞれの食事について語っておられます。それぞれの国の環境や人々の暮らしなどについて述べられているので、それぞれの世界がより立体的に見えてくるように思いました。

 それにしても、梅が枝餅と梅が枝屋敷に関連があったとは(笑。前から、関連あるのかなぁ、無いんだろうなぁと思っていたのですが(本日二度目の)まさかの展開でした。

 一番自分想像バージョンと違っていたのが、ロッソの作り方。私は何となく山岳地帯+イモ=アンデス山脈+ジャガイモなイメージだったんですが、まさか里芋で来るとは。新鮮な感じがしました。
 実は私、偶然似たような料理を知っています。「あな吉さんのゆるベジ異国風ごはん」というレシピ本に出てくる「ペルー風マッシュコロッケ」です。こちらもほとんど「バルサの食卓」の「ロッソ」と同じような作り方ですが、ポテトを使うところと、クミンパウダーを入れるところが少し違っています。

 完全に満足することはできないけれど、十分読み応えがあって、買ったことを後悔しないような内容だと思います。 

26.7.09

上橋フード

「バルサの食卓」と「神の守り人」が本日刊行ですね。

「神の守り人」の方は、下巻が「本」のジャンルで36位、上巻が37位と、かなりの頑張りを見せています。これって、児童書としてはすごいんじゃないでしょうか。表紙で、シハナらしき女性がおかっぱになっているのが印象的でした。

「バルサの食卓」の方も新潮社のホームページに表紙絵がupされています!
 とりあえず、山菜鍋がうまそうです。ファコの味も気になります。あれ、ジョウン版は口が曲がりそうに甘い気がするんですよ、私としては。
 ファコがバルサ関連じゃないってツッコミは無しですかそうですか。それを言ってしまえば狐笛料理も無しですよね(笑) 
 やっぱり「上橋フード」じゃあ上橋先生をあまり知らない人にとっては意味不明だし、(今のところ)一番知名度が高くかつ料理数が一番多い守り人系統をタイトルにしたんでしょうね。
 一番気になるのは胡桃餅。何故って?自分で作ろうとして失敗した経験があるからです(爆)

 ううっ、どうしよう買おうかな止そうかな…めくるめくジレンマ(TT)
うん、大学の生協にあったら(運命だと思って)買おうか!一割引だし!いやでもどうしよう…と、ぐだぐだ悩み続けて今日に至っております。

 というか、その前に、音声学の試験を乗り切る方が先決。かも。終わってから考えよう。
そういえば、英語の音声学を学ぶことで自分の日本語の発音のどこがおかしいかが分かるようになりました(いったい何を学んでいるのやら)。教授が常に日本語との比較を交えて教えてくださるので…。

13.7.09

きゃー!

 十二国記の四作目の英訳版が出ます…!(来年の3月ですけどね(笑)
"Skies of Dawn"というタイトルです!
ひとまず叫びたかったのでした。




7.7.09

星の日

七夕でしたね。

 大学の購買に竹&短冊が飾ってあったのですが、短冊に書かれている願い事が切実すぎて怖かったwayaでした。
 だって…一番多いお願い事が「進級できますように」…って!

私は、とりあえず来週を乗り切ればなんとかなる…はず。




3.7.09

英雄叙事詩

 『ベーオウルフ』が今、マイブームです。
『ベーオウルフ』とは、北欧の伝承を基にした英国最古の英雄叙事詩。単純に言ってしまえば、英雄ベーオウルフが悪い怪物や竜を退治する物語です。舞台設定は中世北欧。実際に書かれたのは、7~13世紀。
 それの何が面白いのかというと、中世北欧の価値観とキリスト教の価値観がミックスしているところがすっごく面白いんです。北欧の価値観っていうのは、名誉重視の世界で、戦い(殺し合いとほぼイコール)が日常、富(=金)を持つことが名誉に直結するという、物質的な社会でもあります。さらに、多神教です。そしてキリスト教は、全能なる唯一神の愛、精神的なものに価値を置くことを教える宗教。この二つの相反する価値観が、『ベーオウルフ』では両立しているのです。この両立具合が、何とも面白い!登場人物があまりにもキリスト教からかけ離れた行為を行うと(例:唯一神以外の崇拝)、「彼らはまだ、全能なる神を知らなかったのだ」(←超意訳)など、登場人物の行動の弁解をはさんできます。
 もうひとつの面白い、というか嬉しいところ。トールキン作品とのシンクロ具合!
トールキンは古英語の教授なので、ベーオウルフについても研究しているんです。で、そのトールキンの作品「ホビット」の物語が、まんまベーオウルフに出てきます!13人で行くのもそうだし、うち1人はぶっちゃけ行きたくなかったのに強制的に参加させられてるところもそうだし、龍の弱点がお腹なところ、そもそも龍が怒った理由がその行きたくなかった一人が宝物を盗んだせいだってところも!!

