ここ数週間、物理的に忙しいのと精神的に余裕がないのとで、ブログを留守にしていました。
さて、以前書いた通り、9月から英国マンチェスター大学へ1年間、留学に行きます。中世イギリス文学を学んできます。古英語や中英語の知識も増やして、できれば読めるくらいになって帰ってきたいです。
...と、言いたいところだったんですが、先日大学からメールがあり、「中世文学・社会系の授業、ことごとく中止になったからね、授業選び直してね!」と言われました。
そのため、やけになって、史学と考古学をつまみ食いすることを決めました。うん、背景知識ってやつですよね、背景知識!
「ヨーロッパの形成400年-1500年」、「ローマ支配下のブリテン島」などをとります。正直知識も語彙も無い分野ですがなんとかついていけたらいいと思います。
ただ、以前とれないと言われていた古英語と中英語の授業がとれてたのだけは、嬉しいですね。しらばっくれて授業選択リストに紛れこませただけのことはありました←
それと、マンチェスターへ渡航する前に、ニューヨーク(再)とアイスランドのレイキャビク(初)へ、行ってまいります。
つまり、
日本→米国→氷国→英国(10ヵ月位)
ということになりますね。(我ながら酷いスケジュール)
米国は主に帰省的な感じですが、アイスランドの方は、勉強兼観光が目的なので目一杯楽しみます(宣言)。サガの本場ですし、写本やら遺跡やら博物館やら見に行きまくろうと思っています。脳裏にはきっとヴィンランド・サガがちらつくんでしょうけれd
旅行中になるか後になるかはわかりませんが、アイスランド旅レポートも書きたいと思います。一人で、英語も日本語も通じない国に行くのは初めてなのでちょっとどきどきしていますが、アイスランド人は英語が上手いそうなのでそれに賭けます←
私の話したことのある唯一のアイスランド人は、英語が今一でしたけどね
貴重な1年間、実のあるものになるよう、がんばってこようと思います。
他の授業が趣味っぽくなってしまった以上、古英語と中英語はある程度ものにしたいです。
…そしてマンチェスターよ、頼むから、これ以上授業をつぶさないでおくれ…!考古学・史学系の授業もないとか、言わないでよ!四面楚歌になるから!
…って言ってるそばから2学期に実施のはずだった授業が1学期に移り、とれなくなりましたよorz
8.7.11
終わりのない世界
やっとこさ読み終わりました。
すごく派手な話ではないし、とにかく長いけれど、登場人物の生き生きとしていること!
一つの教会、そして一つの手紙を取り巻く、実に様々な人々の人生が、ぎっちり詰まっています。
読み始めるとやめたくなくなる、妙に吸引力のある本でした。
"World without end"は聖書からの引用で、"Unto him be glory in the church by Christ Jesus throughout all ages, world without end. "(Ephesians 3:21)の末尾部分です。切り取り方が意味深ですが、おそらく「世々教会に栄光あれ」という内容の文章だからというのも、この部分を選んだ理由の一つなのでしょうね。ちなみに、現代訳の聖書では、"to him be glory in the church and in Christ Jesus throughout all generations, for ever and ever!"(同)となっています。
すごく派手な話ではないし、とにかく長いけれど、登場人物の生き生きとしていること!
一つの教会、そして一つの手紙を取り巻く、実に様々な人々の人生が、ぎっちり詰まっています。
読み始めるとやめたくなくなる、妙に吸引力のある本でした。
"World without end"は聖書からの引用で、"Unto him be glory in the church by Christ Jesus throughout all ages, world without end. "(Ephesians 3:21)の末尾部分です。切り取り方が意味深ですが、おそらく「世々教会に栄光あれ」という内容の文章だからというのも、この部分を選んだ理由の一つなのでしょうね。ちなみに、現代訳の聖書では、"to him be glory in the church and in Christ Jesus throughout all generations, for ever and ever!"(同)となっています。
27.6.11
乙嫁3
読みました。
この巻は、一番好きな回かもしれない。
もともと、何と言うか、「リアリティ」には欠ける作風だと感じていたので、「中央アジアをモチーフにしたファンタジー」という位置づけで読み続けていた漫画でしたが、今回は、ちょっと違うかもと思いました。
あ、ファンタジー云々というのは、要するに(当たり前のことですが)日本人目線の物語だな、ということで、けなそうとしている訳では全くありません(むしろファンタジーは大好物)。
スミスさんのエピソード、考え方の根本からの違い、それゆえに起こり得るすれ違いが、綺麗に丁寧に描かれていました。思わず、「酷い」と思ってしまったのは、現代人ならではの感情で、もし明治に生きた人に読んでもらったならば全く違う感想を持つ可能性もあるのかな。こういう場面を漫画で描ける人がいることは、凄いことだと思う。
この巻は、一番好きな回かもしれない。
もともと、何と言うか、「リアリティ」には欠ける作風だと感じていたので、「中央アジアをモチーフにしたファンタジー」という位置づけで読み続けていた漫画でしたが、今回は、ちょっと違うかもと思いました。
あ、ファンタジー云々というのは、要するに(当たり前のことですが)日本人目線の物語だな、ということで、けなそうとしている訳では全くありません(むしろファンタジーは大好物)。
スミスさんのエピソード、考え方の根本からの違い、それゆえに起こり得るすれ違いが、綺麗に丁寧に描かれていました。思わず、「酷い」と思ってしまったのは、現代人ならではの感情で、もし明治に生きた人に読んでもらったならば全く違う感想を持つ可能性もあるのかな。こういう場面を漫画で描ける人がいることは、凄いことだと思う。
26.6.11
テラビシアにかける橋
観ました。
レンタルショップで、たまたま目にとまって、借りました。
良かったです。良い映画でした。
ストーリーもそうですが、何より演出の仕方が、たまらなく好きでした。
ああいう遊び、よくやったよなあ、と。
特に懐古するのが好きな訳でも、子ども時代=黄金時代 などと言う気もありませんけれど、あれはものすごく楽しい時間だったなあ、と。
正直に言うと今もよくやってるけれど、友達と堂々と出来たのはあの歳くらいまで。
最初にディ○ニープレゼンツと出たのを見て、うわあはずしたかも!とつい思いましたが、久しぶりの大当たりでした。
ところでヒロインの子、どこかで見たと思ったらチャーリーとチョコレート工場のあの子だったんですね。
そして、私が昔読んで結構感動した「ソウル・サーファー」の主演もやっている…日本公開未定だけれども。
色々語りたいけれども、語ると魅力が減じる類の映画な気がするので、これでおしまい。
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