28.3.11

観光

自由の女神像(再び。今度はもう少し近く)と、National Museum of the American Indianを見てきました。
前回とは別の場所から出ている別のフェリーに乗って、もう少し近くを通過。
また同じような写真ですが…。
傾いているのは、船に乗っている+ズーム機能を使っている+力量の結果ですのでご勘弁ください。


今回撮った中で一番気に入ってるのはこれだったりします。
フェリーに乗っている間、餌を期待しているらしいカモメたちに追跡されまして、そのうちの一羽をカメラに収めることが出来た訳です。

次に、博物館の話を。


…さて、あなたは今まで全く見たことのない動物に出会いました。牛のように大きいけれど角は無くて、顔は細長い。その背には奇妙な格好をした人がくっついています。この動物を何と呼んだらよいでしょう?

アメリカ大陸では馬が絶滅していたので、アメリカン・インディアンの人々はヨーロッパ人が持ち込んできて馬を見て非常に驚いたそうです。もちろん、この動物を呼び表す名前もありません。そこで各部族が考えた名前は…

Cree...mistatim: big dog
Lakota(Sioux)...sunkakhan: mystery dog, holy dog
Assiniboine...thongatch-shonga, sho-a-thin-ga: big dog
A'aninin(Gros Ventre)...it-shuma-shunga: red dog
Siksika(Blackfoot)...ponoka-mita: elk dog

なのだそうです。皆、今までに知っている動物の中では犬に一番似ていると思ったようですね。

特に興味深かったのは、アメリカン・インディアンの描く絵。「絵」というよりは、「記録」と言った方が正確なような。例えば、ある男性の功績を表す絵では、敵の首が頭上にいくつも描かれ、名誉を表す鷲の羽を何枚も持っていて、さらに盗んだ馬の首部分だけが描かれて何頭分捕ったかがわかり、そしてこれまた攫ってきたらしい奥さんが描かれている。何が起きたのか、何をしたのかを伝えるのが主な目的のようでした。

もうちょっと見て行きたかったのですが、時間切れに。また時間があれば行きたいです。
そして今週中には、The American Museum of Natural Historyにも行きたい‼

27.3.11

Leaving this world...

ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんが、26日に亡くなったそうです。
最近やっと、彼女の作品の面白さがわかるようになったばかりなのに、残念でなりません。
May her spirits rest in the many worlds which she has depicted with such wonderful skill and humour.

21.3.11

お久しぶりの

まだ、ニューヨーク市にいます。
もともと3月末には帰国する予定でしたが、数日伸ばして4月の初旬に帰ることにしました。
それくらいで変わるものは少ないでしょうけれど。

さて、最近の活動は、
Metropolitan Museum of Art(再訪)
ブルックリン&自由の女神
中華街

などでした。

Metropolitanの写真はうっかり撮り忘れて無いので、とりあえず自由の女神さまを。

遠景だったので、カメラで拡大してこのくらい。
"Give me your tired, your poor/Your huddled masses yearning to breathe free..."
の言葉で始まるソネットが刻まれているというあれですね。船の窓ガラスの汚れも映ってますが…。
ブルックリンへはSouth Street Seaportから船で行きました。海上からNY市の様子を改めて見ると、平地にビルが林立している様子が良く分かります。そして、並び立つビルの手前には、イギリス風のコテージと言うかお屋敷と言うかが建っていて、すごく奇妙な風景でした。

そして中華街。
魚屋さんが生きた魚を容赦なく段ボール箱の中に放りこんで展示していたり、バケツの中にカエル(生)が大量に座り込んでいたりしました。まあ、下町で生ドジョウが100g500円で売ってるのとどっこいどっこいですね。(中華街カエルはさばいてくれるようだけど、下町ドジョウはどうするのか、未だに謎です。)
あまり良い写真ではありませんが、通りを撮った一枚です。

それでは、またどこかへ行ったら写真を上げにきます。

15.3.11

無題

ワシントンDCへ行ってきました。
出発の朝、日本で地震があったことを友からの安否確認メールで知りましたが、そのまま行ってしまいました。
現地に着くと、最高裁で半旗に迎えられてどきりとしました。こちらDCおよびNYCでは、今も半旗を掲げたままの所が多いです。
宿泊場所に戻ってテレビをつけると、津波・地震の被害の様子が流れていて本当に驚きました。
こちらのニュース番組は妙に扇情的な割には情報量が少なく、最初は一体何が起きているんだかよく分かりませんでした。

この場を借りて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

9.3.11

鏡よ鏡

Gail Carson Levine
HarperCollins
発売日:2008-05-01

NYCのブックオフで見つけて思わず購入。1ドルでした(笑。

"Ella Enchanted"の作者のお伽噺ベースの別作品。
今回は、「白雪姫」が物語に編み込まれています。

個人的に嬉しかったのは、主人公のAza(エイザ、と読むんだと思っていますが、正直自信が無い…)の妹がAreida(アリーダ?アレイダ?)であったこと。今本が手元に無いので確かめられないのですが、彼女、確か"Ella Enchanted"のエラが寄宿学校へやられたときの親友だったと思うのです。ルシンダさんも相変わらず出演して、色々掻き回してくれます。