 とにかく、楽しくて仕方がないです(期末試験はどうしt←進級できますように!)
いつか古英語が読めるようになりたいな!




20.6.09

異世界レシピ

新潮社から8月に出る予定だった上橋菜穂子先生の作品の料理集が、7月にでるようです。
「バルサの食卓」チーム北海道、上橋菜穂子著

 以前にも書きましたが、やっぱり複雑な気持ちです。

 前に「この本が上橋先生が作成に協力している『オフィシャル』な作品であることで、守り人の世界が狭くなる」と書きましたが、結局はそれも、読者の心構えひとつですよね。自分の想像とレシピ集に載っている物のどっちかが正しい、とか考えなければ大丈夫。正解はないってことを分かっていればいい。一読者にすぎないwayaには、心構え以外に関する選択肢は、無いわけですしね。
 今は、守り人ワールドの一つのバリエーションだ、と心の中で区別しつつ読もうかと思っています(偉そうなことを言っといて、結局読みたいんです)。どうせ出るんだったら楽しまなければ!

 自分の守り人ワールドと合っているかどうかはともかく、きっと味は問答無用でおいしいでしょう^^





13.6.09

タイ語

難しいですね!自動翻訳をかけても、意味不明すぎる上にヤバそうなサイトばっか検索にひっかかる…ウィルスの巣みたいです。
 タイ人の知り合いにメールを書いたはいいけど、なかなか返事が返ってきません。まあ、あの人にとっては獣の奏者なんて、どうでもいいネタだろうけど…。やっぱり大学内で、誰かタイ語できる人を探した方が早いかも知れない。
 スウェーデンの方は、やっぱり連絡取るのがとっても気が引けるので、とりあえず自動翻訳でこれから探してみます。スウェーデン書店サイトを見つけたんですが、Nahoko Uehashiと入力すると英語の本ばっか出てきてしまうので、スペルが違うんじゃないかなぁと勝手に思っています。スウェーデンの表紙は、どんなんだろう?




8.6.09

海外出版情報(フランス、ドイツ、韓国)

 一応、読める範囲(基本アルファベット圏内)での上橋先生の海外出版情報を調べているのですが、しばらくチェックしてないうちにアマゾンでドイツ版「獣の奏者」の表紙がアップされていました。発売日は、ドイツのアマゾンでは11月1日。日本の方は、11月と書いてあります。

 独語タイトルは、「Das Lied der Bestien」。日本語に訳すと「獣たちの歌」です。Bestie=「獣」に複数形のnがついて「獣たち」、derは女性形の二格の定冠詞で=「~の」、Lied=「歌」です。
 これ、名訳かも!確かに、獣の側から見れば、エリンに向かって歌いかけてるわけですよね!!

+追加情報
 とりあえず、フランスも自力で調べられました。フランス語版の表紙がネット書店で公開されています。
 …どうせ、フランス人の日本(=東洋)のイメージなんてこんなものさorz
とでも言いたくなるような表紙です。でもこのアーモンド形の目は、フランスでは「神秘的」とか肯定的に言われることが多いみたいですよ(→決して東洋人を侮辱しているわけではない…はず)。

+追加情報
 韓国もクリアできました。こちらはすでに2008年7月に刊行されていたようですね(^^;
上橋先生が外国語訳についてのコメントの中で書かれていた「韓国語版タイトルは『野獣』」をヒントにして、エキ○イトを駆使して見つけました。エキ○イト翻訳万歳。韓国語は比較的正確に訳せますね。文法が似てる(とよく言われる)からでしょうか。
 韓国版の表紙は、日本語のものの表紙にハングルが書かれています。(ちなみにちゃんとしたネット書店にリンクしています)
 ハングルをそんなに見慣れてない&ほとんど読めない私にとっては、これがものすごくエリンの世界チックに見えます^^ 文字のフォントが日本語版以上にカッコいい!!ってこれ、英語圏の人が「日本語かっこいい!」っていうのと同格ですね(汗 フォントが良い、ということで。

 残るはあと2言語。タイ語だけは本気でどうにもならないので(読めすらしないよ!)、誰かに頼まなければ。ってあ、タイ語の無料翻訳サイトがあった!これでどうにかなればいいな!

