2.4.10

DAY 6

流石に疲れてきたので、ゆったり過ごす日を入れることにしました。清潔な服もなくなってきましたしね!

朝はランドリーに洗濯に行き、洗濯機&乾燥機の使い方をアテンダントのインド人おっちゃんに教えてもらいました。

洗濯機の方はよかったのですが、乾燥機が曲者でした。50pを入れて動作させるんですが、50pを「勢いよく」入れないと、ちゃんとした場所に落ちず乾燥機が動かないんだそうです。なんちゅうイギリスクオリティ。私はインド人のおっちゃんに注意される間もなくコインを優しく入れてしまい、おっちゃんに入れ直していただきました。

そして、前日に使ったホ○ロンを一緒に洗濯&乾燥させてしまい焦りました。乾燥機の中で、次第にパンパンになっていくホ○ロン。あ、明らかに何か化学反応が起きている…恐ろしかった!!(多分ギリギリで)無事でした。

帰りに寄ったスーパーでは、「テリヤキ ツナ スシロール」って商品を見つけました!見たところ、ツナマヨ入りスシロール(海苔巻とは言わない。海苔が付いてないですからね!)っぽかったです。テリヤキは…日本らしさを強調したいんだろうか。それとも本当に照り焼き味が付いているのか…??マックにはてりやきソースってありましたよね。

そうそう、約9年ぶりにイギリス行って何に驚いたって、「日本食」屋の多さ。ロンドン市内には、Bentoとか、TeriyakiとかSushiって言葉があふれています。多分、飲食店街を歩いたら、数十メートルごとに「日本食」を売っている店があるんじゃないでしょうか。どんなものを売っているのか、試してみたい気もしましたが、割高なのでやめました。特に、「Bento」って言葉はSushiの次に多く見かけたんですが、一体何を売っていたんでしょうね…。ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい!!

あ、なんかまた食い物の話に…!
でもせっかくなんで寿司に関連してもうひとつ、別な話をさせて下さい。不味かった話と美味しかった話。

イギリスでも、伝統的に鰻を食べるってご存知ですか?テムズ川とかで、獲れるらしいですよ!
でも、かば焼きなんて凝った料理はせずに、ただ、ぶつ切りにした(骨なんて食べながら取ればいい!)ものを煮た(ただの水で!)のに塩味を付けてみたり、煮たのにソースをかけて食べたりするようです。他にもいろいろあるかもしれませんが、私が味見させてもらった鰻は、その二種類の方法で調理されていました。

そう、親切な宿のオーナーさんが、鰻を朝食に出して下さったんです(ちなみに、米もいっぺん出していただきました。ワイルドライスっていう、ぱらっぱらの細長いお米です)。

煮ただけの鰻の方は、透明なゼリー状の物体に包まれていて、「…????」と思っていたら、オーナーさんが鰻から出たゼラチンだと教えてくれました。ヴィジュアルも、うわああ…って感じだったんですが、口に入れると、えも言われぬ生臭さとぬるっと感が!冷たい料理なだけに、まるで生の鰻を口に入れたような食感が…。
私的「絶対に食べてはいけないイギリス料理ランキング」のトップに躍り出ました。でも、イギリス国内でも若干マイナーな存在なので、普通に旅行してる分には口にする可能性は0に近いと思いますのでご安心ください。
あ、今調べたら、All Aboutの「美味!究極のロンドン下町B級グルメ」ってのに載ってる「鰻のゼリー寄せ」って名前で載っていました。ぜ、ぜりいがきらきらすずしげ…執筆者さんの努力の痕が見えるような気がします。

次に食ったのが先ほどのB級グルメのページで二番目に紹介されているものに限りなく近いけれどちょっと違うような気がする料理。こちらは写真撮りました!実際の緑部分はもっとフレッシュなミントグリーンで、目にまぶしかったです(笑。

こちらもヴィジュアルが微妙すぎる上に先のゼリー寄せがトラウマになっているので、ううっ死んだ!!と思いつつ、おそるおそる口に入れると…驚くくらい美味しかったです。ちなみにこちらは温めて食べます。やわらかくとろっとした鰻にパセリの香りの利いたマッシュポテトのソースが絡んで、非常に美味でした。まあ、さっきのゼリー寄せのおかげで余計に美味しく感じたのかもしれませんが…。

しかし、こんなB級「グルメ」の特集、誰が組んだんだろう。鰻料理を全種類食べた取材班の皆さま、お疲れ様でした!と言いたくなりました。

0 件のコメント: