2.7.12

アイスランド一周旅行

なんと、6月まるまる全くブログを更新していませんでした。実は書きかけの記事を量産していたので、投稿していない、という感覚がなかったのですが、最後の記事が5月中旬…。


6月下旬約1週間を使って、またアイスランドに行ってきました。日本からは遠くて航空券も高いので、次はいつ行けるかわからないな…と考えて、2回目の今回は、バスを乗り継ぎ乗り継ぎ、一周してきました。


それと、ブログタイトル変えます。もともとのタイトルは、とりあえずブログを始めるにあたって、まあそのうち変えようかというノリで適当ーに考えたものだったのですが、それをずるずる引きずって数年経ちましたので、そろそろちゃんと気に入ったタイトルにしたいと思います。意味は、検索すればすぐ出てきますが、ラテン語で「出版地出版年記載なし」です。本当は、せっかくみっちりやったのだし古英語か中英語のフレーズにしたかったのですが、特殊文字が多いのと、ラテン語と比べてやたら長くなりがちなのとであきらめました。
ブログURLは、そのままにしておきます。


レイキャビクの日没。夜11:20くらい。

1日目
午後15時、レイキャビク着。宿に着いて、散歩して終了。













2日目
アイスランドの馬!相変わらず小さくて可愛い。
ゴールデンサークルツアーに参加。今回はガイドさんが非常に充実した説明をしてくれました。アイスランド人が22,3度を暖か過ぎると感じるだとか、アイスランド略史だとか、産業だとか地学だとかについて色々学べました。あとアイスランド人のアイスランド観もちらりと。

 3日目
Reykjavík→Höfnのバス移動、所要8時間。要所要所で止まってくれて、写真を撮らせてくれました。最初に止まった滝の場所だけが分からないけれど、Skógafoss, Skaftafell, Jökulsárlónなどの名所は全部、たっぷり見る時間がありました。おかげで飽きないし、疲れない!予想外に充実した移動日でした。Skógafossで風が吹いた一瞬、完全に円にくっきりと虹が現れて、写真には納めることはできなかったものの良い思い出になりました。でもこの日の目玉は疑いようもなく、Jökulsárlón(ヨークルサルロン?)。Glacial Lagoon(氷河湖?)で有名な場所です。バスを降りると、ポストカードそっくりの風景が広がっていました。周りは石ころだらけで、雪なんて全く残っていない暖かさなのに、湖の中にだけ、氷が浮いているのです。

どういう名だったのかちょっと分からない滝たち。

裏側!

スコガフォス。フォス=滝。

虹がちらほらと見えました。

遠くの奇岩が有名な海岸。

こういう荒涼とした景色も素敵。

ヨークルサルロン。

信じられないほどに青い。

ヘプンの町。

バスの中から、不思議に雲がまとわりついた山。

バスの中から2。


4日目
Höfn→Akureyriのバス移動。朝8:30発。今日は見所もそこまでありませんでしたが、バスの外の風景が綺麗でした。そして、写真は撮れなかったものの、伝統的な土壁の家屋もいくつも通り過ぎました。一応観光名所のMývatn湖は、虫が多くて多くて、うかうかと写真を撮ってすらいられませんでした。本当はものすごく綺麗なところらしいんですが…!


途中の休憩中の風景。


こうやって雪が滝になり川になる。

ミバートゥン湖

よく分からない滝と言うか川2。

アークレイリに着きました。

アークレイリの教会。























5日目
Akureyriを散策しつつ、博物館と図書館に行きました。それぞれ英語の説明や本があるので、私にも利用できます。サガやヴァイキング関係の本が、充実していました。さすが!そしてそれらを漁る私の横で、『ワンピース』(英語版)を読み耽る少年が。4冊くらい一気読みしていました。その他にも、『らんま1/2』や『ナルト』などのタイトルが書棚に見えました。
街を見下ろす。

ボルガネスに着きました。

モニュメント。




















5日目
Akureyri→Borganes移動日。疲れていて、移動中の大半は寝てしまい、ろくな写真がありません。運転手さんがアイスランド語しか話さない人で、運転中、羊を入れるため(と推測される)石垣や、何か重要な廃屋(かもしれないもの。Hostelって聴こえたんだけど多分気のせい)など色々ガイドもしてくれたのですが、アイスランド語 だったのでさっぱり…。
Borganesは、Egill Skallagrímsson(エーイ(ト)ル・スカトラグリムソン)という粗暴な詩人を主人公とするサガの舞台です。写真の妙なモニュメントは、このEgillがバーサーカーの父親(Skallagrímsson)に(ものすごく些細なことで)殺されそうになった際、乳母が介入し、身代わりになって死んだこというエピソードのある岬に建ててあり、この乳母の記念碑なのだそうです。そしてこの日、ちょうどEgillの何かの記念日だったらしく、バイキングの扮装をしたり赤い服を着た人たちが行進をしていました。街中、赤の飾り付けや赤い服でつくった人形がごろごろしていました。
赤ならなんでもいいらしい飾り。
赤い人形たち。怖い。
何故か靴下を履いている標識。
























6日目
Reykjavíkに戻ってきました。前回はなかったはずのアイスランド国旗がたくさん、翻っていました。前回行ったときに観光しまくったので、博物館も美術館もその他のものもあきらめ、図書館で読みたかった本を読んでいました。去年のアイスランド訪問でちらりと見かけた本で、Old Norse Women's Poetry: Voices of the Female Skaldsというタイトルなのですが、これがニューヨークでもマンチェスターでも見つからず…ずっと気になっていました。同じシリーズの別の本をマンチェスター大の講義で使ったりして、面白そうだなあと思っていたのですが、読めて良かった!そして、アイスランド国立大学図書館の快適さには圧倒されました。CDを楽しむためのデッキチェアやら、広々個人スペースやら、至れり尽くせりでした。
ハトルグリムスキルキャ






デッキチェア…!


鴨注意。
7日目
ReykjavíkからNYへ。席が、一番良いものへアップグレードされ(サービスはもとグレードのままです…)、おかげさまで窓を二つ占拠できました。バイキングたちも旅したニューファンドランドがはっきりと見えて良かったです。
ニューファンドランド上空。


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