6.6.09

アメリカの児童書解説書

 海外の児童書解説書に、上橋先生の紹介が載っているようです。
「International Companion Encyclopedia Of Children's Literature」
Peter Hunt著、2004年出版です。

 アメリカアマゾンでなか見検索かけてたら、出てきました。
"... The author and cultural anthropologist Nahoko Uehashi is also making efforts to help readers understand the existence ..."(中見検索より)
 …読みたい!読みたいよ!?読みたいけど、44ドルって高い。約4400円。読みたいけど…(くどっ!)
 もし、この先英語圏に留学できたら、図書館にダッシュして読もう!





5.6.09

ナユグの中心にあいをさけぶ(古)

 "Moribito:Guardian of the Darkness"(闇の守り人英訳版)と「マンタリテ」の感想(考察?)を叫びに浮上してまいりました。←それにしてもこの二冊、全くジャンルが違いますね。どうやって両方好きでいられるのか自分にも謎ですが...とにかく好きなんです。

 長くなったので、追記に入れます。「闇の守り人英訳版」の感想を読みたい方はread moreからどうぞ。注:物語の感想ではなく、訳の感想がメインです。自分の翻訳能力を棚上げして、厳しくツッコミを入れることがありますが、中傷ではありません。自分だったらどうしたいのか、という素人としての考えです。


 まずパラパラっとめくってみて、精霊の守り人と比べたときの、表紙のカバー(ハードカバーを買っています)の質の違いに注目。なんか…ちょっと安っちくなっ(強制終了。精霊のカバーは「Moribito...」のタイトルが盛り上がるような加工がされてたんですが、闇の方はそれがありません。紙質は、精霊の方よりもざらざらな感じでした。

 更にパラパラーとめくり、最後の方へ(ヲイ)。用語辞典を目当てに突き進み、氏族相関図っぽいものを発見。へぇ、親切になったじゃないか…って、この乏しい情報を乗っけるために2ページも使ってる!?ヨンサなんて、ユーカとカルナとバルサの三人しか載ってない(笑
 でも、その2ページのデザインはとってもカッコいい!日本語版の方の二木さんのデザインを踏襲する感じになっていて、私は好きです。

 とうとう用語辞典へ。どうやって訳してるか、わくわくです。
 ざっと見た感じ、ヨゴ語よりもLの使用頻度が高いような気がします。例えば、精霊の方ではラルンガはRarunga、ニュンガ・ロ・イムはNyunga Ro Im、シルヤがSiruyaと、基本的にローマ字表記を使っていました。今回は、緑白石がLyokuhaku、コルカがKoluka、ラカールがLakalleと、RよりもLを使いがちです。
 緑白石と白磨石が、日本語そのままで使われているのは少し意外でしたが、考えてみれば、英語に訳すとなるとやたら小学生じみたネーミングになってしまいそうです。直訳ですが、たとえば、Greenwhite stoneやWhite polished stone。これはマズイ、ということでヒラノさんは日本語にすることにしたのでしょうね。この二つの言葉が、日本語なのに完全にカンバル語っぽく見えてしまうのが欠点ですけれど。

 …あれ?白磨石と緑白石って、何語なんでしょう?バルサやカッサ、ジナが使っているからカンバル語っぽいけれど、漢字表記だし、そういえば「蒼路の旅人」でチャグムも「白磨石」って言ってましたね。ってことは、語り手(narrator)が聞き手(読者)に伝えるときに、カンバル語やヨゴ語の単語から変換しているということでしょうか?だって、どう見ても日本語ですもん。それにしても、実際に白磨や緑白って言葉が存在...してた!!「白磨」ははっきりと存在していました。「緑白」の方は、「白緑石」ってものはあるようです。

