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28.1.12

SHERLOCKED

最近、たまたまBBCで放映しているのを見かけて観たら一気にはまったドラマ、「シャーロック」。面白い!
ガイ・リッチーのホームズ映画に続き、またか!と思いながら観たこのドラマも、やはり「シャーロック・ホームズ」そのものというよりは、ファンが創ったパロディのような雰囲気。コナン・ドイルの原作が好きで好きで二次創作しちゃいました、という感じ。それだけに、原作関連の小ネタが満載で楽しいこと楽しいこと。私は原作を一通り軽く読んだことがある程度の人間なので、きっと見逃してるネタもたくさんあることだと思いますが、それでも相当数は目につきます。

この「シャーロック」は、コナン・ドイル作の『シャーロック・ホームズ』シリーズが存在しない現代に生きる「コンサルタント探偵」のシャーロック・ホームズと、アフガニスタン(!)退役軍医のジョン・ワトソンが謎を解いていく、という話。現代の話なのに19世紀の原作通りアフガニスタン帰りにできちゃうところに、ちょっとうすら寒いものを感じますが…。
二人は第一話で原作通り共通の知人に紹介されて出会い、ベーカー街でフラットシェアをすることになります(この「フラットシェア」という言い方もいかにも現代で個人的にツボ)。ハドソン夫人が大家さん。「ミスター・ホームズ」「シャーロックと呼んでくれ」と現代な会話をして現代風に名前で呼び合う関係になったジョンとシャーロックは、早速最初の事件の解明に飛び出していきます。

ところで、ジョンは退役後、PTSDに悩まされており、松葉杖をついています。でも、実は実際に撃たれたのは肩で、足を引きずっているのは精神疾患が原因。ワトソンを悩ませているのは、精神科医が考えているような戦場での恐怖ではなく…「君は戦場の記憶に苦しめられているんじゃない。あのスリルが恋しいんだ」とシャーロッが見抜いたように、一般市民に戻りたくない、という思いが原因だったようです。実際、シャーロックに協力して事件に関わっていく内に、足の不自由な状態は解消されます。そして、そのPTSDの治療の一環として医師から勧められているのが、日常を綴ったブログの執筆。最初は「書くことなんて何もない」と拒否するジョンですが、シャーロックに出会った後は彼との冒険を綴るようになり、やがて人気ブロガーに…!つまりこれが、ワトソンの事件簿に相当しているのです。ちなみにシャーロックも個人のホームページ「推察の科学」を持っていますが、小難しすぎて一般受けしていないようです。(BBCによって実際に二人のブログとホームページが作成されているのです!リンクをクリックすれば飛べるようにしてあります※ワトソンのブログの方はネタバレ注意。事件簿なので当然種明かしが…)

ホームページを開設していたり、ブログを書いていたりといかにも現代っ子なシャーロックとジョンですから、推理にも当然、最新機器を使いこなしてきます。電報の代わりにテクストメールを使ったり、GPSシステムを駆使したり。様々な情報機器のある現代は、なるべく部屋を出たくないシャーロックにとって恰好の時代で、ジョンを使い走って現地からライブチャットさせたり、メールで呼びだしたりと便利に利用しています。そして敵方も、負けないくらい現代的に攻めてくるのです。

こういった設定もさることながら、ひときわ光っているのが俳優たちの演技。シャーロックを演じるベネディクト・カンバーバッチ、ジョンを演じるマーティン・フリーマン、そしてモリアーティを演じる、アンドリュー・スコット。彼らがもう本当に、素敵で素敵で。特にスコットの演じるモリアーティの狂気っぷりがすごい。観ていて背筋がぞくぞくするほどの演技です。

1シーズンたったの3話ですが、各話90分という満足の長さなので、一本一本に映画のような見ごたえがあります。今のところ出ているのはシーズン2までですが、来年シーズン3も放映されるとのこと。楽しみに待っています。





