15.7.10

手を出してしまいました。読み終えてしまいました。+α

J. R. R. Tolkien
HarperCollins Publishers Ltd
発売日:2010-04-01

元の詩の形式を尊重しつつもシグルドやブリンヒルドを生き生きと描く語り口に、知らず知らずのうちに引き込まれていきました。

画像で見れるように、ブクログから引っぱってみました。

シグルドと竜のファフニール、と言えば北欧神話やサガ、エッダを少しでも読んだことがある方は聞き覚えがあるかも知れません。北欧のサガ、シグルドの竜退治の話をトールキンが古英語の叙事詩風に現代英語で語り直したものを息子のクリストファーさんが出来る限りまとめたものです(ややこしいなおい)。

具体的な内容は、順繰りにファフニールが竜になった経緯、シグルドの竜退治、シグルドの花嫁探し、シグルドの妻と兄弟の話です。これに、クリストファーさんが付けたオリジナルのサガとの比較や補足説明が加えられています。あと、最後にトールキンが自ら書いた古英語の叙事詩の一部が掲載されています。

シグルドの物語は、かの有名な「ホビット」のモチーフにも使われています。ホビット好きの方はぜひどうぞ。



今日、自動車学校への入校手続きを済ませてきました。距離感覚が絶望的な人間としては、車(しかもマニュアル)を動かすなどとんでもないことですが、何事も挑戦だと思ってやってみます。しかし、どうなることやら…。

そして、なんだかんだいって結局米国に行かずに大阪行きます。8月に行くのは自殺行為と友に言われましたが…。待ってろみんぱく…!とうとう行ける!

10.7.10

おめでとうございます

守り人誕生日!

今年もやってきましたね。と言っても、何をするわけでもないのですが、とりあえず出会いを語ってお祝いしたいと思います。

私が守り人に出会ったのは確か、小学校高学年のときでした。別に電撃的な出会いだった訳ではなく、最初は脳内で、「結構好きな本」のジャンルに仕分けられていました。当時確か、「月の森にカミよ眠れ」も読んだのですが、その時は知能か日本語能力か精神年齢が追い付かず、よくわかんなくてつまらないなー、とか思っていました。

本当に「あ、この本大好き…!」と認識したのは、中学生の頃でしたね。ふと、このシリーズのことを思い出して読み返してみたら、自分が今まで気付かなかった世界の広さが身に迫ってきて。独自の世界の一部を描ける人はたくさんいるけれど、その独自の世界の、作者が本のなかで書いていない部分を意識させるような欠き方ができる人は、とても貴重な存在だと思います。(「月の森…」の方は、高校生の時に読み返して、「おおおお、何だこの本は…!」と衝撃を受けました。語りが綺麗ですよね、本当に!)

そんなこんなで、守り人読者歴約9年、ファン歴推定7年のWaYaでした。

9.7.10

Time Flies Like an Arrow

え、試験まであと二週間って何の冗談ですか(真顔)


件の英語史を勉強してると、エッダとかサガとか北欧神話だとかを読みたくなってきます(あれらは古ノルド語で微妙に関係ないですけどね!)。そして読み始めてしまったThe Legend of Sigurd and Gudun、トールキン作。シグルドの竜退治伝説の語り直し(詩の形式で)という内容です。トールキンのマニュスクリプトの写真なんかも載っていて、楽しいです。ってあ、ブクログにこの本登録した最初の人間だ!

そうだ。続くかどうか分かりませんが、ブクログ、少し前に始めました。lybbestreというユーザ名で使ってます。ジャンルがわかりやすく偏ってます。今まで読んできた本より、これから読む本を登録していこうと思ってます。

これから読みたい本:
まず、モビーを読み切ってから、


が読みたい!


アニメの屍鬼が始まったみたいですね!うちは観れないんですが、どうだったんだろう?



5.7.10

乙嫁語り2感想+α

読みました。相変わらず絵が美しい…!