 寄り道してすみませんでした。
 それにしても、ラカールの訳はいいですよね!Lakalle。ヨゴ語とカンバル語の違いがはっきり表れているように思います。何せまだまだ例が少ないのではっきりしたことは言えないのですが、多分、ヒラノさんはヨゴ語とカンバル語の発音に違いを持たせようとしてらっしゃるのだと思います。ヨゴ語の日本語的発音に対して、国籍不明(?)のアジア的発音。以前、精霊の英訳本感想を書いたときに、「ローマ字表記っぽすぎる」というコメントを付けたような気がしますが、ひとまず前言を撤回しておきます。全巻の英訳が出揃うまでは、確定できませんが…。

 さて、いよいよ本文へ。といいつつも、本文の訳については個人的な趣味や思い入れが入りすぎるのでほぼノーコメントで通します。
 全体の印象としては、偉そうな言い方ですが、精霊の方よりも訳が上手いような気がします。読んでて、つっかかりがないというか、自然な感じがするというか。日本語版と同じように、すっと物語に入っていけました。洞窟の表現や、戦闘シーンもすごく良かった!あえて言うなら、ご飯の表現が少しくどいような気がすること。「美味い」の基準が日本人仕様だから仕方がないのかもしれないけれど、もう少し読みやすい方がいいような(代わりになる表現も思いつきませんが!)。

 これにて感想終了です。
「守り人」英訳本もこれで二冊目。三冊目も、四冊目も、五冊目も…最終巻まで、出して欲しいものです。是非とも(バ)ラウル王子をイングリッシュで…!
 関係ないですが十二国記の方も頑張ってほしいです。ついでに「獣の奏者」の英訳本も!
 獣の奏者については、ドイツ語版購入を真剣に検討中。ドイツ語を副専攻語にしたことだし、この本なら気合いで読めるかなーと。

13.5.09

感想ともいえないアニメ二期鋼コメント

 エリンはフォローできなくなりがちなのに、鋼のアニメだけはしっかり観れてます。二期はそこまで好きでもなさそうなんですが…。なぜって、Gyaoで観れるからです。あれなら録画不要で基本的に一週間内に観ればセーフ。エリンも同じようなことやってくれればいいのに。今だに成長したエリンが予告以外で見れてない…。

 ところで、ニュー鋼のEDの画像のひとコマで、めっちゃ気になる台詞をデフォルメエドが吐いています。

 "Let's get together!!"(効果音:Ta-da!)と言いつつ、エドがアルに肩車してもらってるコマです。

 "let's get together"って、付き合おうぜって、意味もあるんだけど…!?そういうのを狙ってる??
 友達に言ったら、「いや、単に「合体!」って言いたいだけだろ」と。
…そうですよね!メカ的な「合体」ですよね!!
 
 深い意味がないといいなぁ、と思いました。(しかし、このアニメ確かアメリカでも同時放送中だったような…(汗)

3.5.09

 大学が始まって一ヵ月。忙しくてというか心の余裕がなくなってきてあまりネット社会に遊びに来れなくなりました。驚いたり焦ったり爆笑したり怯えたり(←)と、色々な体験をしすぎて、上橋ワールドにはしばらく戻れないかもしれません。エリンの英訳の話も書きたいんですけれど…。
 エリンのアニメ、最近バイトが入ってしまって(入れたのは私ですが)観れていません(録画のタイマー機能は壊れています)。うわさではカイルがでてきたとかなんとか…!大人っぽくなったエリンを観てみたいです。来週は観れるといいな!




22.4.09

生き残っております

 バリバリ生きてます。病気でもなんでもありません。
入学直後がこんなに忙しいとは…!履修選びが大変です。趣味に走りそうな自分と、待てという自分が、分裂を繰り返していて…。
 とりあえず、一段落付きました。バイトも始めました(勉強と両立できるかは、ノーコメント)。スパコミ行きます(プロの友に連れられて)。読書のいずみをもらってきました(茜さんありがとうございます!)。上橋先生には敵わないと思いました。以上!

 あと、獣の百質をちまちまやってます。100ってかなり長いですね。

7.4.09

クリア!