ネタバレ注意!!の追記
シーズン2の第3話まで観た上での感想です



ワトソンのブログ、シーズン2の最終話に合わせて更新されてるんですが、このシャーロックの死の埋め込みニュース動画が秀逸。BBCだからこそ可能なクオリティというか、本当にニュース見てるような気分になります。それだけに悲しくもなりますが…。そしてその一件前の記事の動画もまた寒気が…!モリアーティが怖すぎる。
ところで、モリアーティって本当に死んだんでしょうか。もちろん原作ではあれで死んでるんですが、残党はいますしね。まず、頭を撃っていてもシャーロックがその死を確認するシーンも無く、傷口も見えないので死んでいるかどうか定かではなく、そもそもあれが本物のモリアーティかどうかも微妙な気さえします。真実の中にひとつ嘘を混ぜると信じやすい、というあのプロットの通り、実は今まで見てきたモリアーティは役者が演じていたんじゃなかろうか、本当のモリアーティはどこかで高みの見物をしてるんじゃないか、とか…。そもそも「教授」だという設定がこれほど完全にスルーされてるのも不自然な気が。これは多分、シーズン3ではっきりするのでしょうね。
そして、高いところから落ちる=生存が定番のようになってしまった気もするシャーロック・ホームズ。彼はもちろん生きてる訳ですが、その種明かしがされるのもシーズン3。脚本家によると「シャーロックは3話で不自然な行動をとっている。それがカギだ」とのことなのですが、一体どこが不自然なのか。テクストメールではなく電話でジョンと連絡をとったのが普通ではない?色々気になりますが、もやもやしつつ来年まで待とうと思います。

26.6.11

テラビシアにかける橋

ガボア・クスポ
ポニーキャニオン
発売日:2010-03-17


観ました。
レンタルショップで、たまたま目にとまって、借りました。

良かったです。良い映画でした。
ストーリーもそうですが、何より演出の仕方が、たまらなく好きでした。
ああいう遊び、よくやったよなあ、と。
特に懐古するのが好きな訳でも、子ども時代=黄金時代 などと言う気もありませんけれど、あれはものすごく楽しい時間だったなあ、と。
正直に言うと今もよくやってるけれど、友達と堂々と出来たのはあの歳くらいまで。


最初にディ○ニープレゼンツと出たのを見て、うわあはずしたかも!とつい思いましたが、久しぶりの大当たりでした。

ところでヒロインの子、どこかで見たと思ったらチャーリーとチョコレート工場のあの子だったんですね。
そして、私が昔読んで結構感動した「ソウル・サーファー」の主演もやっている…日本公開未定だけれども。


色々語りたいけれども、語ると魅力が減じる類の映画な気がするので、これでおしまい。

2.5.11

4周目

 ふっと気付いたんですが、今年でもう、ブログ初めて4年目なんですね。ストレス溜まっておかしなテンションで始めた受験生の頃から今まで、我ながらよく続いているなあ。
 毎日、少しずつ見に来てくれている人たちがいる、というのも、嬉しい限りです。特に、最近はカンボジアやマレーシアなどの東南アジア諸国から来て下さっている方々がいるようで、一体このブログの何に興味を持ってくださったのか、不思議に思いながら感謝しております。

で、不思議に思ったついでに、アンケートをしてみようかな、と。どれだけの方が答えてくださるか不明すぎて不安ですがよろしくお願いしますm(_ _)m
設置期間は、適当です← (誰も投票してくれなかったらコッソリケシマス)

27.3.11

Leaving this world...

ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんが、26日に亡くなったそうです。
最近やっと、彼女の作品の面白さがわかるようになったばかりなのに、残念でなりません。
May her spirits rest in the many worlds which she has depicted with such wonderful skill and humour.

15.3.11

無題

ワシントンDCへ行ってきました。
出発の朝、日本で地震があったことを友からの安否確認メールで知りましたが、そのまま行ってしまいました。
現地に着くと、最高裁で半旗に迎えられてどきりとしました。こちらDCおよびNYCでは、今も半旗を掲げたままの所が多いです。
宿泊場所に戻ってテレビをつけると、津波・地震の被害の様子が流れていて本当に驚きました。
こちらのニュース番組は妙に扇情的な割には情報量が少なく、最初は一体何が起きているんだかよく分かりませんでした。