スミスさんの下りを読んでいて、うちの学校の先生の一人の体験談を思い出しました。
場所は違いますが、それこそアミルたちみたいに、遊牧をして暮らしている人たちのところにお世話になったことがあるとおっしゃっていました。

羊を殺す時には、血を無駄にしないために腹を裂いてから中に手を突っ込んで心臓に繋がってる動脈を切り、体のなかで出血させるとか(グロくてすみません)

チーズ的な食べ物が(食べさせてもらったもののなかでは比較的)好きだと言ったら、ゴミ袋大の袋に一杯もらってしまった(そして数年たった今まだ残っているという…)話とか

見ている世界がまるで違っていることとか

無文字言語は、文法も実は結構不安定だ、とか(アミルたちは文字あるみたいですが…)

そして、そういう人たちとは大抵、一度別れたら二度と会えないことがざらにある、ということとか。
スミスさんは、アミルたちとまた会えるんでしょうか。

読みながら、リアルと重ね合わせて考えてしまいました。


そうそう、趣味と実益を兼ねて、「図説英語史入門」という本を買ってしまいました。学校の生協で買うと本が10%引きになるから、ついつい色んなものに手が伸びてしまいます。

それほどいるとは思いませんが、古英語中英語現代英語のしくみの変遷を知りたい、という方には最適かと思います。本当に「英語の歴史」だけを知りたい方には、寺澤盾著の「英語の歴史」をお勧めします。新書で買いやすいし。

内容は、ぶっちゃけ、図がそれほど多い訳ではありません(え)。むしろ、文の方が圧倒的に多いです。でも、文法は簡単な説明&表でわかりやすいし、必要な地図なんかも分かりやすいのが載ってるので最高です。古英語中英語現代英語、それぞれの代表的な文学作品から少しずつ抜粋して、word to wordで訳と解説もしてくれます。「tea time」というミニコラムで、日本語の古語文法や発音の話なんかの雑学的なことを教えてくれるのも楽しい。

と、宣伝してみました(笑。決してポピュラーなジャンルではないので、こうやってアピールしてれば仲間が増えてくれないかなと密かに期待している訳です。興味ある方お友達になってください…!

2.7.10

舞台化続き

洞窟さんのところで狐笛舞台化の詳しい情報が掲載されましたね!
早乙女太一さん…!すごっ…!

2回も舞台化するくらい人気なら、映画もつくってくれないかな、なんて言ってみたり。安っぽいCGを使われるのは嫌だけれど、工夫次第ですごく良い映画になりそうだと思うんです。イメージとしては、蟲師の映画版みたいな感じ希望。


 夏休みはそれでなくとも忙しいのに、米国に行くことになるかもしれない感じになってきました。一週間くらいいて体調を判断して、留学下見を兼ねさせることができるという利点もあるし。しかしそんな時間は本当にあるのか…。そしてそもそも、海外(あるいは留学先)で持病治療を保障してくれる保険を見つけないと留学できないという問題に直面しています。どうしよう本当に。
関係なくてすみません。iphoneのアプリでイギリスで撮ってきた写真を加工してみたんですが、結構面白い感じに仕上がったような気がしたので載せてみました。ストーンヘンジで青空っていうのも、珍しいと思いますし。

1.7.10

外伝!

ちょっと前の情報かもしれませんが。

「獣の奏者外伝 刹那」という本が9月上旬に出るそうですね!

e-hon networkに、上橋さんと松田哲夫さんという編集者の方との対談が載っていて、そこで外伝の話を上橋さんがされています。外伝は、「エサルの話や、エリンとイアルの同棲時代」の物語だそうです。

ttp://www1.e-hon.ne.jp/content/sp_0031_i_uehasi_matuda.html
興味をもたれた方は、上記のURLにhを足してどうぞ。


追記
というか、夢見る魂の語り部さんに講談社からの公式の告知が掲載されていましたね^^