バナーhareta!!!
この数ヶ月悩んでいたのはなんだったんだろう、というくらい簡単に。

私信:貼りましたぜ琳陽さん!!

5.4.09

The Road of Flames...

 蓑虫の夢の琳陽さんが、素敵すぎる会を立ち上げてくださいました!
その名は、「炎路の旅人を待ち望む会」!!!
 以前、このブログに「『炎路の旅人を~』なんて同盟ないだろうかと(誰か本当に作ってくれないかな、という淡ーい期待を込めて)書いたんですが、琳陽さんが本当に作ってくださいました!!琳陽さん、ありがとうございます!
 バナーを貼れるようになるように、勉強します(^^;




3.4.09

なんてイベントフル

今日はすごくイベント盛りだくさんな一日でした。

☆まず大学の新歓で、ともだちひゃくにんできるかなをやってきました。履修案内を入れるために持ってきた袋に履修案内が入らなかったときはがっくりきました。
☆次、シャーマンキング蜜柑脱出の日でした。27巻を買うときに、書店員さんが電話帳のような履修案内を手で持って歩いてる私を不憫に思ったのか、一緒に入れるようにと大きい袋にしてくれました。ありがとう書店員さん!!
そして…
☆「狐笛のかなた」舞台化!!!!!!!!!!!!!!

 や、狐笛の情報は昨日洞窟さんにアップされていて、今日気づいたってだけなんですけれどね。(しらいさん、情報ありがとうございました!)
 開演は9月のようですね^^ しかも、場所が地元!
 絶対行く!!たとえ試験前だったとしても…行って…や…る…!!一日くらい、どうってことないよね?
 
どうしようかと思うくらい、どきどきしっぱなしの一日でした。

21.3.09

夜明けだ!

 そして昨日の興奮も冷めやらぬまま、琳陽さんのところの絵チャに文字だけ参加させてもらい、9時から4:45辺りまでしゃべり通しました。楽しかったー!約8時間!!!
 やっぱり、ファン同士で集まるのはいいものです^^
 もう朝の5時。起きる時間になってしまったので、このまま起きていようと思います。

真・完結

 この前「受験完結」宣言を出しました。が、実は、あの時はまだ、最後の試験の結果が待ち構えていました。国公立という、でっかいやつが…。怖くて言えませんでした。
 超マイナス思考が得意な私は、絶対だめだと思っていて、別のところに行く気満々だったんですが…

受かりました!!!!

 いやもう、感無量と言うかなんと言うか!自分では絶対に無理だと思っていて、大変お世話になった先生に背中を盛大にどつかれて初めて受験する気になったわけで、途中でめちゃくちゃ嫌になってこのブログを勢いonlyで開設してしまったり中途半端なエリンのアニメ感想を書いて墓穴掘ったり、受験当日の朝に自暴自棄になって聖☆おにいさんを読んで笑っていたりしましたが、受かって本当に嬉しい!!!
 こんな阿呆が行っていいのかという大学で、特に英文法が不安すぎます。しかしもう、頑張るしかない!!!小学生の頃からの夢への道に突入できるなんて、それこそ夢のようです。
 励ましの言葉を下さったり、勉強場所のアドバイスをして下さった琳陽さん、茜さん、ありがとうございました!!ゆうりさんも、この場所を見ていらっしゃるかどうかわかりませんが、応援ありがとうございました!

19.3.09

らじを

 例のラジオ、電池一個抜いたのにまたアラームが鳴りやがりました。すごーく不気味なので、今度廃棄します。もったいないけど…。
 電池を全て抜いた後も、鳴ったりしてね…(ブルブル)

 今、ゲド戦記のfour books in oneの、一冊にシリーズ四冊分入っているというお得(だけどちょっと分厚い)本を購入して、読み返しています。この本は、日本語版と英語版の雰囲気が180℃違う感じがします。英語版は文体がえらく古風で、叙事詩的な感じ。
 読み返して初めて気づいたんですが、1巻のとき、ゲドはまだ19歳なんですね!(何を今更)
 ゲドの言動があまりにも老けているので、何となく22歳くらいかなと思っていました(あまり変わらない?)
 2巻のテナーとの間にすごく年齢差があるような気がしていましたが、意外と差が無いんですね?

17.3.09

ひぃぃぃぃぃい!