この場を借りて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

28.1.11

特急気味な諸々

もともと英語の観光サイトからひっぱってきたものです。リンクは下の記事から。
ざっとかいつまむと…

”ウズベキスタンの伝説
都市ミズダハンの支配者の娘、マズルムハン(?Mazlumhun)は、貧しい若い男に恋をした。マズルムハンは王女であり、彼は建築者(っても大工レベルでしょう)であった。王女は他の求婚者をすべて退けたため、父親は、空ほどに高いミナレット(光塔)を一夜で建てることのできた者に王女をやると言った。男はその通りミナレットを建てたが、父親は娘をやることを拒否した。絶望した男はミナレットから飛び降りた。その後をマズルムハン-スール―が追った。彼らは共に埋葬され、ミナレットの煉瓦で大きな霊廟がその上に建てられた。それが現在のマズルムハン-スール―廟なのである。”

というお話。
しかし、これは結構大きな都市の中の建造物なので、違うんですよね。実際に「嘆きの王女」の伝説なんてある可能性はすごく低いというかゼロに限りなく近いです。

でも、金星をきっかけとして見つけられて、面白かったのです。
「死んで一緒になる」という考え方は、この地域にもあったことがわかって、興味深い。自殺がタブーではないこと、貧しい男と高貴な女性の悲恋物って、どこにでもあるものなんだな、ということも。愛のための塔が自殺の道具になっちゃうって哀しいな、と一瞬思ったけれど、死によって結ばれた、と考えればやはり愛のために使ったのか。そうしてその心は、とうとう父親にも伝わった。
 しかし、高貴な男と貧しい女という組み合わせが少ないのは、何故だろう。簡単に妾にできちゃうからか。


 それにしても、「空ほどに高い塔」の話、色んなところにありますね。やはり当時の人も、どんどん進歩していく建造技術を見て、いつか空と同じくらい高い建物だってできるかもしれない…と、未来を予想したのでしょうか。


バベル伝説
 そして空レベルに高い建物伝説の代表格、「バベルの塔」。嬉野先生のバベル伝説の改竄版を読んだとき、リアリティをだすために聖書を適当に変えたのかな、と失礼ながら思ったんですよ。あの話は、言語の多様性を説明する神話であると同時に奢りに対する警告と理解される話なので、そうやって安易に変えると意味が通じなくなるのにな、と失礼ながら思っていました。
 3巻で、その改竄にも意味があるのだと分かって嬉しい。

「人々はシンアルの野に集まり、煉瓦とアスファルトで天まで届く塔を作った。世界中の民族がそこに押し寄せたが、入れずにこぼれ落ちる民族もいた。こぼれ落ちた民族は、塔で使われている言葉を覚えることができず、仕方なく彼らにしか通じない言葉を作った」(1巻100ページ)

 この聖書の箇所が改竄されているというのなら、それは①金星(あるいは類似する)パワー、②政治的権力(純国語普及委員会の出番か?)、の二つが考えられると思います。しかし、共通語たる世界語を習得することのできなかった、人里離れた場所に生きる「バベルの民」のそないを考えると、魔法パワーで一気に世界語達成☆というのは考えにくい気がします。要するに漏れる人々もいたわけなので、やはり人間の力によるものかな、と。人間の組織が、知識(或いは好奇心)のありすぎる殿下を殺そうとしていますし。




関係ないですが、「スカイスクレーパー」は「空をかするもの」で、なんだか爽やかなイメージがあるんですが、「摩天楼」って言うとなんだか下に犇めくゴミゴミしたものや、灰色のビルなんかを想像しませんか?良く考えてみれば「摩天楼」は「スカイスクレーパー」の日本語訳なんですけれど。

…なんだか、今までになく頭を使っているような気が。この情熱を普段の勉強にも注げたら、きっと今よりは優秀な人間になれるんだろうな。





そうそう、今日初めてブログに「統計」という項目があるのに気付き(←)、見てみたんですが、意外とここへ来てくださってる人が多いのに驚きました。ありがとうございますm(_ _)m

そして国別の統計を見たところ、1に日本、2にアメリカ、までは予想できたんですが、何故か3位にラトビアが…!ラトビア在住の日本人の方でも来てくださっていたのでしょうか。他にもマレーシアなど…。何にせよ、まさかこんなに色んな方が見てくださっていたのだとは思いもしませんでした。これからはもうちょっとまともなことを書くようにします(と言いつつ、こんなアホ記事を上げてみる)