正直言って、レヴィーンの王子様の描写がワンパターンで、個性があまり無いのですが、彼女の力はお伽噺をわくわくするファンタジーに描き直すところで発揮されているのだから、問題なし!←

しかし、本当にレヴィーンは物語を書くのが上手だなあ。
登場人物の個性は、よく考えると結構ワンパターン。
お伽噺ベースだから、ストーリー展開も結構予測できてしまう。
それなのに、あれよあれよと読ませてしまう。そして読んでいて、楽しい。
こういう話、書いてみたいなあ、と思わせる物語が書ける人。今後も期待しています。

6.3.11

スケジュール

24日に飛び立ってから、怒涛の日々でした。
ここで、忘れる前にざっくり振り返ってみようと思います。まあ、もう大分忘れてる気もしないでもないですが。

2月24日―3月2日:NY。
安ホテルに泊まったら窓に鍵がかからなくて、「壊れてるよ」って言いに行ったら、「元々鍵なんて無いよ」と言われすごすご戻ったのが印象的でした。あと、エレベータがよく見たら「これは乗客用ではありません」と書いてありました。

2月28日:ワシントン日帰り。
世界銀行、ホワイトハウスを見てきました。途中、友たちがやばい駅に入りそうになりましたが必死で止めました。何がやばいって、その駅の直近エリアだけ、やばい目つきをした人たちがぶらぶらしていることです…。明らかにアレは、入ったら(ただでは)出れない駅だと思う。



3月1日:アクシデント発生。私にはそんなに影響はありませんでしたが。

3月2日―3月4日:ボストン
ユースに泊まりました。結構管理がきちんとしていたし、安全そうでした。一人旅なら、多分安ホテルより安全じゃないかと感じます。日本人も結構いて、旅するT大生なんかにも会いました。

3月3日:プロビンス(ロード・アイランド州)
弁護士がたくさんいる町でした(くらいしか印象が無い)



3月4日―:実家。

3月5日:
下に書いた通り、The Metropolitan Museum of Artへ行ってきました。初めてまともに観光しました!と言いつつも、自分の興味のあるところには全く行かなかった訳ですが…。
そして友を空港近くまで送って行った訳ですが、色々ハプニングがありました。日本でいえば、山手線の電車が中央線を走っちゃったぜ!みたいなハプニングです(真実)。まあ、終わりよければすべてよし、というやつですね!(にこり)
夜は、何かのパーカッションを観に行ってきました。疲れてなければ、ものすごーく面白かったんじゃないかと思いますが、疲れていた私には残念ながらあまり味わえませんでした(爆睡…ごめんなさい!)

こんな感じでした。

こんにちは

こんにちは。
ふと金星マップのビュー数を見て、びっくらこいたWaYaです。

さて、本日はThe Metropolitan Museum of Artに行ってきました。
友に付きあって行ったので、基本的に19世紀ヨーロッパ絵画のセクションしかじっくりは見なかったのですが…。

全体的な感想は…

「金に飽かせて、世界の歴史と芸術を手当たり次第買い漁ってきた」

という感じでした…。
(「めちゃくちゃだなあ」というのが、友の感想でした)

エジプトの神殿をそのまま頂いてきてででーんと組み立ててみたり、イギリス、イタリアなどのお屋敷を移植してみたり。
「カオス!!」と叫びたくなるような統一感の無さでした。

はい、急いで撮ったので完全に床が傾いてしまっていますが、エジプトの神殿を移植した部屋(?)です。

もっと色々書きたいのですが、眠いので今日はここまで。

3月6日追記:
と、ぶった切るようなことを書いて寝てしまったことをちょっぴり後悔。
大丈夫です、(ちょっと悪趣味な気もしますが)良いところです。
コレクションの数とバラエティは本当に凄い。とりあえず「何でもある」感じ。
だだっ広いので、巻物系の展示物なんかは全部広げて展示できているのが、個人的にはツボでした。私には全く読めない言語 (走りすぎたので何語かも不明)でしたが、読める人なら最後まで読めて良いなあと。

また時間があったら、古英語中英語文献なんかも探してみたいなあ。

5.3.11

復活!

ようやくこちらに落ち着いてきました。
この一週間、ニューヨークを拠点としてボストンへ行ったりワシントンへ行ったり、いろんなところへ行っていろんな人に会ってきました。
とりあえず、あまり良い写真ではないけれど、ボストンで撮った一枚を。


もうちょっと休んだら、アメリカ初入国の印象なんかをまとめてみたいと思っています。