 昨日も書いた例のラジオですが、今日は5:02にアラームを鳴らしやがりました。別な部屋でゲームしてたら、「ピピピピピ」って…!
 不気味なので、電池を抜きました。初めっからそうしていればよかったんですね、考えてみれば。これでも鳴ったら、私は霊をはっきりと信じるようになるかもしれない。

精霊の守り人アニメサントラ

図書館で、なんとアニメ精霊の守り人のサントラを借りることができました!
 聴きたかったけれどすごく高かったので、試聴でさわりだけ聴いてあとは何年後かに中古を買うしかないかな、と思っていました。図書館で借りられるなんて考えてもいませんでした。購入してくれてありがとう!!
 こうして全体を通して聴いてみると、始まり方とか盛り上がり方とか、ロー/ド・オブ・ザ・リ/ングのサントラにすごく似てるような気がします。やっぱり参考にしてるんでしょうか。特に、初めのヨゴの村の辺りが、ホビット村アジアバージョンって感じがします。

15.3.09

ご無沙汰してました。

 やっとこさ、toeflが終りました。はぁ…マイク感度が悪くて大変だった!感度の調整をするために、スピーキングの前に「あなたの住んでいるところについてしゃべって下さい」って質問の答えをマイクに言うんですが、何回「東京都…」って言っても"please try again"とか言われてしまって、スタッフの方に、「もう、『アー』でいいですから」と言われました。そして気づけば周りのほぼ全員が「アー」に…。受験会場は、コンピュータが良さそうなところを選ばないと苦労しますね。前のコンピュータ系の専門学校の会場のときなんて、一発だったのになぁ。
 そして昨日、アイルランドフェスティバルに行ってきました。葉書もらった!しかも、選べなかったのに「羊ストップ」の標識のやつも入ってた!


 そして誰もいないはずの家に帰ると、なにやら音楽と話し声が…!
音源をたどると、何年も使っていないラジオが、一人でしゃべくっていました。
 霊は基本信じませんが、さすがに不気味でした。しかも父によると、電波とかなんとかでスイッチが入るような構造ではないらしい…。

11.3.09

crossroad...

6年間使い続けている電子辞書。オックスフォード英英とシソーラスが入った、当時としてはレアな辞書です。型落ちを買ったのでデザインは約10年前のもの。
この機会に買い換えようか、迷っています。まだ使えるけど、古語辞典といいドイツ語の辞典も入ってたら便利だなと、つい思ってしまいます。でも使えるしなぁ…!ずっとお世話になったものを捨てるのは気が引けるしなぁ…!

10.3.09

今週号

 今週号のTIMEは、怖い話ばかりでした。読んでて背筋がぞくっとする話&すぷらった写真が連続で…。
 ある少年がテロリストになった経緯そして結果とか、アメリカの中流階級くらいの人が病気で一気に自己破産に近いとこまで追い詰められる話とか…。しかも、欧米の報道写真って、すぷらった多いんですよね。さすがに遺○はあまり写されないけれども、今回は血液が…はんぱねぇ…。うん。
 あ、でも電子書籍の話はわくわくした!まだアメリカ国内でしか商品化されてないけど、アマゾンのkindleなるものが日本に上陸する日が楽しみだ!まだ色々課題はあるみたいだけどね!

7.3.09

just readin and saying my thoughts out loud.

超独り言。な割には重いかもしれない。日本語じゃありまsん…。
 受験勉強用に始めたTIME購読でしたが、結局受験後も読み続けなきゃいけないことに(そりゃそうだ)。ただ読むのは激しく退屈なので、感想を吐き出させてください!


reading o/ba/ma/s speech right now...really hearty, ame/ri/can spirit kind of thing, but he still gets labeled as the quiet type. guess other p/resi/de/nts were heartier.anyway he keeps repeating this g/o/d word, even though he also said that u/s/ was a nation of every religion. this makes me feel that the chr/istia/nity is really sunk into the country, forming its foundations. i wonder when the country would be able to say someone non-christian is okay for our pr/esi/dent. cause you see, the p/re/si/dent has to swear by somebodys bi/b/le (maybe it was li/nc/ol/n??), so the person has to be ch/ri/stia/n or at least a nonbeleiver, no m/us/li/ms thankyou. thats whats sad about u/s/