18.12.10

再び

英国へ行くことになりました。あ、来年の夏の話ですが。
留学が決まったんです!
1年未満、多分、10ヵ月くらいでしょうか。
マンチェスター大学というところです。

また英国か、って感じがしないでもないかもしれませんが、学びたいことが学べるので幸せです。
でも、選考の過程でもれてしまった人もいて…ものすごく申し訳ないとは思いつつ、ちゃんとこの貴重な期間を生かし、経験積んで帰ってきたいと思います。(と、けっこう先の話をしてみる)

とりあえず、留学に関する情報の非常に少ないこの大学に入ってしまった後輩のために、やったこと記録はまめにつけとこうと思います。今年の候補生がどれほど迷走したことか…。候補同士は微妙なライバルだから、情報交換とかしにくいし、応募したのばれるのが嫌だから言わないって人もいたし…。一応、学内のSNSみたいので情報交換できるという名目になっているけれど、ぶっちゃけ何の役にも立たなかったし(ぼそり)。せっかくの留学、無駄にしないようにしなきゃ。


ゼミも決まったことだし、これでやっとクリスマスと年末がやってこれるようになりました。
またあの国に住めるのかと思うと、本当に嬉しくてたまらないです。

20.9.10

また雑談

くだらないことを話します。映画感想含む、という意味では前の記事よりはくだらなくないかも。

友と「映画大会だー!」と意気投合し、2001年宇宙の旅、Drパルナサスの鏡、トワイライト(←)を観ました。

それぞれかるーく感想書きます。でも、ツッコミながら観ていたので、おかしなことしか書けません。

まず「2001年宇宙の旅」
某授業で某教授が触れてから、観たいな、と思っていたこの作品。登場する人工知能HALがI○Mのもじり、というので有名ですよね。

 DVDをセットすると、まず最初に見えるのが暗闇とBGMらしき音。…ん、壊れ…?と思いましたが、正常だったようで、やがて荒野が画面いっぱいに。そして有名なサルのシーン。サルがモノリスに触れ、そして道具を発明。人類の誕生だ―
と、そこでまず友がひとこと。「人類の定義って、今は道具使用じゃないよね。あの程度ならチンパンジーだって使うよ。」「…。」
 その後も、「おいなんで人工知能に感情なんてあるの?」とか名作に対して非常に失礼なツッコミをしながら観終えました。


次、「drパルナサスの鏡」。
 私も友も、公開された時には「子供向けのちゃちいファンタジー映画かぁ」と思ってノーマークだったこの作品。母が向こうで観たらしく、「意外とおもしろかったよ!」とのたまったのでチャレンジすることに。

 観はじめて数分。WaYa「待って、これ…対象年齢いくつくらい?」友「さあ…。」

あのファンシーなDVDカバーに似合わない、めちゃくちゃシュールな作品でした。こう、☆不思議の世界で冒険☆なものをイメージしていたんですが、不思議は不思議でもアリスの世界(キャロルの原作版)をもっと現代風に暴走させた感じの「不思議」でした。コメディシーンが続いたと思ったら、第三世界の臓器売買の話はでてくるわ、首吊られる人間がでてくるわ…エグかったです。
うーん、私はおもしろかったけれど、これ、子どもが(特に大画面で)観たら泣くんじゃないかな…。


最後、「トワイライト」(←矢印を付けずにはいられない)
 これは完全にノリで。真面目に観る気は友もWaYaもありませんでした。もしこの映画が大好きな方がいらっしゃったらここで回れ右してくださいませ。





とりあえず、観終わった友のひとことを。

「『歯が浮く』と言う言葉を体感したよ!」

だそうです。

原作通りの映画、というのが私の印象です。始まりかたも展開も、特に捻るわけでもなく、ただただ原作を映像化した。
 そして、直射日光に当たると皮膚が輝いてしまう(だから天気のいい日は学校サボり)というエドワード(冷暗所で保存ください、というフレーズを思い浮かべてしまいます)。どうやって映像で表現するか、と待ちかまえていたら…そういう光り方か!!!
 私は天使的な(全体がぼんやりと光を放つような)ものを想像してたんですが…実際は、ラメをまぶしたような…?感じでした。そしてそんな彼が映った瞬間、友が隣で爆笑。「なにあれキラキラだー!!」と。
 そんなこんなで、爆笑したり腹を抱えたりしながら観終えた最後の一本でした。


