28.4.10

ホラーばっか

最近の読書記録:

Breaking Dawn
by Stephenie Meyer
読み終わりました!うーん…やっぱりそう来たか。というのが、最後まで読んだときの感想でした。全体の感想:好きではないけど、嫌いでもない→全部ぶっ通しで読めちゃう程度には面白いけれど、登場人物に共感したり、物語に入れ込めるかと問われれば、そうでもない、というところです。
ちなみに私的甘味度ランキング:
1巻 甘口100%(ぶっちぎって∞%のような気がしないでもないです)
2巻 甘口(1巻を基準として)50~65%
3巻 甘口(同)70%
4巻 甘口(同)85~90%(人によっては100%と言い切る人もいるやも)

そういえば、和訳版の方で、エドワードが「ぼく」って言ってるのを知ってびびりました。え、「オレ」じゃないの…!?可愛らしすぎるというかかっこ良くないというか!絶対オレだと思ってた!
あと主人公が「あたし」なのにもびっくり。「わたし」ってイメージだったんだけどなあ。


The Black Cat
by Edgar Allan Poe
これ、学校で出された課題だったんですが…なんとも不気味な話です。ホラーだから当たり前っちゃ当たり前ですが…。これを読んだ後に、黒猫とか、猫の鳴き声がすると、びくっとしてしまいます。しかし、トワイライト・サガのシリーズで極限までの甘味を味わった口にはぴったりでした。

Dracula
by Bram Stoker
トワイライトの元ネタが読みたくなったのと、ホラー文学の講義のレポートのため。映画やなんやかやで固定した、黒地のマントに異常に長い牙やLED的な赤い眼などのちゃちなイメージを持って読み始めました。…いやはや、ストーカーさんを随分舐めていました。ごめんなさい!
もちろん、あのドラキュラステレオタイプの本家本元ですから、犬歯が長いとか目が赤いとか伯爵だとかは、ちゃんと描写されてます。そこはまあ、ふぅん…と流したくなってしまうんですが、物語の書き方が面白いんです。
物語の初めは、主人公のジョナサン・ハーカーの日誌で始まります。でも、終始ジョナサンの主観で終わるのではなく、婚約者のミナ、その友人、その友人の求婚者1,2、その友人の本命、と様々な人の日誌や手紙、そして新聞の切り抜きなどを寄せ集めた形でストーリーが進行していきます。
最初はレポートのために読んでいたんですが、純粋に楽しくなってきました。これとトワイライトor屍鬼(by小野不由美さん)の比較でも書いてやろうかと、冗談半分に考えています。
トワイライトとの比較と言えば。(特に1巻で)エドの歯がやたらまぶしく光るのが気になってたんですが、このネタはドラキュラ由来だったんですね!

最近、自分は意外とホラー好きなんじゃないかってことに気付きました。(なんだかんだいって屍鬼とか大好きだし)このうすら寒さがたまらない…!

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