4.3.09

獣の奏者の英訳を考えてみた(前半)

 「獣の奏者」を英訳するとしたら、どうなるのでしょうか?
英語版wikiでは、タイトルは"Player of Beasts"とあります。
 でもこれは直訳で、原語の「獣の奏者」とは意味が大分違ってしまうように思います。
 その他「獣の奏者」の英訳版について、考えてみたことを書いてみました。長くなったので、追記に放り込みます。…タイトルについての結論はまだ出せていないのですが、ずいぶん前に書いた記事なのでうpしてしまおうと思いました。もう少し考えてから、後半を書きたいと思ってます。

 奏者、という言葉を訳すると、"Player"という言葉に辿り着きます。「獣」に対応する言葉は、"beast"。だから、"Player of Beasts"
 でもなんとなくしっくりこない気がするので、とりあえずその理由を考えてみます。

 まず、"player"と言う言葉の「演奏者」以外の意味を見てみます。和英辞典だと、対応する日本語しか書いてないので、英英辞典を引きます。
1.a person taking part in a sport or a game.
2. a person that is involved and influential in an activity.
3. an actor.
(The Concise Oxford Dictionary Tenth Edditionより)
一応日本語に訳します。
1.スポーツやゲームに参加する人
2.ある活動に関与し、影響を与える人
3.俳優

 これらの意味を見ていくと、私には、このplayerと言う言葉は「操る」という意味が強すぎるような気がします。上橋先生がこのタイトルを付ける上で、「操者」ではなく「奏者」にしたことには意味があると思うからです。作中に、「操者の技」という言葉を出しているにもかかわらず、作品のタイトルは「奏」でる者にしている。ということは、「操る」という言葉では表せないものを表現したかったのだと解釈することができます。(私には、―竪琴を奏でることによって王獣と「会話」し、それによって獣を操る者―という意味だと勝手に解釈しています。「操」の意味もこのタイトルの「奏」には含まれているのだと思っています。掛詞的に。)

 では、"Player"以外に、もっとしっくり当てはまる言葉はあるのかというと、なかなか思いつきません。ぶっちゃけ無いんじゃないか…とも…思いますが…ここでめげていてはいけない!というより、この結論じゃ中学生レベルの英語力でも辿り着けますよね。ああ、エリンの発想力が欲しい…。

 …でもやっぱり思いつかないので、他の「獣の奏者」独特の単語の英訳をやってみようと思います。

霧の民
1.people of the mist←霧の人びと
2.children of the mist←霧の民。でもこの場合、彼らが「霧の民」を自称しているような意味合いになってしまう。ヨーロッパの物語などでは自分たちのことを「~の子どもたち」と名乗る場合が多い。"Children of Odin"など。
3.nomads of the mist←思いっきり意訳。「霧の放浪民」。
 個人的には、3.が好きです。無難に行くなら1.だろうけれど、意味や霧の民の社会的な地位や暮らしを考えると、「放浪民」と訳してもいいような気がします。

王獣」。いくつか候補を…って、これもどうやったって中学生レベルの英語ですが…。
1.king beast←直訳で。ストレートに「王の獣」
2. king's beast←少しだけいじりました。「王の」獣。日本語の「の」って、色んな意味を含んでますが、この場合は、「王のものである(或は王となんらかの関係を持つ)」獣、の意味で。
3.ouju←そのまま。説明をちょろっと付け加える。でもこういうことをすると、上橋語と日本語の区別がつかなくなってやっかいそうです。
 さあ、どれがいいでしょう?
…結局、king beastという直訳が一番いいような気が。ちょっと不自然な感じがするんですが、king's beastというのも意味的に正確じゃないし、oujuってのも微妙。結局考えた末に直訳が一番ってのもどうなのかと思いますが、私が思いつく中ではこれしかない。私の知能レベルを超えた訳者さんが訳してくださることを祈ります。