 そうそう、トーフルのスコアが出ました。前回よりわずかに上がっていました。
しかし、2年前のスコア+7てん。スコアはよくても伸びが少ない…。

18.9.10

超雑談です

注:くだらないことを語って、現実(レポート)から逃避しています。


世界にある食べ物のうち、何かひとつだけなら何でも手に入る…。そう言われたら私が選択するであろうものは、「甘草の根」。日本では悪名高いリコリスの、もとになるものです。

以前、(もうどの国だったかすら不明ですが、多分イギリスかフランスの)田舎をドライブしていたとき、果物などの販売所を見つけた父が路肩に車を停めまして、果物類(種類すら完全に忘れました)を大量に買ってきたのですね。
そこで車の中に数時間閉じ込められて不機嫌になっていた私に、「はい」と渡してきたのが、茶色い小枝の束。小枝と言っても、某お菓子よりも太くって、長さは各15センチくらいのが10本くらい束になったもの。見た感じ普通に枝。ガチで枝。間違っても食べ物には見えません。

…薪?これでおままごとでもして遊べと?と戸惑っていた私に、「噛むと甘いんだって」と。
まあ、桜の枝だって噛むとほんのり良い香りがするし(←)、と思って挑戦してみたんですが、確かにほんのーりと甘かったです。なんとなーく、ですが。(しかしこれを甘いと認識して、かつファッジをもりもり食えるヨーロッパ人、恐るべし)
枝を齧ると言う行為への珍しさも手伝って、結構気に入ったので、帰宅後方々探してもらったんですが、結局二度と見つかりませんでした。で、そのまま日本へ帰国…。私の中で「幻の味」ナンバー1の座を占め続けております。

ちなみにナンバー2は…ネトル入りスープです。ネトルって、触ると微細なとげがしつこく手などに刺さってめちゃめちゃ痛い雑草です(軍手してても油断すると刺さります)。でも、意外と栄養があるらしく、スープに入れる人もいるのです。熱すると、棘もやわらかくなります。雑草ですから、イギリスだったらものすごく安上がりなスープの具なんですが、雑草なだけに日本では手に入る訳もなく。初めて調理されるのを見た時は、某友人のお母さんが裏庭でばばっと適当にちぎってきて、洗いもせずにそのまま鍋に放りこんでいました。

ナンバー3は、イギリスの公園(コモンという、昔共同の放牧地だった場所。基本的に遊具はゼロ。草と木しかない。)にわんさか生えていたブラックベリー。あ、雑草です、一応。秋にものすごくたくさん黒い実がなるのです。この時期に公園に行くと、ちょっと遊んで小腹がすくとベリーを摘んで口に入れ、また遊ぶ…という贅沢なことができるのです。これは日本にも一応あるのですが、栽培種なので格段に甘く、さらに格段に高い(公園のはタダですから)ので、悔しくて手が出ません。

と、振り返ってみると1~3、全部別に超美味いという訳でもないものばかり。要するに、無い物ねだりってことなんでしょうね。


ところで…ネットを漂っていたとき、端っこの広告に目が釘付けになりました。
とあるハーレクイン系の漫画の宣伝。プリンスの選択
その粗筋の文句が…
(抜粋)「…彼の正体はプリンス・ラウル。…。「お願いリー、プリンス・ラウルを誘惑して!」」

思わず吹きました。ラウルって名前のキャラクターはたまにならいますし(大体ファンシーなキャラばかりですが)、プリンスもいるでしょう。しかしこの二つが組み合わさるとなると…(笑。

以上!

16.9.10

やっぱりきたー!

「獣の奏者」電子書籍化…というか、iアプリ化しましたね!
試し読み付きの無料アプリ+有料のアドオン本編。

有料の本編には、上橋先生への50の質問なるものがおまけで付いてるそうです。
私は買わないと思いますが、ちょっと読んでみたいんだよねーって人には良さそう。ただ、気軽に色んな場所で読める分、色んな場所で落涙する危険性も高いんじゃないかと思います。
でも、検索機能が付いてるってのは、きっと便利だろうなあ。

有川浩さんの自衛隊三部作、全部制覇しました。
私は結局、「空の中」が一番好きでした。モビー出てくるし(笑)。エイハブ船長的なキャラもちゃんといるし。
「海の底」もおもしろかったけれど、「富栄養状態」の話が出てきたときに、「待てよ、いくら「富」っても限界があるんじゃ…?」と思ってしまって。でもその割には、ディックが飛んだときには抵抗なく受け入れられましたが。自分がいかにファンタジー的な設定に関しては寛容なのかが、よく分かります。

ラジオで上橋さんのインタビューを聴けた方がうらやましいです。ふっと気付いてみたら家にラヂオというものが無かったWaYaでした。ううー、一台くらい持ってくれば良かった…。


夏休みも終わりが見えてきました(というよりあと4日…!自分で言ってて焦ってきた。落ち着け、あれは最低5枚だから、1日1枚書けば終わる…はず!)
レポート課題と書いてげんじつと読む…。課題にやっととりかかりました。これから精いっぱい頑張ります。ネタよ降ってこい!

14.9.10

イレギュラー

親から送られてきた写真が、あまりにも綺麗だったので。
イエローストーン国立公園という場所に、行ったそうです。ラフティングしたりハイキングしたりムースに轢かれそうになったりと、充実した旅行だったようです。



世の中にはこんな場所もあるんだなあ、と思いました。

30.8.10

獣外伝ニュース&others

「獣の奏者外伝 刹那」のサイン本が当たるアンケートが、講談社さんの獣の奏者公式サイトで始まりました。
5人なので、きっと応募したとしても当たる確率はかなーり低そうですが…。



初☆大阪旅行から帰ってきました!

短い間でしたが、楽しい旅行でした。適当な観光客同士でだべるという、ユースの醍醐味も味わえましたし。

何より、上橋ファン本部(笑)の方々とお会いできて本当に嬉しかったです!
あの日は、どうもありがとうございましたm(_ _)m 
(お三方へ)また、機会があれば遊んでやってくださいませ!

みんぱくは、想像以上にでかかったです。どちらかというと研究機関というイメージが強かったので、あそこまで展示品が多いとは思っていませんでした!


そして、ユースの方々の話題に上ったInceptionがすごく観たくなったので、行ってきました。
3カ国の人が「あれはすごい」と口を揃えていたので、観る価値があるのではないかと思って。

…すごいですねあれは!もう一回観たい‼
CGもさることながら、あのストーリーはおもしろい。意味深なエンディングに、色々想像が膨らみます。



それと、「都会のトム&ソーヤ」シリーズの8巻目、「怪人は夢に舞う 実践編」が9月24日に出ますね!楽しみー!ゲームの類とは無縁(というか、縁をつなぎたいのだけれど何から始めれば良いのかわからない)なWaYaですが、このシリーズ、大好きです。内人と創也のつくるRRPGは、どんなものなのか…?今からわくわくしています。

あ、あともうひとつ。
11日のサイン会に行ってまいります!
その前に、仮免再試→レポート着手→TOEFL(恐怖)という、試練が待ち受けているのですが…。うん、トーフル終わったらすぐ池袋行って、外伝読みながらスタバで豆乳チャイでも飲もう!(逃避)

25.6.10

てれびが…

日本勝ったーーーー!

いやー、すごいですね。
フランスやイタリアが敗退してる中、すごいすごい。

このびっくりな展開、ワールドカップ公式のボールが完全な球形すぎたり素材が違いすぎたり高地でプレーしたりしてるのが原因だっていうような説が流れてるみたいですね。

イングランドも何とか通過したみたいで、良かった良かった。

いよいよテレビが欲しくなってきました。日本戦は誰かが録画してそうだけど、イングランドの方はなあ。


ブログ本来の目的を完全に無視してしまってすみませんが、しばらくこういう話が続くと思います。

21.6.10

ひとこと

夏至ですね!聖トルガル帝を称える日ですね!

そして、どこぞの十二国のあの日でもありますね。
ぜひとも中日までは無事でありたいものです。

見に来て下さってる皆さまにも、「中日までご無事で」!

11.6.10

デザイン変更

bloggerのデザインが増えたので、思いっきり雰囲気を変えてみました。

最近、ちょっと落ち込んでいたので、気分転換に明るい色。
このデザインと、ロンドン(多分)の電話ボックスが並んでる写真のデザインと本が並んでるデザインとで、すっごく迷いました。

ちょっとしたら、また変えてみるかもしれません。

2.5.10

はっはっはー!