次、「闘蛇」。引き続きめげずに候補を考えてみます。
1.fighting serpent←戦う蛇、の意味で直訳。
2.fighter serpent←戦う蛇=日本語では1.と同じになってしまいますが、戦いを専門とする蛇、みたいな意味です。こういう名前の動物って、英語ではたまにいるんですよ。"er"を付けると「~する人」(singerとか)って意味になるので、king fisher=カワセミ、など。
3.touda←見ての通り、そのまま。
 さぁて、どれがベストでしょう?
私は、今回は2.だと思います。動物の名前っぽい、というのが一番の理由です。それに、1.にしてしまうと、ただの戦っている蛇(現在形で)という風にも解釈できてしまうので、紛らわしい。3.は、上で挙げたのと同じ理由からダメだと思います。

 では、次。
闘蛇衆
うわ、これ超難しい…。どうしよう(え)。とりあえず、思いつく限りの候補を。
1.people of the fighter serpents←普通に訳してみます。「闘蛇の人びと」。
2.fighter serpent raisers←意訳。闘蛇を育てる人。
…こ、これくらいが限界です(息切れ)。

 ここまで読んでくださった方、お付き合いくださってどうもありがとうございました!ぐだぐだに終ってしまってすみません!近いうちに必ず「獣の奏者」タイトルについての後編を書きます。

2.3.09

卒成る

…うん、卒アルのランキングで仕事をバリバリこなしそうな人&しっかりした人&頭の良い人でばっちり1位に入っていました。要するにガリ勉臭いってことですね。

それはそうと、アレックス・シアラーさんの「チョコレート・アンダーグラウンド」の漫画版を読みました。
この手の漫画化系の作品にしては、えらく出来がいいような気がします。
絵を見ているとロンドンっていうよりは、フィクションの国っぽいし、オリキャラの女の子が出てきたり某中年太本屋がスマートな青年に変わっていたりと、色々変更はありましたが、全体としてはすごく良かったです。
漫画家さんも、仕事だから描いているという風ではなくて、読んでいると原作愛が伝わってくるような気がしました。コメントに、「原作が好き」的なことが書いてあって、やっぱり!って思いました。

ただ、一つだけ叫ばせてください。ただの個人的なこだわりです。

「指を組み合わせる」っていう仕草は、主人公二人の秘密の合図なんかじゃなくて、英語圏全般で通用する嘘を言うときのポーズなんだ!!!(すごく使い勝手がいいんだぜ!これをやれば嘘ついてもいいんだぜ!!)
でも、あの「僕たちの秘密の合図」ってのも、すっごい素敵でした。仲良しな感じが…!!あれは萌えます。分かりやすいし(笑)

1.3.09

宣伝

 イギリスの知人にDr.Whoの去年のクリスマススペシャルを送ってもらいました。やったぁ!!

ついでにDr.Whoを布教させてください。

 Dr.Whoというのはイギリスの何十年も(白黒テレビの時代から)続いている国民的なドラマです。簡単に言うと、「ドクター」なる不死身の宇宙人が電話ボックス型の宇宙船に乗り、宇宙の秩序を乱す宇宙人(たまに地球人も)をやっつけていくSF物語。

 ドラマ開始当初は、14歳くらいの女の子と男の子と、老人の姿をとった「ドクター」が繰り広げる冒険物語でしたが、最近は成人女性と(見た目は)若い「ドクター」の冒険ラブストーリーに変化しています。ちなみに主人公である「ドクター」は致命傷を負うとフェニックスのように蘇ってきて、そのたびに外見がガラリと変化します(=俳優交代)。

 数年前に、日本のNHKではDr.Whoシリーズの1シーズン分を放送していました。

 あらすじだけ書くとすごくばかばかしいドラマに見えますが、面白いので興味のある方はツタ・ヤなんかを探してみてみるといいと思います。you・tubeにも流れていますが…(^^;



26.2.09

月に何度病院行く気だ。

二日ほど前から吐き気と胃痛と寒気が止まらないので、仕方なく内科に行ってきました。普段は風邪くらいなら行かないんですが…。
 「ウィルス性胃腸炎」なるものに感染しているそうです。胃の動きが止まってしまうんだとか。
去年ノロにやられたときよりは楽ですが、ノロより長引いているので厄介。

18.2.09

受験完結

 昨日、上橋さんの母校に受かっていました。結果発表の前に別の大学に決めたので、結果的に記念受験になってしまいましたが…。
 とにもかくにも、本日をもちまして受験終了となりました。…そんでもって、来月はtoeflです。まだまだ英語浸けの日々を送らないといけないようです。