忙しいです。GWを見込んだ課題がどっちゃり…しかも毎週出る課題も相変わらず積み上がってく…!Oh...とか言って肩をすくめて投げ出したくなる状態です。
というわけですみません、レポがもう少し遅れます。

ブログタイトルの背景に画像を差し込めることに気づいて、入れてみました。イギリス写真の内の一枚です。こういう枝ぶりの木は、夜見るとマジでこちらに手を伸ばしてきてるように見えるので性質が悪いです。何が言いたいかっていうと、「グリーン・ノウ」シリーズのノアのあれは、きっとこういう感じの木だって言いたいんです。ちなみにあの中で一番好きなのが「~の石」です。石っていいよね!

5月になったので、「イアエリ補完計画」のリンクをはずしました。ありがとうございます、そしてお疲れ様でした!

26.4.10

お誕生日

おめでとうございますゆうりさん!!!!
今年がゆうりさんにとって素晴らしい一年になりますように。


いきなり私信をぶちかましてしまってすみません。
っふふふ、行ってきましたー!上橋先生&平野さんの講演会!

期待以上に楽しかったー!!

いつもとはかなり違うトピックだったので、初めて聞くことばかり。とっても勉強になりました。というかあの数時間、すごい集中力で聴いちゃいましたよ…!(あの集中力を講義に活かせたら…。)

今はちょっと色々たてこんでてまとめられてないのですが、レポート的なものも書こうと思ってます。ゴールデンウィークくらいには…!

とりあえず今はアレとアレとアレの和訳とあのレポートを終わらせなけれb…orz
自分で書いていて焦ってきました。取り組んできます。


22.4.10

え、雪ですって?アンダーランド並みのめちゃくちゃさじゃないですか。

ここのところ、随分気温の変動が激しいですね。数日前には雪も積もりました。


先日紹介したKing Arthurシリーズの2巻、Warrior of the Westが届きました。ってもまだ30ページくらいしか読めてませんが、既に不吉な何かが黒雲のように主人公に覆いかぶさってきているようで…。1巻と同じくらい面白いといいなあ。

Twilightの続編、New MoonとEclipseも読みました。相変わらずあんまり好みじゃありませんが、1巻よりは(断然)好みです。あのテンションに慣れてきたのかも。4巻目のBreaking Dawnもあと少しで読了です。しっかし、すんごい甘口なので、ピリ辛なものが読みたくなります。

Queen's Thiefシリーズ最新刊、A Conspiracy of Kingsは、ペーパーバック待ちです。ハードカバーだといかんせん、持ち運びにくいし高いので。頑張って待ってます。けど、前の巻のペーパーバックは、一年と少し経ってから発売されてるんですよね…。うううう、我慢だ我慢だ!と自分に言い聞かせています。


そろそろうちもお引っ越しです。何をどこに持っていくかでもめています。特にCD・DVDの所有権(←低レベル)。

そして、明日はいよいよ上橋先生&平野さんの講演会!講演会!楽っしみだー!!

6.4.10

感想詰め合わせ

最近、映画やら本やら色々と観たり読んだりしました。べんきょう?な、何それ…美味しいの?
多分、ネタばれは無いと思いますが責任はとれません。

映画:
「不思議の国のアリス」

「ドリアン・グレイ」

「シャーロック・ホームズ」

小説:
Twilight
by Stephenie Meyer

King Arthur, Dragon's Child
by M. K. Hume

長いのでread moreに入れます。

まず、映画「不思議の国のアリス」。3Dで観ました。
日本では17日公開ですが、イギリスではもう既に公開されていたんです。日本より料金安いし、観ちゃいました。でも、ネタバレを口にしてしまいそうなので感想は一言にします。

これぞAlice In Wonderland!!!!!!(よし、ネタバレしてないよね!)

観に行こうか迷ってる方がいたら、ぜひお勧めいたします。マストではないけれど、できれば3Dで。おそらく効果が増します。
17日以降に、まともな感想を書くかもしれません。


もうひとつがDorian Gray。そう、イギリスで買っちゃったんです。
たまたま、友と一緒に観ることになっちゃったんですが、一人で観た方が良かったかもなあと途中で思いました(爆。原作読んでない人には、ただのアレな映画にしか見えないかもしれない…あーる15ですから。「WaYaってこんなのが好きだったんだ…」って微妙な目つきと共に言われましたΣ(・□・;)ち、違う違う違う!誤解を解こうと思って講談社英語文庫を見せたら、あの表紙を見てもっとドン引かれましたorz うん、あれはまずかった。

でも、結構良かったですよ!原作が、題名通り「ドリアン・グレイの肖像」にスポットライトをあてていたのに対して、映画では(またもや題名通り)「ドリアン・グレイ」本人に注目していました。
前半は小説通りでしたが、後半大分変わってきました。ヘンリー卿の娘が…!!そしてドリアンが(小説よりは)いい人に…!?

ただ、ベン・バーンズが主役ってところに違和感を感じました。いや、本人に文句がある訳ではないんです。ないんですが、カスピアン王子と髪型がほとんど変わらない辺りがどうかと…。おかげで、始めの頃はカスピアン王子がワルになった感が消えませんでした。


映画Sherlock Holmesも観ました。ホームズが凶暴でワトソンの存在感が増していました。ば、ばりつが…!あれ、日本の柔術って説が有力だったような気がするんですが、むしろ空手的な印象を受けました(素人目なので全然違うかもしれません)。そして、タワーブリッジがあんなことに使用されて…。ちょうど写真を撮ってきたばかりなので、その写真を見るたびに、「ああ…」と思ってしまいます。


小説の「Twilight」も読みました。…けど、好みじゃありませんでした。
映画が出ちゃって色んな先行イメージが定着してから読んだからかも知れませんが、何だか先が予測でき過ぎるのと、「おいしい」設定が多すぎるのとで。十代のハートに照準を当てすぎてるような感触でした。
でも、某友なんかは「え、まだ読んでないの!!!?すっごく面白いよ!!!エドワードかっこいい!!!!!」と熱弁を振っていたので、単純に私の好みがひねくれてるだけなのかも。ちなみに今のところあのメンバーで一番好きなのはロザリー。非協力的なキャラは貴重です。


次は「King Arthur, Dragon's Child」について。
空港で、小銭を消費しようとしていたときにふと購入した本ですが、やたらツボにはまりました。密林さんで表紙を確認していただけると分かると思いますが、デザインが安っぽくて、いかにも、「私、伝説をいじっただけの、時代考証とか無視したちゃちな本だよ!」と言わんばかりでした。でも、せっかくイギリス行ったんだし、アメリカの小説(Twilightシリーズ購入を考えてました)を買うよりはいいかなあと思って手に取ったら面白かった!!
飛行機搭乗中はほぼずっと、この本を読んでました。

著者は、M. K. Humeという人。
内容は、(題名から予想がつくでしょうが)アーサー王伝説を基にした小説です。シリーズは全3巻、これはそのうちの1巻で、12歳の少年が20代で王になるまでの物語。

アーサー王伝説が今の形になったのは12世紀頃ですが、アーサー王がもし、本当に存在するのならば、もっともっと前の、5世紀~6世紀の間に生きた人であると考えられています。

この小説は、中世風にアレンジされた伝説の方ではなく、伝説の基となった、5世紀に生きたブリトン人の王としてのアーサー王を追っています。
ローマがその権勢を失い、ブリテン島を放棄した後の時代。サクソン人が南東の海岸からじわじわと攻め上がって来る中、ブリテン島を統一した王、ウーサー・ペンドラゴンは死期を迎えようとしています。それと同時に権力争いが始まり、ブリテン島は分裂しようとしていました。ブリテン島を再統一し、サクソン人の侵攻を止めようと試みるのが若きアートレックス(アーサーのローマ風の名?)です。

伝説を可能な限り尊重しながらも、オリジナルの解釈も加えて物語を紡いでいく著者の語りには、アーサー王伝説を読んだことのある人も、そうでない人も魅了する力があると感じました。
ついでに、時代考証もばっちりです。著者は考古学を研究していた人のようですから。

残念ながら、日本語訳はいまのところ出ていないみたいです。でも2009年に発売されたばかりの作品なので、きっとあと少ししたらどこかの出版社が訳本を出してくれるんじゃないかと期待しています。



そうそう、「アバター」は、見逃しましたorz 

6.3.10

向こうのネット環境が分からないので、とりあえず重くなさそうなデザインに変更。何だか白いですが、しばらくこれにします。